「部屋が汚いほどコスプレがうまい！？」むかで流“リアルコスプレイヤー論”とTGSへの夢

2025.11.08 06:03

提供：ENTAME next

9月25日から28日まで、千葉・幕張メッセで世界中のゲームファンが集う大型イベント「東京ゲームショウ2025」（以下、TGS）が開催され、4日間で26万3101人が来場された。会場は最新タイトルの試遊やステージイベントで熱気に包まれ、一般公開日の27日・28日にはコスプレエリアも解放。人気作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちが会場を華やかに彩った。「ENTAME next」では当日注目を集めたコスプレイヤーに直撃インタビューを行い、撮り下ろし撮影にも応じてもらった。

今回、話を伺ったのはゲーム『ストリートファイター6』のハン・ジュリに扮していたむかでさん。約8年というキャリアを持つ彼女は男装からスタートし、今ではVtuberや格闘ゲームのキャラクターまで幅広く挑戦している。そんな彼女、2025年から来年にかけての目標を訊いてみた。

――コスプレ歴はどのくらいですか？

むかでさん　8年くらいです。仙台の「コミケ」のようなイベントに行った時、初めてレイヤーさんを見て「同じことがしたい」と思ったのがきっかけでした。元々は『進撃の巨人』のコスプレを主にやっていましたね。

――長く続けられた秘訣はなんでしょう。

むかでさん　連載が終わった時に「一区切りかな」と思ったんですけどね。そのあとにVtuberにハマったんです（笑）。そこからまた再開して、気づいたら今も続けています。推しが変わっても、コスプレをやりたい気持ちは変わらないんですよね。

――コスプレをしていて「やっていて良かった」と感じた瞬間はありますか？

むかでさん　推しVTuberが出演しているラジオの公開収録で、ステージ登壇させて貰ったことです。「まさか私が！？」という気持ちで、本当に嬉しかったですね。

――現在はお仕事としても活動を？

むかでさん　本業がウィッグのスタイリストではあるのですが、コスプレや被写体のお仕事もさせていただいています。「大変じゃないか」と言われることもあるんですが、やっぱり楽しいの方が勝ちますね。

――では、今日のこだわりポイントを教えてください。

むかでさん　ウィッグですね。前に使っていたものが気に入らなくて、急遽一からセットし直したんです。妥協できない性格なんでホテルで5時間かけて作りました（笑）。

――今年やり残したことはありますか？