「30歳までに死のう」絶望から彫り師へ、SNSで大バズり“美人彫り師”の現在と過去に迫る
ABEMAオリジナルのバラエティ番組『ダマってられない女たち season2』#9が、10月31日(金)22時より放送された。番組では、SNSで注目を集める“美人彫り師”に密着。彫り師になったきっかけや波乱万丈な過去に迫った。
SNSで話題の彫り師・てんてんさん。自身が手がけたタトゥーを紹介する動画が600万回再生を突破し、フォロワー数は2万人を超える。動画がきっかけで200件を超える依頼が寄せられ、今では予約が絶えない人気彫り師となった。和彫りを得意とし、海外や女性客からの支持も厚いという。
自身も胸やお尻など全身にタトゥーが入っており、「一番痛かったのは手の甲」と話す。何度も色を重ねるため「回を重ねるごとに痛い」と明かした。
そんなてんてんさんの癒しの時間は、仕事終わりのサウナ。以前は大衆サウナを利用していたが、タトゥーが珍しいからか「おばあちゃんたちに触られる」と苦笑い。今は個室サウナで静かに疲れを癒しているという。
シングルマザーの家庭で育ったてんてんさんは、幼少期から祖母にかわいがられた“おばあちゃん子”。しかし中学生の頃、悪い先輩たちとつるむようになり、学校に行かなくなってしまった。先輩に憧れて入れた初めてのタトゥーは、割りばしに安全ピンや針をくくりつけ、墨汁で刺す自彫りスタイルだったという。
そして20歳の頃、最愛の祖母が自殺で他界。心に大きな喪失を抱えたてんてんさんは、生きる意味を見失ってしまう。「30歳までに死のう」と決意し、それまでは「なるべく自分にお金をかけよう」と、タトゥーを増やしていった。
タトゥーを増やすことで何とか生きる活力を保っていたが、心身からはSOSが。喪失感から感情を失い、タトゥーを彫っても痛みを感じなかったという。乳輪までタトゥーを入れた際には、彫り師から「マネキンを彫っているみたい」と言われたと語る。
そんなある日、通い慣れたタトゥースタジオで転機が訪れる。店長から「ちょっと彫ってみろ」と言われ、弟子の身体にタトゥーを入れることに。戸惑いながらも初めて人にタトゥーを彫り「こんなに人に彫るのって彫りにくいんだ」と思ったと話す。
それでも店長からは「できてるよ!」と褒められ、それをきっかけに「彫り師になりたい」と思うように。「初めてできたやりたいことだった」と笑顔を見せた。
店長も当時を振り返り、「てんてん自体が空っぽだった」「仕事はマメだし真面目。周りに悪い大人しかいなかったんだろうね」と語る。
彫り師という仕事に出会い、自身が救われたからこそ、「最高の作品を彫りたい」と話すてんてんさん。「私が彫ることで、生きる活力、生きる希望になってほしい」と、目を輝かせていた。
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