毎年ニュースになっているのに… 「ハロウィン」の仮装経験者はわずか2割
ハロウィンの定番といえば仮装のはずなのだが、やったことのある人は…。
10月の一大イベントといえばハロウィン。街中が華やかな装飾に包まれるこの時期だが、実際に仮装を楽しむ人は少ないのが現実のようだ。
約2割「ハロウィンに仮装」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女724名を対象に調査を実施したところ、「ハロウィンに仮装をした経験がある」と回答した人は19.9％だった。
全体の2割弱にとどまり、実際に仮装を体験した人は少数派だといえる。SNSなどでは盛り上がりを見せているものの、多くの人にとっては見る側として楽しむイベントなのかもしれない。
若い世代で仮装が定着
性年代別では、やはり若い世代で多くなっている。
若い世代を中心に、ハロウィン文化が根付いていることがわかる。自分の仮装を撮影して、SNSにアップするまでが楽しみなのかもしれない。
大学生のときに仮装を
仮装した経験がある20代女性は、「友達と一緒に初めてハロウィンイベントに参加したのは、大学生の頃でしたね。最初は少し恥ずかしかったのですが、みんなで衣装を考えメイクする時間がすごく楽しかったのを覚えています。ハロウィンは、非日常な空気を味わえるのが魅力ですね」と当時を振り返る。
今はがっつりとした仮装はしないが、「社会人になってからは、仮装する機会も減りましたね。それでも会社での髪飾りをハロウィンらしいものにするなどして、ひっそりと楽しんでいます。さすがに会社で、しっかりとした仮装はできませんからね」と自分らしくハロウィンを楽しんでいるようだ。
仮装する勇気がない
仮装は恥ずかしいと考える30代男性は、「ハロウィンは楽しそうだなとは思いますが、仮装をする勇気はありませんね。人前に出るのが苦手なので、どちらかといえば見て楽しむ側です。街の装飾や子供たちの仮装を見ているだけで、十分季節を感じられますね」と話す。
続けて、「仮装して外に出るのは、かなりハードルが高いです。混雑も苦手ですし最近は大人のマナーが問題視されることもあるので、距離を置いています。家でパンプキンのスイーツを食べるなど、静かに楽しむハロウィンのほうが自分には合っている気がするんです」とも話していた。
ハロウィンの時期になると、繁華街に集まる仮装した人がニュースなどに映る。しかし実際には、仮装する人は一部のようだ。
（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2025年10月14日～2025年10月17日 調査対象：全国10代～60代の男女724名
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