

「お母さんが『何がダメなの?』と言ってくれた」ゆきぽよが語る、ギャルを貫く強さのルーツ
ギャル雑誌『egg』の読者モデルでキャリアをスタートさせて、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)の出演でブレイク。以降、テレビのバラエティ番組に多数出演して人気を獲得するも、一時期は苦渋をなめたゆきぽよ。現在配信中のYouTubeバラエティ番組『私たちのトリセツ』でMCを務める彼女に激動のキャリアを振り返ってもらった。(前後編の前編)
――『私たちのトリセツ』で一緒にMCを務めているシュウペイ(ぺこぱ)さんとは、これまでもお仕事はされていたんですか?
ゆきぽよ 何度も一緒にお仕事したことがありますし、ごはんに行ったらばったり会うこともあって、距離感が近いから、MCも楽しくやれています。もともとシュウペイちゃんはギャル男だから、先輩は先輩なんですけど通じるものがあるんです。ギャルの扱いにも慣れているし、ギャルの気分の上げ方も知っているから、友達みたいな感覚で私のことを全肯定してくれて。シュウペイちゃんが場を回しているのも新鮮だし、横にいてくれると安心感もありますね。
――『私たちのトリセツ』は、映像を通して様々な女性の生き様に触れ、自身の価値観と照らし合わせながら、“トリセツ”について飾らない言葉で語り合うというコンセプトの番組です。そこで今回は、ゆきぽよさんの生き様についてお聞きしたいと思います。まずはギャルになったきっかけから教えてください。
ゆきぽよ 近所のギャルのお姉さんに憧れたのがきっかけです。当時、私は小学2、3年生だったので、そこまで記憶には残っていないんですが、ギャルの間ではローライズを穿いて見せパンするのが流行っていた時代でした。もうヤマンバギャルは絶滅危惧種でしたね。
――ギャルのどういうところに惹かれたのでしょうか。
ゆきぽよ 最初は完全に見た目です。純粋にかわいいところに惹かれて、そのお姉さんにメイクを教えてもらって。「この雑誌を読むといいよ」と言われて、『Popteen』『egg』『Ranzuki』を読むようになって、毎月のお小遣い全部雑誌に使っていました。今でも覚えているのが、初めて買った『Popteen』は小森純さんが結婚するときの号でした。そこからギャルについて勉強していきました。
――同級生に同じようなギャルはいたんですか?
ゆきぽよ まだ小学生だったので一人もいなかったです。学校でルーズソックスを履いているのも私だけだったし、金髪にしてツインテールにして、ピンクのシュシュを付けているのも私だけでした。
――学校で止められなかったんですか?
ゆきぽよ 止められなかったです。先生に怒られたこともあったんですが、お母さんが「何がダメなの?」と言いに行ってくれました。お母さんは見た目やおしゃれに関してはやりたいことをやらせてくれました。
――昔から目立つのがお好きだったんですね。
ゆきぽよ そうですね。ただ格好とかで目立つのは好きでしたが、授業で手を挙げるみたいなことは恥ずかしくてできなかったです。
――ギャルの友達が増えたのはいつぐらいですか。
ゆきぽよ 中学生になって一気に増えました。いろんな小学校から、いろんな子が集まるから、私と同じく小学生の頃からギャルになりたかった子たちと仲良くなって、みんなで本格的なギャルデビューをしました。
――ギャルになる子の傾向はありましたか?
ゆきぽよ お母さんがめっちゃギャルだったという子が多かったですね。あとは家庭環境が複雑な子が多くて、そういう子たちはお兄ちゃんやお姉ちゃんの影響で、女の子はギャルに、男の子はヤンキーになるパターンが多くて、自然と見た目が似ている子たちが集まるんです。ただ、みんな明るかったですね。
――中学生の頃から芸能界への憧れはあったのでしょうか。
ゆきぽよ 当時は「横浜で一番かわいいギャルになりたい」と思っていました。でも横浜って広いし、かわいい子もいっぱいいる。どうすれば、そうなれるか考えたときに、『egg』に載れば、横浜で一番かわいい認定されるって閃いたんです。というのも一人だけ雑誌に出た先輩がいたんですが、ほんの小さな枠にコメントが数行載っているだけで神のように崇められていて。これは雑誌に出れば勝ちだと思って、egg専属モデルのオーディションに応募したら受かっちゃったみたいな。
――egg専属モデルになる前から、多少は横浜で名が知られた存在だったんですか?
ゆきぽよ 自分で言うのも恥ずかしいんですが……。当時は「前略プロフィール」が流行っていて、そこで「この子かわいいね」と書かれることはありましたが、ほとんど知名度はなかったです。でもegg専属モデルになって、その学年では横浜で一番かわいいギャルになれたと思うんですよ。というか、そもそも私以外は横浜で一番かわいいギャルになりたいと思っていなかったし(笑)。
――ギャルの世界、特に雑誌モデルは上下関係がはっきりしていますよね。
ゆきぽよ そうなんです。正直たくさん苦しめられました。まずegg専属モデルとしてデビューして僅か3ヶ月後に、『egg』プロデュースのカラコンを作ることになって、確か6人ぐらいいたメンバーに選ばれちゃったんです。それで先輩が焦りもあったのか、誰よりも怒っちゃって。たとえばロケ車に乗る順番があるんですけど、私は一番後輩だし邪魔になっちゃいけないと思って、一番奥に座ったんです。良かれと思ってやったんですが、それが逆だったみたいで。その席の下に、カメラマンさんの脚立が置いてあったんですが、その先輩が脚立で私の足を突いてくるんです。すごく痛かったんですけど、何が悪いのか分からなくて……。
――先輩はルールを教えてくれないんですか?
ゆきぽよ 誰も教えてくれなくて、編集部の人に「私、脚立で突かれるんですけど、どうしてですか?」と聞いたら、「一番下の後輩は、一番後ろの列の真ん中に座らなきゃダメだよ」と教えてくれました。実際、その通りにしたらロケ車では怒られなくなりました。
YouTubeバラエティ番組『私たちのトリセツ』毎週月曜18時~放送中放送URL:https://www.youtube.com/channel/UCYUWJVPcY1vxNk1FrEH0Kwg出演者:メインMC ゆきぽよ・シュウペイ(ぺこぱ)※配信日程・内容・配信形態は変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
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