

大沢たかお『沈黙の艦隊』が好発進、新潮流「主演&プロデューサー兼任」の最大利点
9月26日に公開された映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が、全国映画動員ランキングで初登場3位を記録した。
原作はかわぐちかいじの人気漫画で、1988年から1996年まで「モーニング」で連載された長編作品である。核搭載潜水艦「やまと」が独立国を宣言するという衝撃的な設定は、当時から大きな議論を呼んだ。
映画シリーズ第2弾となる本作では、北極海を舞台に「やまと」とアメリカの最新鋭潜水艦の攻防が描かれ、戦闘のスリルだけでなく、国際政治やジャーナリズムも絡み合い、エンターテインメントでありながら社会性を帯びた作品となっている。主演の大沢たかおがプロデューサーとして作品に深く関わっていることにも注目が集まった。
「大沢は艦長・海江田四郎というカリスマ的な役柄を演じる一方で、企画段階から製作に加わり、作品の基盤作りに尽力しています。かわぐち氏への企画プレゼンや防衛省との交渉なども大沢が行ったといい、特に防衛省から撮影協力を得るという重大なプロセスでは、彼の人脈と熱意が大きな後押しとなったといいます。前作で共演した玉木宏は『声だけのシーンにも現場に足を運び、芝居を支えてくれた』とインタビューで語っており、大沢の姿勢を高く評価しています」(映画ライター)
こうした俳優の製作参加は、近年の新潮流となっている。たとえば、佐藤健はNetflixドラマ『グラスハート』で主演・共同プロデューサーを務め、自ら企画を持ち込み原作者と交渉するなど、作品実現の中心を担った。賀来賢人も『忍びの家 House of Ninjas』で主演・原案・共同プロデューサーを兼務し、脚本段階から参画。他にも山田孝之や松田翔太、斎藤工らも作品のプロデュース業に関わり、それぞれの個性を作品に反映させてきた。
俳優がプロデューサーを兼任する効果について、ドラマ関係者はこう語る。
「俳優が製作側に立つことで、キャスティングが迅速になる、作品の世界観がぶれない、観客に対する説得力が増すなど、多様な効果が生まれます。特に大規模な企画では、主演俳優が製作陣に加わることで出資者への安心材料となり、リスク軽減につながる側面もある。その点で、大沢が『沈黙の艦隊』に込めた熱意と行動力は、原作ファンや出資者にとっても大きな後押しとなったはずです」
俳優が活躍する場を広げていくことで、日本の映画やドラマを世界へと発信する原動力になっていきそうだ。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
蛯原友里、誕生日迎え家族ショット公開「明るい家庭」「微笑ましい瞬間」の声モデルプレス
-
「いもうと!」本田真凜、妹・望結との“密着”ショットを投稿「二人とも超可愛い」「美人姉妹」ENTAME next
-
越智ゆらの、ミニスカ×ニーハイで美脚際立つ「脚綺麗すぎ」「何頭身?」の声モデルプレス
-
本田真凜(24)、“10kg減”が話題の妹・本田望結(21)との2ショット公開 「尊い!!」「えっ?望結痩せたね~!」など様々な反響ABEMA TIMES
-
体の大きな人をレンタル「デブカリ」とは?「デブ業界を牛耳る」と語る女性の生き様に迫るENTAME next
-
日向坂46五期生の撮り下ろしグラビア、ラストを飾るのは18歳・大野愛実ENTAME next
-
杉浦太陽、次女・夢空ちゃんの笑顔ショット公開「希空の生後2カ月の頃にそっくり」ENTAME next
-
伊織いお、今まで着たことないHOT LIMIT風衣装で週刊プレイボーイ掲載! 「すごいデザインでしたが、似合っちゃいました笑」WWS channel
-
森咲智美、清潔感あふれるミニ丈スポーティコーデでファン魅了!WWS channel