

伊集院光、甲子園の“新ルール”を酷評 現地観戦で不快感「僕からすると最悪の試合」
伊集院光、夏の高校野球で球児の負担を顧みない運営判断を猛批判。「僕からすると最悪の試合」と憤った。

11日深夜放送のラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に、タレントの伊集院光がメインパーソナリティとして出演。夏の全国高校野球で、今大会から導入された新ルールを巡る運営の対応に苦言を呈した。
新たに導入されたルール
放送で伊集院は「金曜日に名古屋から甲子園に向かって夕方の部を見たんだけど、これがね、甲子園好きな人には『うわ、あの試合見たんだ!?』っていう。最後の試合がとんでもないことになるんだけど、それを見たのね」と、8日に行われた高知中央(高知)対綾羽(滋賀)の一戦について語る。
「酷暑対策で、色んなことをやってんのよ。朝の部と夕方の部に分けるとか、普通は試合が長引いたらタイブレイクっていって、サッカーでいうPK戦に似てるのかな。点の入りやすい状況で試合を始めますよ、同点のうちは延長続きますよっていう。その中で今回からできたルールが、22時を超えちゃったら新しいイニングに入らないで試合を一旦止めて、細かいことは書いてないんだけど、1、2日後くらいに続きをやりますっていう」と、試合が長引いた際に発生する「継続試合」について解説する。
急かされる選手たちに違和感
現地観戦した高知中央対綾羽は、ゲリラ豪雨の影響でプレイボールが遅まり20時ごろにようやく試合開始に。前述の「22時試合打ち切り」が現実味を帯びるなか、高知中央の先発投手・堅田らは快投を続けた。
「この試合が僕から言うと最悪の試合だったなって思うんだけど、途中から審判の巻きがすごい。要するに、タイムかけたらすぐ『タイムはもういいでしょ?』みたいな。マウンドに行ったら『もう戻って戻って』だし、もう6回以降くらいは投球練習もまともにできない、イニングの間に投球練習をやるんだけど、攻撃が終わったらピッチャーはマウンドに行ってくれ、キャッチャーはホームベースについてとっとと始めてくださいっつって、イニング間が1分ないんだよ?」と、強引に試合の進行を早めようとする運営への不快感を語った。
ついに試合時間はリミットに達し...
そんな試合進行について「僕にとっての野球の醍醐味は、特に高校野球はメンタルのものだから。『今どうしたい、みんなでどうしよう』っていうことや、心の落ち着け方が高校野球の勝敗にかなりのパーセンテージを占めてると僕は思うんだけど、とにかく見てらんないくらい巻きが入る。これは俺の中では野球じゃないと思うくらい」と気持ちを語る伊集院。
その後、高知中央は堅田から肘の調子が思わしくないエース・松浦に続く継投策をとったが時刻はリミットである22時を過ぎてしまい...。
「継続試合」判断はされず延長戦に
「ああ、これ史上初の継続試合になるんだ。だけど、松浦君はもう限界だから、将来ある身なんだからとか思いながら見てるんだけど、突然、そこまで何にも言ってないのに、『やっぱり延長戦やります』って(運営側が)言うの。それも理由がよくわからない」と、不満を口にする。
結局、事前に公表されていた継続試合にはならず、延長戦が終わったのは甲子園大会史上で最も遅い記録となる22時46分。
現場判断で延長戦になったことについて「そこまでに何の説明もないし、あの急かし方を考えたら『絶対お前途中で決めてるよねこれ』っていう。君らが作ったルールで、しかもスポーツで途中でルールが変わるなんて。こんなことはあっちゃダメだよ」と批判する伊集院だった。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)
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