「ロッキング・オン・グループ」代表・渋谷陽一さん死去 74歳 「rockin’on」「ROCKIN’ON JAPAN」など創刊
2025.07.22 14:35
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ロッキング・オン・グループの代表・渋谷陽一さんが、14日に亡くなったことがわかった。74歳だった。
ロッキング・オン・グループ代表、死去
ロッキング・オン・グループの公式サイトは22日「ロッキング・オン・グループ代表 渋谷陽一逝去のお知らせ」とし、「渋谷陽一は、7月14日(月)に永眠いたしました。ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。「渋谷は2023年11月に脳出血を発症し、緊急入院いたしました。手術後は療養を続けながらリハビリに取り組んでおりましたが、今年に入り誤嚥性肺炎を併発、74年の生涯を終えました」と伝えた。また「1972年に20歳で『rockin’on』を創刊した渋谷は、音楽評論家・編集者・ラジオDJ・フェスプロデューサーとして多方面にわたり活動してまいりました」とし、経歴を紹介。「渋谷の活動を応援してくださった読者・参加者・各関係者の皆様に深く感謝申し上げます」と伝え、「なお、葬儀は故人の意向により、近親者のみで執り行いました。誠に恐れ入りますが、御香典・御供花・御供物・御弔電につきましては辞退申し上げますことをご了承ください」と呼びかけている。
渋谷さんは19歳でミュージックライフ誌にて音楽評論家デビューし、洋楽ロック批評・投稿誌「rockin’on」や邦楽ロック批評誌「ROCKIN’ON JAPAN」、カルチャー誌「CUT」などを創刊。音楽評論家・編集者・ラジオDJ・フェスプロデューサーとして多方面にわたり活動し、大型ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」をプロデューサーとして初開催、全国初となる冬の年越し屋内フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN」をプロデューサーとして初開催したことでも注目を集めた。(modelpress編集部)
発表全文
ロッキング・オン・グループ代表 渋谷陽一逝去のお知らせロッキング・オン・グループ(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)代表取締役会長渋谷陽一は、7月14日(月)に永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
渋谷は2023年11月に脳出血を発症し、緊急入院いたしました。手術後は療養を続けながらリハビリに取り組んでおりましたが、今年に入り誤嚥性肺炎を併発、74年の生涯を終えました。
1972年に20歳で『rockin’on』を創刊した渋谷は、音楽評論家・編集者・ラジオDJ・フェスプロデューサーとして多方面にわたり活動してまいりました。渋谷の活動を応援してくださった読者・参加者・各関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
なお、葬儀は故人の意向により、近親者のみで執り行いました。
誠に恐れ入りますが、御香典・御供花・御供物・御弔電につきましては辞退申し上げますことをご了承ください。
2025年7月22日
ロッキング・オン・グループ
【渋谷陽一 経歴】
1951年 6月9日、東京都新宿区に生まれる
1971年 19歳でミュージックライフ誌にて音楽評論家デビュー。グランド・ファンク・レイルロードのレコード評で、タイトルは「枯れたロック界に水をまく放水車G.F.R.『サバイバル』について」
1972年 20歳で個人事業として洋楽ロック批評・投稿誌「rockin’on」創刊
1973年 NHK第1「若いこだま」でラジオDJデビュー。その後NHK-FM「ヤングジョッキー」「サウンドストリート」「ワールドロックナウ」など、50年以上にわたりラジオDJを務める
1985年 テレビ朝日系列「ショウビズTODAY」でテレビ番組構成者キャリアをスタート
1986年 邦楽ロック批評誌「ROCKIN’ON JAPAN」創刊
1989年 カルチャー誌「CUT」創刊
1994年 第二の邦楽誌「季刊渋谷陽一 BRIDGE」創刊
1994年 サブカルチャー誌「H」創刊
1998年 テレビ東京系列「JAPAN COUNTDOWN」放送開始
1999年 総合誌「SIGHT」創刊
2000年 大型ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」をプロデューサーとして初開催
2003年 全国初となる冬の年越し屋内フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN」をプロデューサーとして初開催
2007年 音楽情報サイト「RO69(現rockin’on.com)」オープン
2010年 第3の大型ロックフェスティバル「JAPAN JAM」をプロデューサーとして初開催
2012年 坂本龍一をオーガナイザーとして脱原発フェス「NO NUKES」を初開催
2014年 美術誌「SIGHT ART」創刊
2022年 原作・脚本・製作総指揮を務めたIP(映像・キャラクター開発)事業「ラプソディ」スタート
2025年 7月14日、逝去。享年74歳
【Not Sponsored 記事】
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