

医者おすすめのカップ麺、『どん兵衛』一択と判明 まさかの理由に「知らなかった…」と驚きの声
医者がオススメするカップ麺として、日清食品の『どん兵衛』が話題。予想外な理由に「知らなかった」「食べたくなった」など、驚きの声が上がっている。

いわゆるカップ麺が「健康に悪い」と揶揄されていたのは過去の話。現代では「低カロリー」「高たんぱく」「塩分ひかえめ」といった具合に、健康志向のカップ麺が数多く存在する。
そんな中、X上では医師が勧めるカップ麺として、『日清のどん兵衛』が大きな話題となっているのをご存知だろうか。
心療内科医は「どん兵衛一択」
ことの発端は、Xユーザー「自衛隊医官だった人」さんが投稿したポスト。
「医者の教える健康法より、医者が勧めるカップラーメンのほうが信憑性ある。医者それぞれカップラーメンには一家言もってる」と綴られた投稿を受け、多くの医療従事者アカウントがイチオシのカップ麺の銘柄を紹介していた。
中でも大きな反響があったのは、心療内科医・あもうさんによる引用リポストである。
「どん兵衛一択」と即答したあもうさんは、続く文章で「お湯を入れた直後に緊急で呼ばれて、這々の体で2時間後に戻ってきたとしても、汁はないけど美味しいと思えるのはどん兵衛です」と、その理由を説明していたのだ。
「知らなかった...」と驚きの声
「医者が勧めるカップラーメン」というお題から、「健康に良いカップ麺」を連想した人が多いだろう。そんな中、斜め上の理由から青天の霹靂のように現れた『どん兵衛』の強みは「知らなかった...」と、多くのネットユーザーに衝撃を与えている。
前出のあもうさんのポストは、投稿から数日足らずで1万件近いリポストを記録し、Xユーザーからは「お医者さん、いつもお疲れ様です!」「理由が...本当にいつもありがとうございます」「切実すぎる理由」など、医療関係者への労いの声が多数寄せられた。
また、「『どん兵衛』って一度1時間くらい放置してたことあったけど、生麺っぽくなってて美味しかったから多分本当に美味しいと思う」「『どん兵衛』のうどん、伸びても別の美味さがあるから好き」といった具合に、「『どん兵衛』はのびても美味しい」という意見に同調する勢力の意見も確認できている。
そこで今回は、『どん兵衛』の秘密を探るべく、日清食品に詳しい話を聞いてみることに。その結果、衝撃の事実が多数明らかになったのだ...。
「子育て中も助かった」
https://twitter.com/QjadtncbKrPf3Ed/status/1940370539740356942
話題のポスト投稿主・あもうさんは『どん兵衛』の魅力について「おあげも、うどんも優しい味なので、食べた後も胃もたれせずに次の作業に移れます。のびても美味しいという点は、子育て中も助かりました」と、語る。
続けて、「心療内科に限らず、医療職は呼ばれたらすぐに駆けつけなければいけない場面もあるので、食事中に呼ばれたり、短時間でとらなければいけないケースもあります」と、医療現場の過酷さについて説明。
これらを踏まえ、「日清さんの開発努力のおかげで、美味しく食べております。ありがとうございます」と、感謝していた。医療従事者だけでなく、「忙しい全ての人」に優しい食べ物であることが感じられる。
過去には「10分どん兵衛」話題に
『どん兵衛』がのびても美味しい理由について、日清食品の担当者は「2010年から採用している独自の『3層太ストレート製法』にあります」と回答。
「『どん兵衛』の1本1本の麺は3層構造になっており、上下の1層目と3層目はつるっとした口当たりを、中心の2層目はコシが出るように設計されています。そのため、時間が経っても2層目のコシをキープしたまま、1層目と3層目にはさらにつゆが絡まってツルツル感が増すことから、美味しく食べて頂けます」と、その仕組みについて説明してくれた。
じつは、『どん兵衛』が「のびても美味しい」と話題になったのは、今回が初めてではない。
過去にも、お笑い芸人・マキタスポーツが「『どん兵衛』は10分待って食べるのが美味い」とラジオ番組で発言したことがSNSで大きな話題となっている。
これを受け、そうした事実を知らなかった『どん兵衛』担当者が、話題に乗っかる形で誕生したのが、いわゆる「10分どん兵衛」である。
当時の様子について、日清食品の担当者は「ウェブサイトで『日清食品は10分どん兵衛のことを知りませんでした』と謝罪し、マキタスポーツさんとブランドマネージャーの対談を行ないました」と振り返っており、ノリノリな対応の中にも、自社製品に対する真摯な姿勢が窺える。
そんな「10分どん兵衛」の魅力については、「麺が通常より柔らかくなることで、今話題の『博多うどん』のような食感を楽しめる点です。また、おあげにつゆが染み渡り、口の中にじゅわっと美味しさが広がります」と、力説していた。
日清食品は「大変嬉しい」と笑顔

そんな『日清のどん兵衛』が誕生したのは、今から約半世紀前の1976年(昭和51年)のこと。
その詳細について、日清食品は「業界初となるどんぶり型の容器を採用したほか、歴史的にうどんやそばのつゆは東西で味の嗜好に違いがあったことから、全国販売のカップ麺としては初めて、東西でつゆの味を分けて販売しました」と説明しており、革新的な商品であったことが窺える。
その後も「東西」で異なる味付けをこだわり抜き、2024年には遂に、麺・つゆ・具材・七味の全てを東西で分ける「ぜんぶ東西分け」を実現させたのだ。
担当者は「このように『どん兵衛』は発売当時より品質に強いこだわりを持ち、今日に至るまで様々な改良を続けています」と、自負する。
「10分どん兵衛」を凌駕する「2時間どん兵衛」が話題となった件について、日清食品は「今回SNSで話題になったことにより、改めて多くの方々に“普段とは一味違う『どん兵衛』の美味しさ”に気づいて頂けたことを大変嬉しく思います」と、笑顔を見せる。
続けて、「これからも魅力的な新商品や、『10分どん兵衛』を超える新しい食べ方をご提案していきたいと思います。私たちも見つけられていない『どん兵衛』の“美味しさ”がたくさんあると思いますので、皆さんのオリジナルな食べ方があれば、ぜひ教えてください」と呼びかけていた。
まるで宇宙のように、無限の楽しみ方が存在する『どん兵衛』。我々人類は、ようやくその麓に立ったばかりなのかもしれない。

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執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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