

ザンビアで教育支援に従事したミス・ユニバース静岡代表・藤田早葵さん「教育の力で人生を変えられることを世界に発信したい」
世界的ミスコンテスト『ミス・ユニバース』の日本代表選出大会『ミス・ユニバース・ジャパン』の2025年度の大会が16日、渋谷区文化総合センター 大和田・さくらホールにて開催される。開催に先駆け、各地区予選代表のインタビューが到着。ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー静岡代表・藤田早葵さんに、日本大会にかける思い、そして意気込みを聞いた。
■ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー静岡代表
藤田早葵(ふじた さき)
職業:大学生
生年月日:2003年10月24日 21歳
出身地:静岡県
身長:171cm
趣味:筋トレ・ボードゲーム・世界を旅すること(51カ国訪問)・舞台芸術鑑賞(ミュージカル・ダンス)
特技:ダンス全般(ジャズ、タップ、バレエ、フラメンコ、社交ダンス)・ピアノ・平家物語暗唱
――セミファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
正直、驚きと喜びが入り混じった感情で、しばらく実感が湧きませんでした。でも、ふとザンビアで出会った子どもたちの笑顔が思い浮かびました。水も電気も不安定な中でも、「将来は先生になりたい」「医者になって村の人を助けたい」と語ってくれた彼らに、私は心から希望をもらいました。私にとってこの挑戦は、自分の夢を叶えるだけでなく、誰かの夢に光を灯す第一歩です。「どんな状況でも、希望は生まれる」ことを、自分の言葉と行動で伝えたいと思っています。
――あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由も)
「極限でも前進できる人」です。ザンビアでは水も電気も6時間しか使えず、衛生環境も整っていない中、仲間のスイス人3名は精神的に限界を迎えていました。私は井戸水で身体を洗い、土の上で眠る現地の暮らしに自ら飛び込みました。そこで信頼を得たことで、協力が生まれ、最終的にはクラウドファンディングで水タンクや図書館まで作ることができました。困難から逃げず、飛び込んで、道を切り拓いていく行動力。それが私を一言で表す姿です。
――小さい頃のあなたはどんな子でしたか?
何でも「なぜ?」と問いかける、ものすごくエネルギッシュで好奇心旺盛な子でした。興味を持ったことには夢中になり、小学生の頃には世界の国々の文化や歴史を調べ、自分だけの図鑑を作って楽しんでいました。また、自然が大好きで、山の中で筍を掘ったり猪と追いかけっこをしたりしていました。それと同時に、「自分でやらないと気がすまない」性格でもありました。竹馬に乗れるまで夜遅くまで外で練習したり、家の鍵を開けられるようになるまで何時間も鍵と格闘したり。小さな体に、大きな情熱と探究心が詰まっていたように思います。どこにいても中心にいて、大胆で目立つことも多く、家の真っ白なカーペットに青い絵の具で思い切り絵を描いたり、キッチンのシンクで泳いだりと、家族をよく驚かせていました。1歳から始めたスイミングでは、他の子がためらう中、笑顔でプールに飛び込み、水の中に潜るのが大好きな子どもでした。また、3歳からはジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ピアノを始め、16年間続けました。ステージの上で自分を表現する喜びと、日々の練習を通じて努力する習慣を身につけたことは、今の私の土台になっています。そんな「世界と自分をもっと知りたい!」という好奇心が、今では51カ国を旅する行動力につながっています。
――あなたのチャームポイントを教えて下さい
私のチャームポイントは、エネルギッシュで天真爛漫なところです。初対面の方からも「元気をもらえる」「話すと自然と笑顔になれる」と言っていただくことが多く、自分の存在そのものが周囲にポジティブな影響を与えられることを大切にしています。そのエネルギーと明るさは、ダンスの試合でも発揮され、表現力や第一印象で高評価をいただくことができました。また、渉外リーダーとして多様な立場の方々と関係構築を進める中でも、相手の懐に自然と飛び込む素直さと明るさで信頼を得てきました。舞台やチーム活動、国際交流の現場でも「あなたがいると場の雰囲気が明るくなる」と言われることが多く、その無邪気さと行動力のバランスこそが、私の最大の魅力だと感じています。
――今までで1番頑張ったことを教えて下さい
ダンスで全国大会準優勝を果たしたことです。目標を「勝つこと」に定めてから、まず筋肉量を分析し、必要な部位を特定した上でトレーニングを3倍に増やし、6キロ減量しました。技術面では世界大会経験者に師事し、基本から徹底的に学び直しました。さらに、第一印象を高めるために売り子のアルバイトをして、笑顔と表現力を鍛えました。結果、団体としても個人としても表彰され、努力が報われた瞬間でした。
――憧れている(目標にしている)人を教えて下さい
私は、Malala Yousafzaiさんに強く憧れています。命の危険に晒されながらも「女の子にも教育を受ける権利がある」と声を上げ続け、その行動が世界を動かしたからです。私自身も、ザンビアで教育を受けられない子どもたちと出会い、「生まれた場所で人生が決まってしまう」現実に直面しました。Malalaさんのように、社会の不条理に対して「声」と「行動」で立ち向かえる女性でありたいと願い、日々挑戦を続けています。
――あなたにとってオピニオンリーダーとはどのような人物でしょうか
私にとってオピニオンリーダーとは、「痛みに共鳴し、希望を創り出せる人」です。単に発信力があるだけではなく、社会の矛盾や少数派の声に丁寧に耳を傾け、課題の本質を見極め、行動によって新たな価値観や未来を提示できる人物だと思います。高校時代、私は生徒会長として、120年の伝統ある女子校にジェンダーレス制服の導入を提案しました。多様性が尊重されていない現状に違和感を覚え、スカートだけの制服に疑問を持つ同級生の声を拾い上げたのがきっかけです。初めは理事長に一蹴されましたが、1年間かけて全校アンケートを実施し、他校の先行事例を調査し、粘り強く説明を重ねました。結果、スカートとスラックスの選択制が正式に制度化され、校内に「一人ひとりが尊重される」文化を根づかせる一歩となりました。この経験から、リーダーとはただ先頭に立つのではなく、「誰かの声を形にする存在」であると強く感じました。私自身も、行動に裏打ちされた言葉で社会に希望を届けられるオピニオンリーダーでありたいと、今も心に刻んでいます。
――今世界中で起きているどの問題に関心がありますか
私は教育格差、とくに「初等教育における機会の不平等」に強い関心を持っています。ザンビアでは、教科書が1クラスに1冊しかない学校も多く、女子は月経を理由に退学を余儀なくされる現実もあります。このような教育格差は、未来の格差に直結します。一方で、学ぶ意欲を持つ子どもたちは非常に多く、支援次第で人生は大きく変わると信じています。だからこそ、私は将来、教育へのアクセスを支える社会システムを作りたいと考えています。
――あなたがミス・ユニバースになったら何をしたいですか?
私は、教育の力で人生を変えられることを世界に発信したいです。言葉だけでなく、具体的なプロジェクトを通じて、途上国の子どもたちに教育を届ける活動をしたいと考えています。また、日本国内でも「声を上げること」や「自分らしく生きること」に躊躇する若者が多いと感じています。私が背中を見せることで、「自分にもできるかもしれない」と思ってもらえる存在になりたい。私にとってミスユニバースとは、自分の夢を叶えるだけでなく、誰かの夢を後押しする存在です。
――将来の夢、今後について教えて下さい
将来は、教育格差の是正に取り組む国際的な社会起業家として活動したいです。どんな環境に生まれても、すべての子どもが学ぶ機会を得られる社会をつくることが私の使命です。現在は、慶應義塾大学の法学部で、制度設計や社会のルールが人々の人生にどう影響するかを学んでいます。法律の知識は、支援の仕組みを制度的に整え、より多くの人に恩恵が届く形にするために不可欠だと感じています。また、私はKeio Women in Businessという、日本初の女性の社会進出を支援する学生団体で渉外リーダーを務めました。ブルームバーグやASEAN、トップ企業との連携を自ら推進し、登壇者交渉からSNS広報までを一貫して担当しました。多様な立場の人と信頼関係を築き、協働する力を培うことができました。将来的には、自らの基金を設立し、世界中の「学びたい」と願う子どもたちの未来を支える仕組みを構築したいと考えています。一過性の支援ではなく、法と事業の両輪で、持続可能な教育支援モデルを創ることが、私の夢です。
――ミス・ユニバース日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください
私はこの挑戦を、「可能性を試す場」ではなく、「絶対に勝ち取る場」として捉えています。ミス・ユニバース日本大会で必ず優勝し、世界大会に出場して、最終的にはミス・ユニバースとして世界に立ちます。それは、単なる夢ではなく、これまで歩んできた道の延長線にある使命です。ザンビアで教育支援を行い、水も電気も不安定な環境でも笑顔で学ぶ子どもたちと過ごした日々。伝統校でジェンダーレス制服の導入を成し遂げた生徒会長としての経験。女性支援団体で企業や国際機関と連携し、イベントを創り上げたこと。私は常に、「声なき声に光をあてること」を人生の軸にしてきました。この大会を通じて、私は世界に向けてメッセージを発信します。誰もが自分らしく生きられる社会をつくるために、私はミスユニバースになります。
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