「GQ JAPAN クリエイティブ・ウィークエンド」イベントトークセッションに登壇した大森元貴(C)モデルプレス

ミセス大森元貴、誰しもが「圧倒的に表現者」になる瞬間明かす「僕も日常生活に戻ればただの28歳成人男性なので」

2025.07.04 19:58

大森元貴Mrs. GREEN APPLE)が4日、Ginza Sony Parkにて開催された「GQ JAPAN クリエイティブ・ウィークエンド」イベントにて「GQ JAPAN」の石田潤氏、高田景太氏とともにトークセッションを実施。誰しもが持つ自己表現の根幹について語った。


ミセス大森元貴「日常生活に戻ればただの28歳成人男性」

大森元貴 写真作品群《僕が居ようが居まいが》(C)モデルプレス
大森元貴 写真作品群《僕が居ようが居まいが》(C)モデルプレス
Ginza Sony Parkでは受賞者による作品展示会「GQ JAPAN クリエイティブ・ウィークエンド」を開催され、大森は写真作品群《僕が居ようが居まいが》を展示。何気ない街の風景からソファーに置かれたギター、バンドメンバー3人の後ろ姿など、ジャンルを横断して創作を続ける大森の思考と感性の原点をたどり、創作の本質に迫る内容となっている。今回の写真展の展示プランを作っての感想を問われると「すっごく楽しかったですね。見世物だと思ってなくて、初めは撮っていたものとはいえ、やっぱりお話しいただいてそこから撮りに行った写真もありますし、それ以前のものもありますし、どれもがやっぱり、それは別に僕に限らず、皆さんも生活する中で、自分の生活の一部分が、全てが劇的であるみたいな、そんな感覚すら感じさせてもらえるいい機会だった」と貴重な機会に感謝した。

大森元貴(C)モデルプレス
大森元貴(C)モデルプレス
日常的な風景を「劇的」と表現したことについて追及されると「だって僕が本当たまたま音楽が作れて、たまたま歌を歌うことができるだけで、それを本当に時代も含めて、たまたま多くの方に見ていただける機会があるという、本当にそれだけだと思っていて。僕も日常生活に戻ればただの28歳成人男性なので、それが別にステージに立っている僕が撮ってる写真じゃなくて、本当に日常的な僕が撮った写真なので、それが展示される機会というのは、非常に変な意味でたまたま巡り合わせた感覚」と率直な心境を吐露。

大森元貴(C)モデルプレス
大森元貴(C)モデルプレス
続けて「それは逆を言えば、皆さんもきっとそうなんだろうな。皆さんの生活も切り取ればものすごく優雅なものだったり、ありきたりなワンシーンがとても人から見たら輝かしいものだったりとか、そんなことを思います」と鑑賞者にも思いを馳せる発言に、石田氏が鑑賞者も表現者になれる可能性があることを示唆しているようだと反応した。すると、大森は「なれるというか、もうそうだと思うんですよね。例えば、恋をして誰かに思いを伝える瞬間って圧倒的に表現者なわけだし」と持論を展開。「日常の中で憤りを感じたりとか、そういうのってどれもが自己表現の根幹で、それを僕は誰かに怒鳴るわけでもなく、誰かに思いを伝えるわけでもなく、楽曲を作るというところのアウトプットがあっただけで。それがすごいとか偉いとか尊いとかそういうことではなくて、もうそれぞれ皆さんがご友人と飲みに行くでもいいし、誰かと過ごす時間があるでもいいし、1人で家でゲームする時間が好きであればなんでもいいですけど、どれも表現だと僕は思っています。それが多くの人の目に触れるか触れないかっていうだけだと思います」と誰もが表現者であることを伝えていた。


ミセス大森元貴ら「GQクリエイティビティ・アワード 2025」受賞者集結

「GQクリエイティビティ・アワード 2025」を受賞した大森元貴(C)モデルプレス
「GQクリエイティビティ・アワード 2025」を受賞した大森元貴(C)モデルプレス
コンデナスト・ジャパンが刊行するメンズファッション・ライフスタイル誌「GQ JAPAN」は、世界各国の「GQ」で展開するグローバル・プロジェクトとして2023年にスタートした「GQ Creativity Awards(クリエイティビティ・アワード)」を今年も実施。3回目となる今年は、音楽、アート、陶芸、建築の分野から、大森、GILLOCHINDOX ☆ GILLOCHINDAE(ギロチンドックス・ギロチンディ/アーティスト)、GROUP(建築コレクティブ)、藤倉麻子(アーティスト)、安永正臣(陶芸家)の5組が受賞した。(modelpress編集部)

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