

ヒット作連発の「スタジオドラゴン」とは? 佐藤健出演の日韓共同プロジェクトも…2025年放送の要チェック3作

2025年も衰えを知らない韓国ドラマ人気。2025年も新作タイトルが次々に話題を席巻し、6月27日に配信開始された「イカゲーム」の最終章にあたるシーズン3が公開3日間で全世界6,010万回視聴を記録したとニュースになったばかりだ。
ヒット作・話題作が次々誕生する韓国ドラマ界でもここ数年、注目を集めているドラマ制作会社が「STUDIO DRAGON (スタジオドラゴン)」。日本でも第4次韓流ブームの火付け役になった「愛の不時着」を手掛けたスタジオとして日本でも一躍脚光を浴びたので、その名を耳にしたことのある韓ドラファンは多いだろう。
ヒット作連発の「スタジオドラゴン」とは?
スタジオドラゴンは、韓国の総合エンターテインメント企業CJ ENMのドラマ事業部門をもとに2016年5月に設立された。同年12月に手掛けたドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が同じくCJ ENMを母体とするケーブルテレビtvNで放送されると、ケーブルテレビとしては異例の視聴率20%越えを達成。以降も、韓国ではスタジオドラゴン制作の多くの作品がtvNで放送されている。
その後もスタジオドラゴンの怒涛の快進撃は続く。2017年の「秘密の森~深い森の向こうに~」がニューヨークタイムズ「国際テレビドラマTOP10」に選ばれたり、2018年の「ミスター・サンシャイン」が韓国国内で「視聴者が選ぶ今年のドラマ」に選ばれるなど良作・ヒット作を連発。2021年に放送された「愛の不時着」は最終話の視聴率が21.7%を記録し、tvNの歴代視聴率1位を更新した。この「愛の不時着」はちょうどコロナ禍のステイホームの時期とも重なり、日本でも爆発的人気を獲得。その後の韓国ドラマ人気を決定づけた。
さらに、「100日の朗君様」(2018年)、「サイコだけど大丈夫」(2020年)、「ヴィンチェンツォ」(2021年)、「ザ・グローリー」「イルタ・スキャンダル」(2023年)、「私の夫と結婚して」「涙の女王」(2024年)など話題性、視聴率、賞レースどれをとってもトップクラスの成果を上げる話題作が続々と誕生。「愛の不時着」のパク・ジウン作家や「トッケビ―」のキム・ウンスク作家をはじめ脚本家、プロデューサー、監督など263人のトップクリエイターが所属する韓国最大手のコンテンツ制作会社として140作以上のドラマを企画・制作している。
面白さは保証つき…“信じて見るスタジオ”
設立から現在まで、9年にわたり快進撃を続けるスタジオドラゴン。韓国には「この俳優が出る作品なら間違いない」と視聴者の信頼を集める実力派俳優を称える“信じて見る俳優”という言葉があるが、スタジオドラゴンはまさに“信じて見るスタジオ”。前述したヒット作のタイトルを見るまでもなく、その名がクレジットされていれば面白さは保証されている、と言われるほどの信頼を勝ち得ている。
2025年がすでに半分終わったが、2025年もすでに韓国国内作品だけで9本、日本との共同制作も含めれば10本以上の作品が公開・放送を開始している。中でも、日本で見られる2025年のスタジオドラゴン制作注目作3作品を紹介する。
ファン・ミンヒョンのアクションが光る「スタディーグループ」
今年1月に韓国で放送開始した「スタディーグループ」は、日本ではABEMAで独占配信中。勉強への意欲は誰にも負けないものの、どんなに勉強しても成績は上がらずどうやら持って生まれた才能はケンカだけ…という高校生ユン・ガミン(ファン・ミンヒョン)が、最悪の問題児学校で血なまぐさい入試に飛び込み“スタディーグループ”を結成するコミカル高校アクションドラマだ。
成績優秀者になるという期待に胸を膨らませ、あろうことか問題児だらけの高校に入学したガミン。教室に入ってみるとそこはまるでアクション映画さながらの無秩序ぶりだったが、ガミンは勉強したい一心で「一緒に勉強したい者は集まれ!」とスタディーグループ公募を決意。そこでガミンはケンカを売ってくる邪魔者たちをなぎ倒し、図らずも学校を(ケンカで)制覇していく。
主人公のガミンを演じるのはWanna One出身のファン・ミンヒョン。ドラマ「還魂」(2022年)をはじめ俳優としても活躍していたミンヒョンだが、この作品で“ファン・ミンヒョンの再発見”と言われるほど抜群のシンクロ率を見せたほか、作品の見どころである痛快アクションシーンも抜群の身体能力で演じている。
韓国版と見比べても楽しい「私の夫と結婚して」
スタジオドラゴンがCJ ENM Japanとともに企画に名を連ねるのが日韓共同プロジェクト「私の夫と結婚して」。同じくスタジオドラゴンが手掛けた韓国版ドラマの原作でもある同名WEB小説映画をもとに新たにプロットから制作された新作で、「あの日、君を追いかけた」を制作したJAYURO PICTURESと松竹撮影所が制作を担当、6月27日からAmazonプライムビデオで配信されている。
二度目の人生を送る主人公・神戸美紗と、美紗の上司・鈴木亘にW 主演の小芝風花と佐藤健、美紗の一度目の人生の夫・平野友也に横山裕、美紗の親友麗奈に白石聖と、注目キャストが集結。夫と親友に裏切られ、最悪の形で人生の幕を下ろした美紗が10年前の過去に戻り、“2度目の機会は必ずある!”と人生やり直し&真実の愛を見つけていく痛快な復讐&人生リセットストーリーだ。
「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」のアン・ギルホ監督と日本人キャストのタッグという新たな試みで、美紗を演じた小芝も「韓国の監督・チームとご一緒できて、現場では今までとは違う雰囲気や経験ができてとても新鮮でした」とコメント。スタジオドラゴンと日本の制作陣のノウハウが融合された作品として、韓国版と見比べてみるなど新たな楽しみ方ができそうな作品だ。
イケメン俳優ナ・イヌに熱視線集まる「初恋DOGs」
7月1日にスタートし、すでに大きな話題を集めているのがスタジオドラゴンとTBSが初タッグを組んだドラマ「初恋DOGs」。スタジオドラゴンが日本の放送局と共同制作でドラマを手掛けるのは、本作が初だという。
清原が演じる愛を信じないクールな弁護士と、成田凌演じる動物しか愛せないこじらせ獣医の“愛犬”同士が恋に落ちたことをきっかけに始まるラブストーリー。そんな2人の前に現れる訳アリの韓国人御曹司を、日本のドラマ初出演となる韓国俳優ナ・イヌが演じる。
ナ・イヌは身長188センチの長身イケメンで、韓国版「私の夫と結婚して」でパク・ミニョンの相手役を務めるなど、スタジオドラゴン作品と縁のある俳優。「初恋DOGs」では、1話でさっそくバスケットボールのシュートを決めるシーンが登場し、「かっこいい俳優さん!」「ビジュアル良すぎて二度見した」と注目を集めている。
このほか、「トキメク☆君との未来図」のチュ・ヨンウとチョ・イヒョンが4年ぶりに再共演したことでも話題の「巫女と彦星」(Amazonプライムビデオ)、パク・ボヨンが顔以外すべてが正反対の双子役で一人二役を演じた「未知のソウル」(Netflix)、イ・ジェウク主演のロマンス時代劇「呑金/タングム」(Netflix)など、2025年も話題作を続々と放つスタジオドラゴン。今後はどんな作品が生まれるのか興味が尽きない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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