バスケットボール男子『日本vsオランダ』の解説者に篠山竜青＆辻直人が決定「“少しのノーマーク”をどう作るかが勝負」

2025.07.02 20:00

ABEMAが、7月5日(土)昼1:00より無料生中継するバスケットボール男子『日本vsオランダ』にて、元日本代表で現役Bリーグ選手の篠山竜青（川崎ブレイブサンダース所属）と辻直人（群馬クレインサンダーズ所属）の2名が解説者として出演することが分かった。

豊富なキャリアを持つ両選手のダブル解説は初めて

代表経験とBリーグでの豊富なキャリアを誇る2人による“ダブル解説”が実現するのは今回が初。現役選手ならではのリアルな視点と、技術・戦術の深い理解に基づく内容で、試合の熱気をよりリアルに伝える。

また、Bリーグでも“お祭り男”として知られる2人は、その明るく個性的なキャラクターでも多くのファンを魅了してきた。今回の中継では、試合解説に加え、2人の掛け合いやユーモアを活かした特別企画も予定されている。

解説・篠山竜青、辻直人コメント全文

――現役選手だからこそ気づける、試合中の注目ポイントは？

辻直人選手：相手選手のサイズが大きいこともあり、“少しのノーマーク”をどう作るかが勝負の分かれ目になると思います。そして、そのチャンスを確率良く決め切れるかが非常に重要です。ディフェンス面では、平面も大事ですが、最終的には“リバウンド”の部分が勝敗を左右するカギになると思います。

――注目している日本代表選手は？

辻直人選手：やはり海外でプレーしている若手選手たちに注目しています。彼らがどれほど成長した姿を見せてくれるのか、そしてすぐに代表の即戦力となる存在になれるのか。とても楽しみにしています。

――オランダに対して日本が優位を取るポイントは？

辻直人選手：オランダはシュート力が高い印象があります。ただ、日本がリバウンドで対等以上に戦えれば、かなり勝機は広がると思います。

――アウトサイドを活かす理想のオフェンス展開とは？

辻直人選手：キャッチ＆シュートタイプの選手にとっては、周囲のサポートが重要です。スクリーンやパスのタイミングがその成否を左右します。そういった選手を活かすためには、まず“ペイントタッチ”（ゴール下への侵入）をどれだけ作れるか、“少しのノーマーク”を見つけられるかがポイントです。一方で、プルアップシュートも打てる選手がいる場合は、その選手を活かすためのセットコールや、他の選手がどれだけスペースを与えるかという視点も大事。そうした細かな戦術面にも注目したいですね。

――視聴者へのメッセージ

篠山竜青選手：“パリ五輪”を経て、いよいよ新たなサイクルが始まります。そのスタートとなる代表戦を、解説としてお届けできることを本当にありがたく感じています。今の日本代表は、世界を相手にサプライズを起こし続けているチームです。この勢いがアジアでもどこまで通用するのか、視聴者の皆さんと一緒に見届けながら、強化試合を丁寧に解説していきたいと思います。