

中村アン、小澤征悦への“罵倒”に最初は不安も「今は毎日の快感になっています(笑)」<こんばんは、朝山家です。>

7月6日(日)より放送スタートする、中村アンと小澤征悦がW主演を務める日10ドラマ「こんばんは、朝山家です。」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系※初回は10:30-11:24)の制作発表会見が7月2日に行われ、中村と小澤の他、共演のさとうほなみ、小島健(Aぇ! group)、影山優佳、渡邉心結、嶋田鉄太、松尾諭が登壇した。
足立紳によるオリジナルのホームドラマ
同作は、映画「百円の恋」(2014年)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、連続テレビ小説「ブギウギ」(2023~2024年、NHK総合ほか)を手掛けた足立紳が、2月まで連載していた自身の日記「後ろ向きで進む」をベースに執筆。“キレる妻”と“残念な夫”という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘の物語が描かれる。
夫婦を演じるのは、今作が初共演となる中村と小澤。中村は、出来の悪い夫を激しい叱咤で導く朝山家のリーダーであり、賢太が所属する事務所の社長兼、監督する映画のプロデューサーも務める妻・朝子役。そして、小澤は妻のおかげで才能が花開いたクリエーターで、映画監督で食っていきたいと夢を抱く夫・賢太を演じる。
「自分のことを残念とは思っていないのが一番残念なところ」
登場した中村は、脚本を読んだ感想を問われ、「本当に面白く、チャレンジングだなと。罵倒できるのかな?と思っていたんですが、今は罵倒することが気持ちよくて、毎日の快感になっています(笑)」とコメントし、笑顔を見せる。
また「撮影を重ねて学ぶこともあって、お二人の根底にある愛や信頼関係を感じています」と、実話に基づく物語ならではの感想も語った。
一方、作中でこれまでのイメージとは異なる“ダメっぷり”を発揮している小澤は、自身が演じる役柄について「賢太は、決して自分のことを残念とは思っていないのが一番残念なところですね」と言い、会場の笑いを誘う。
そして「それで家族や仕事仲間に迷惑を掛けてしまうのですが、決してわがままとかいうことではなく、才能があるんですね」と続けると、会場で見守る足立監督に笑顔が浮かぶ。
その様子を見て小澤は「足立さんが脚本で監督もされていますけど、別に足立さんを演じているわけじゃないんですよね。賢太というキャラクターなんですけど、良いことを言うと、なぜか足立さんが喜ぶっていう(笑)」と言いつつ「でも作品としては素晴らしいので、見ていただけたらと思います」とアピールした。
さとうほなみ、足立夫妻のやり取りに「『これだ、本物』って思いました」
また、映画プロデューサーで公私共に朝子のよき理解者・則元桐子を演じるさとうは、「今回、足立監督と初めましてで一緒にやらせていただいていて、ご夫婦が一緒にいるところもあんまり見たことがなかったんですね。今日、この会見の説明を受けるとなったときに、1人1枚紙を持つ中、ご夫妻は晃子さんが持って、それを監督が覗いて見ているんですよ。“うるさい”とか言っているところも生で見て、まんま。『これだ、本物』って思いました」と会見裏での姿を暴露し、中村と小澤演じる朝山夫妻と足立夫妻の“一致”について語った。
続く、賢太の20年来の友人で売れない俳優・中野智明役の松尾が「残念な小澤さんを近くで見ていると…」と話し始めると、即座に小澤は「俺ちゃうわ!役、役!」と反応する。
「小澤さんってそんなに残念な人ではないんですけど、みんなが思っているよりは残念な人なんですね(笑)。ガタイもいいし、声もいい感じだし、ヒゲもいい感じに生やしてて、すごいいい感じだけど、ちょっと残念な…。その残念な感じを賢太という役に落とし込んでいて。だから、朝子を演じるアンちゃんもツッコミやすかったと思うし、お芝居もしやすかったと思うし。僕は目の前で二人のやり取りを見ていて、気持ちよくもあるし、結婚しているのもあるのでズキっとすることもあったので、出来上がりを見るのが楽しみです」とユーモア溢れる感想を明かした。
小島健、教師役に「人生の中でもすごいうれしい」
朝山家の長女・蝶子を演じる渡邉は、「撮影中も本当に家族みたいで、自分は小澤さん、中村さんじゃなくママ、パパって呼んでいて。本当に役の中の家族がそのまま撮影していないときでも仲良く話してくださって、撮影も緊張しないで臨めています」とすてきな関係性を告白。「いつもありがとう、パパ」「こちらこそ」と小澤とのほっこりするやり取りも見せていた。
そして、朝山家の長男・晴太が通う療育センターの職員・中川陸を演じる小島は、「教育学部に4年間通っていたので、こうやって教師役をできたことが人生の中でもすごいうれしい」と喜びをあらわに。「晴太が来たときの接し方とかも、目線を合わせるためにちゃんと床に膝までついて自分の顔を視界に入れにいくなど、プロの方に教わりながらやっていました」と現場で学んだことを明かしていた。
そんな小島は撮影が1日のみだったそうで「気まずいなという状況で…(笑)。僕が噛んだりして時間が押したら『こいつ1日だけなのに噛みよったと思われる』ってドキドキしていたんですけど、めちゃめちゃ温かい現場で、1日だけどめちゃくちゃ皆さんとおしゃべりさせていただいて、楽しかったです」と温かい現場の様子を伝えた。
また、晴太の小学校のクラス担任・木本美樹役の影山は、初めての先生役を演じ「個人的に、3カ月ほど前まで学生役をやっていたので、そのギャップというか、両方の立場を学びながらお芝居できたのはすごく勉強になりました」と明かす。
「特に、晴太くんの伺い知りきれない心の内を何とかくみ取ろうと新人の先生なりに頑張ってみたり、でもそれがうまくいかなかったりっていう葛藤みたいな部分も、役としてもそうですけど、コミュニケーションの1つとして、難しさと楽しさを晴太くんから教えてもらった時間でした」とコメントした。
足立夫妻のやり取りに「出ました!」と大盛り上がり
会見内では、足立監督と、妻で協力プロデューサーの足立晃子氏が登壇する場面も。足立監督が「(小澤さんの)残念そうに見えない残念さが、自分にもあると思っていて、それを微妙に売りにしているので…」と話し始めると、松尾は「晃子さんの目が笑ってないのよ!」とツッコむ。
晃子氏が「ずっと言っているんですね、似た匂いを感じるって。そんなことない…」と口を挟むと、足立監督は「今俺が喋ってる」とピシャリ。このやり取りにキャスト陣は「出ました!」と大盛り上がりする。
「この役を小澤さんにやっていただいたら、すごく面白くなるんじゃないかなと思って、お願いさせていただいたんですけど、想像以上でした。(ダメっぷりが)いい感じに表に出てきていて、見ていてとっても楽しいです」と満足げな表情を見せていた。
また、晃子氏も「事件は小さくしか起こらないですけど、すごく面白いです。手前味噌甚だしいですけど、おすすめします」と作品の魅力を語った。
そして最後に、中村が「本当に心の底からたくさんの方に届いてほしいなと私自身も思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください」、小澤が「足立さんが書くせりふは、ご本人が仰っていた通り、何も起こらない日常会話が続くんですけども、その中に優しさだったりとか、照れ隠しだったりとか、愛だったりとか、そういうものが根底に流れているような気がずっとしてて。我々俳優部は、足立さんの言葉をちゃんと伝えようと頑張ってやってます。ぜひそれを見ていただいて『ああ、こういう世界があるんだ』と思っていただけたらうれしいです」と思いを伝え、会を締めくくった。
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