似てるけど違う…夏の日に高校生が体験した不思議な話に「SCP初心者でも楽しめる」の声【ホラー漫画】
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「comic HOWL」で連載中の『SCPって何ですか？』(一迅社刊)の第1話を紹介する。本作は原作・梨さんと、作画・三山高さん＆ハチフンさんによる考察型ホラーとなっている。「SCPパート」の作画を担当しているハチフンさんが、5月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ハチフンさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
夏の暑い日に体験した不思議な出来事
ある夏の日に高校生が体験した話。その学生は、電車から降りてトイレへと向かいドアを開けたが、そこにトイレはない。そして彼は“自分が知っている駅に似ているけど違う”と感じる。
学生は、反対側のホームにあるトイレへと向かうが、人が誰もおらず自分だけが精巧なジオラマに放り出されたような感覚を持った。その後ふとベンチを見るとそこには人影があり…。
本作を読んだ人たちからは、「絵と言葉でSCPをどのように表現するのか楽しみ」「SCP初心者でも楽しめる」「今後の展開が楽しみ」「1話から期待しかない」など、多くのコメントが寄せられている。
画面の奥に引き込まれるように意識して描かれた漫画
――ホラー漫画を描くにあたり、気をつけていることや特に意識していることがあればお教えください。
臨場感を大切にしています。メリハリのあるインパクトの強い画面も好きですが、画面の奥にそのまま引き込まれてしまうような染み込んでいくような読み心地を意識しています。
――本作では、上半身のマネキンがリアルで非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。
読んだ後に疲れてしまわないようにかつ、状景が印象に残るように心がけています。視線誘導を描き込みで調整しておりますので読みやすくなっていれば幸いです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「電車を待っている」です。本作ではセリフに置き換えていますが、原作の文章を読んで最初にこの漫画の雰囲気をイメージできた印象深いところです。
――今後の展望や目標をお教えください。
原作の補足ではなく相乗した作品になるようもう一人の作画様と刺激し合いながら研鑽を積んでおりますので、より多くの方に楽しんでいただきたけるように頑張りたいです。 筆が遅いのでなかなか実現出来ませんが、SNSで「SCP」のイラストなどを投稿して皆様とより「SCP」を共有できたらいいなと思っております。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！
本作は一迅社「comicHOWL」にて現在連載中の『SCP ってなんですか？』第1話の「半分」になります。タイトルの通り、「SCP」を知らない方、ホラー漫画が得意ではない方でも安全に読んでいただける作品となっておりますので、ぜひぜひ続きも読んでみてください。よろしくお願いします!!
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