TOKIO解散でデビュー時からの国分太一ファンを直撃動揺の中…評価したのは松岡昌宏の“人間性”

2025.06.30 12:00

提供：Sirabee

世間に衝撃を与えたTOKIOの解散について、長年のファンは何を感じたのか。デビュー時からの国分太一ファンに、率直な思いをたずねた。

TOKIO・松岡昌宏・城島茂・国分太一

国分太一のコンプライアンス違反を受け、TOKIOが25日に電撃解散を発表した。突然の解散劇は世に衝撃を与えたが、とくに複雑な思いを抱くのは古参ファンの存在だ。

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デビューのCDも購入

編集部はデビュー当時からのファンであるAさんに話を聞いた。

Aさんは1994年のTOKIOデビューシングル『LOVE YOU ONLY』も所有しているファン。グループ全体が好きでどのメンバーも応援していたが、強いて言えば国分のファンだったという。

「きっかけは『LOVE YOU ONLY』が当時見ていたアニメ主題歌だったことでした。当時はまだ幼稚園児だったため、親に頼んでCDを買ってもらいました」（Aさん）

Aさんはその後も、親にねだったり自分のおこづかいでCDを購入。TOKIOがV6・KinKi Kidsと結成した震災復興のSPユニット・J−FRIENDSのCDや、国分が堂本剛と結成したトラジ・ハイジのファンタスティポもコレクションした。

TOKIOファン提供 — 画像提供：Aさん（これまでのCDやポスターの一部）

「解散はやっぱり寂しいです」

いつしかCDを買うことはなくなったが、その後も“ライトなファン”としてTOKIOの番組を見ることは多かったそう。そんなAさんにとって、やはり今回のことはショックだったようだ。

「熱烈なファンという感じではありませんが、子供のころはハマっていたので、解散はやっぱり寂しいです。すでに音楽活動はなくなっていましたが、正式に解散となるとまた違ってきますし、太一はこのまま表舞台に出て来ないかもしれませんし」（Aさん）

TOKIOファン提供 — 画像提供：Aさん（2017年には城島茂の女装キャラ・島茂子のリリースイベントも観に行った）

松岡昌宏の言葉に救われる

複雑な思いを抱くAさんだが、不幸中の幸いもあった。メンバーの松岡昌宏は27日よる、主演舞台名古屋公演の合間に囲み会見を行なった。そこでの言葉で、緊張感が少しほぐれたという。

「マボ（松岡の愛称）は昔からキャラ通りの人間性で有名でしたが、今も変わらず男らしくてブレない人だと、改めて感心しました。ああやって謝罪やコメントの場をわざわざ作るのも、株式会社TOKIOの広報としての責任感なのかなと」

「解散の判断も、彼の“けじめ”という意向が強かったように思います。『またかと、さすがに限界』と言っていましたし、前にメンバーが抜けたときも厳しい言葉を発していましたから、“世間への顔向け”と“仲間への情”という公私をきちんと区別しているんだなって」（Aさん）

「トラブルなく続くのが1番良かった」

松岡の会見では、ほかにもホッとする言葉があったとのこと。

「解散後、いろいろなゴシップが広まりましたが、その中の“いじめ疑惑”をきっぱり否定してくれたのも良かったです。反論できないのをいいことにされている感が強かったので」（Aさん）

松岡の会見を受け、国分の会見を求める声も見受けられるが、こうした声には「守秘義務で何も喋れないのは想像に難くないので、詮索すること自体が野次馬根性に思えます」と現実的な面から冷静だった。

しかし、「トラブルなく続くのが1番良かった」とも語っており、複雑な心境をにじませていた。

（取材・文／Sirabee 編集部・玉山諒太）

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