Snow Man“いわあべふかこじ”、卓球対決で際立つ個性シンプルな企画が“神ゲー”になる理由

2025.06.25 14:09

Snow Manの公式YouTubeが6月18日に更新。「【ラケットパーティー!?】向井康二は…みんなで卓球がしたいだけやねん」と題した企画で、“いわあべふかこじ”こと、岩本照、阿部亮平、深澤辰哉、向井康二が卓球で対戦した。

岩本照、深澤辰哉、向井康二、阿部亮平で卓球対決

今回の企画も前週に続き向井presents。おいしい土鍋ご飯を食べた後は4人で卓球を楽しんだ。テニス経験者の向井は、卓球得意派。阿部は「(卓球)好きよ。好きだけど…こっち寄り」と岩本にピコッとくっつく。岩本は「こっち寄りって…俺まだ何も言ってないからね」と、暗黙のうちに「岩本＝卓球苦手」となっていることにクレームを入れるが、深澤は「岩本さんは、好きとか嫌いじゃなくて、たぶん“できない”」とダメ押し。

阿部が「俺はただの“エンジョイ勢”だから」と言うと、岩本は「旅館とかに(卓球)あるじゃん。家族とかで泊まりに行って、“やろうぜ”ってなっても俺弱い。岩本家の中でも最弱に近い」とカミングアウト。

唐突に名前があがる佐久間大介

向井が「さっくんも苦手よね」と、ダンスもアクロバットも超一流だが、なぜかスポーツが苦手な佐久間大介の名を挙げると、岩本は「佐久間より、俺いじるよね」と納得できない様子を見せる。「さっくんはいじれないレベル」と向井が答え、深澤も「佐久間もうちょい向こう」と遠くを指しレベルの違いを表すと、阿部も遠くのダーツボードを指して「もうダーツにめりこんでる」と同意。流れ弾が貫通した佐久間だったが、その場にいないメンバーの話をし、話題になったメンバーもそれを楽しんでいるのは仲の良いSnow Manならでは。

阿部亮平、Snow ManのTシャツを着て「Snow Manの力借りるわ」

前半戦は普通の卓球、後半戦は羽子板、スリッパなどハンデラケットでプレイをすることになりゲーム開始。ルールは7点先取の1セットマッチ。向井vs阿部、岩本vs深澤で対戦を行った。

スタジアムライブのグッズTシャツを着たエンジョイ勢・阿部は「Snow Manの力借りるわ」と、闘志をみなぎらせテニス経験者・向井に立ち向かうが7-2で敗退。阿部のTシャツの胸に輝くSnow Manも頑張って見守っていたようだが、強敵・向井には及ばなかった。

続くは岩本vs深澤。テロップでは岩本家最弱と得意(自称)と紹介されていたが、かなり互角の良い勝負を見せる。点が入ると岩本はぴょんぴょんと飛び跳ねて喜び、向井に「最下位だと思った人が良い勝負をしております」と言われると「失礼だよ！みんなわかってるけど口にされるとヤダ！」とチャーミングにすねていた。こちらのペアは5-7で深澤の勝利。

岩本照、すのちゅーぶは「ほぼプライベートみたいなもんじゃん」

3位決定戦は岩本vs阿部。岩本家最弱とエンジョイ勢の戦いは岩本が先に2点をとってリード。「これ4位恥ずかしいよ〜」と向井に言われた阿部は、「恥ずかしいわ(笑)」とニコニコ、まさにエンジョイしているが、さらにもう1点追加で取られてしまう。岩本は「もしかして、俺より阿部ヤバイって思ったでしょ？」と満面の笑みでスタッフに問いかける。

その後も、かわいいのは間違いないのだが、どうにもこうにも点が入らない阿部のプレイに、向井は「渋谷で“あれ卓球の下手な阿部じゃない？”っていじられるよ」「今後の仕事に影響するよ」と煽る。さらに楽しすぎて「プライベートで来たいね」と向井が言えば、岩本は「ほぼプライベートみたいなもんじゃん」と、すのちゅーぶ＝ほぼプライベートの認識。

深澤辰哉＆向井康二は「2人とも小学生みたい」

岩本vs阿部が7-5で岩本勝利となった後は、向井と深澤の頂上決戦。向井が「お前の伸びた鼻を打ってやる！」と叫ぶと、早速「へし折ってやるじゃないんだ」とツッコミが。その後も深澤が「遠距離打法」という名のオリジナル秘技を繰り出せば、向井も「ライトニングリターン！」と大声を上げ、岩本から「2人とも小学生みたいじゃん」と呆れられる。結果は深澤2点、向井7点で向井が圧勝。

向井vs阿部の後半戦からは異種ラケット戦。3点、5点のときにくじを引き、そこで出たラケットで勝負する。

ここでは、4位だった阿部が点を取るとスタッフから拍手、王者・向井が点を取ってもなぜか拍手が起きないという現象が。向井は「今日誰がプレゼンツなの？」とぼやきながらも、やはり王者。阿部=うちわ、バドミントンのラケット、向井=しゃもじと異種ラケットになっても強く、勝利に輝いた。

岩本vs深澤戦では、くじで軍手を引いた岩本が、ピンポン球を受け止め強く投げ返せば勝てそうなところをふんわりと投げ、向井から「優しさ出てもうた(笑)」と言われる、ほほ笑ましいシーンも。マッチポイントになれば、カメラの得意な向井が岩本のインサート用カットを撮影。それを真似て阿部も深澤のインサート用カットを撮影。さらに、そんな阿部を向井が撮影すると、阿部も向井を撮影、「撮り合いっこ」とハートマーク付きでテロップが出されるなど、スタッフもすっかり楽しんでいるようだった。

シンプルな構成ながら引き込まれる16分55秒

変わり種のラケットを使用するシーンもあるが、動画自体は4人が卓球対決をするというシンプルな構成。だが、卓球のルールをあまり知らなくてもスポーツに興味がなくても、彼らが卓球に興じる16分55秒、ひたすら笑い見入ってしまう。

卓球の腕前の差を異種ラケットによるハンデをつけることで解消し、ゲームを面白くするという工夫、さらにそれがしゃもじやフライパンで、バラエティーとしても楽しめるという面はもちろんあるが、やはり何よりもメンバーの人柄が、この動画を100倍にも1000倍にも面白くしているようだ。

岩本照、深澤辰哉、向井康二、阿部亮平の良いところがくっきり

アクロバットやダンスの才能が抜きん出ているからこそ、それとのギャップで球技が苦手なことをいじられる岩本は、「ヤダ！」とすねながらも、顔はニコニコ。点が入ればぴょんぴょん飛び跳ねるかわいらしさを見せる。

阿部は、想定外の卓球力をあらわにしつつも、負け惜しみでなく素直に「楽しい！」と笑顔に。探求心旺盛で、知らないことや苦手なことにもポジティブにチャレンジしてきた片鱗を見せる。向井にファンサがもらえなかったり、置いてあったメガネを球が直撃したり、ちょいちょい不憫なところも“秀才だけじゃない阿部亮平”を見られて親近感と愛らしさが募る。

深澤は、「卓球得意」と豪語し、フリかと思わせておきながら、サラリとうまいという大人の余裕を見せつける。頼れる最年長でありながら、小学生のようにはしゃぎ笑いもとるという万能ぶりでYouTubeを盛り上げる。

そして今回のプレゼンター・向井はやはり「みんなの万能調味料」。運動神経も良く抜群のスポーツセンスを見せつつ、絶妙なタイミングでボケたり突っ込んだり。その場のムードを明るく盛り上げる。

4人4様の人柄の良さ、人としてのかわいらしさが企画をさらに面白いものにしているのは間違いない。

動画を見たファンからは…

また、彼らのYouTubeで異種ラケットを使用するのは2度目だが、そこでの反応は「これじゃできない」といったネガティブなものではなく、面白がり、むしろ気合いをみなぎらせるものであることも見逃せない。そんなポジティブさは、今回に限らずいたるところで見られる。

そして常に自然体。無理して盛り上げようとするわけでもなく、自然にメンバー、スタッフと“すのちゅーぶ”を撮影することを楽しみ、何に対してもまっすぐ全力で取り組んでいる。

動画を見たファンからは「阿部ちゃんって意外と愛すべきポンコツなんだよなぁ(褒めてる)」「岩本くんの『こぉじ、じょおずなんだね』が可愛すぎる」「急にインサート撮り始めるPhoto Boyになんだよっていいながらにこにこ付き合ってくれるお兄ちゃんたちといい雰囲気に編集してくれる側さんと「康二調子いいなぁ」なふわふわふっかさんどえらい平和で癒される」「野球以来いじられ続ける照兄かわい！あと阿部ちゃんの「できないから楽しむ勢」みたいな心意気真似したい」「ひーくんもさっくんも、ダンスもアクロバットも出来るのに球技が全然出来ないの愛おしすぎる」などの声が寄せられていた。