草なぎ剛、地元の老舗旅館購入費を“ヘキサゴン時代の貯金”で支払ったスザンヌに感心「おバカタレントじゃなかった」＜ななにー地下ABEMA＞

2025.06.19 13:00

稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人による番組「ななにー地下ABEMA」(毎週日曜夜8:00-9:00　ABEMA SPECIALチャンネル)の6月15日の #76は、「芸能界からまさかの転身SP」をテーマに放送された。

#76では

#76では、2015年に離婚し、地元・熊本へ移住したスザンヌは、2024年、熊本で70年愛された老舗旅館を2,400万円で購入した。所有していた東京の持ち家を7,500万円で売却し、約5,000万円を手にしたものの、購入した老舗旅館は建物の老朽化が激しく、そのままの状態での営業は困難だということがわかり、修繕費について「見積もりを出したら2億円だった」と明かすと、スタジオのななにーメンバーは驚く。キャイ〜ンの天野ひろゆきも、思わず「買う前に調べなかったの？」とツッコミを入れると、スザンヌは「なんでこんなにいい建物なのに売れていないんだろうと思っていたんですけど、めっけもんだと興奮してしまって……」と当時をふり返る。

なんとか2024年12月に旅館をオープンさせたものの、「(一度に)2億円(の支払い)は無理だったので、開かずの間もあります。やれる範囲で営業しています」と語るスザンヌが経営する「KAWAXHI BASE-龍栄荘-」に潜入し、リフォームの全貌も明らかになる。

スザンヌは「老朽化はしていると思ったけれど、くわしくなくて。シロアリが柱にいるとは思わなかったし、建て替えたほうがいいとも言われました。でも、龍栄荘の建物や歴史を残してほしいという地元の方の思いもあって……工事費もかかるし、どうしようってなやみました」と当時をふり返る。旅館の購入費を含め、総額約1億5,000万円がかかったそうで、その費用はなんとスザンヌの「ヘキサゴン時代の貯金」から支払われている。「借り入れしたほうがいいって後から聞いたんですけど、その時はそういう知識もなくて」とあっけらかんと話すスザンヌに、同じくゲストの入江慎也が「後から聞くの、多くないですか！」とツッコミを入れる。

しかし、スザンヌは「人に相談すると止められそうだったので、誰にも相談しませんでした。今はスッカラカンですけど、貯金でまかないました。自分の計画では15年で元が取れるかなという事業計画です」と語り、それを聞いた草なぎは「おバカタレントだったスザンヌさんは、おバカじゃなかった。いちばん倹約家で、ちゃんと貯金もしていたし」と感心していた。

番組ではさらに、恋愛や再婚についても話がおよび、「今のところ、今世の人生はこのままでいいかなと思ってます。将来、龍栄荘を一緒にやってくれる人が現れたら、また違う考えになるかもしれないです」と現在の心境を語ったスザンヌに対し、EXITの兼近大樹が「じゃあ、俺の1億で開かずの間、開けましょうか？」とノリノリでコメントすると、続けて香取が「じゃあ俺の10億円で……」と冗談交じりに語り、スタジオは大盛りあがりとなった。

加えて、有名タレントからまさかの転身を遂げた子役出身の細山貴嶺、元お笑い芸人で清掃の道へ進んだという入江の人生に迫っていった。