山崎賢人、米倉涼子と“同級生役”で共演した作品が転機に「すごく注目してもらった。2回目のビッグ・バンがきたなと」

2025.06.12 19:00

俳優の山崎賢人と米倉涼子が、6月12日に都内で開催された「ウブロ『ビッグ・バン』20周年記念イベント」に登場。“人生の転機”となった瞬間について語った。

「ビッグ・バン」が誕生20周年

スイスの高級時計ブランド「ウブロ」は、2005年に発表したアイコンウォッチ「ビッグ・バン」の誕生20周年を記念して、初代「ビッグ・バン」と現在の「ビッグ・バンウニコ」を融合させた5本の限定モデルを発表。今回のイベントには20周年を祝うべく、2023年より俳優として初めて同ブランドのアンバサダーを務める山崎に加え、長年ウブロを愛用している米倉が「ビッグ・バン」のミューズとして登壇した。

山崎は「ビッグ・バン 20th アニバーサリーチタニウムセラミック」を、米倉は「ビッグ・バンワンクリックジョイフルスチールオレンジ」をそれぞれ着用し、ウブロのCEOであるジュリアン・トルナーレ氏に英語であいさつをした後、トークセッションに臨んだ。

トークセッションでは、“ビッグ・バン”にかけてこれまでのキャリアでビッグ・バンした(大きな転機となった)瞬間については？という質問が。

山崎は「まず芸能界にスカウトされて入ったことがビッグ・バンかなと。そこからどの作品も大事にやってきたんですけど」とした上で、米倉のほうを見て「18歳ぐらいのときに(米倉と)共演させていただいたドラマ(『35歳の高校生』)で、すごく注目してもらったので転機になったというか、2回目のビッグ・バンがきたなと思いました」とニッコリ。

笑顔で聞いていた米倉は「うれしいですね。私は今日賢人くんに会えたこともビッグ・バンだなと。同級生として共演していたのですが、そのときの賢人くんからもう手の届かないぐらい大人になってしまって…高校生だったのに」と、12年前のドラマで共演した当時を懐かしんだ。

米倉の“ビッグ・バン”は「CHICAGO」で主演

一方、米倉の“ビッグ・バン”エピソードは「私はコンテスト(『第6回全日本国民的美少女コンテスト』)に応募して受かって(審査員特別賞)、モデル業界に入るきっかけに。全然期待もしていなかったので、ある意味ビッグ・バンかなと。あとは今でも思い出せるぐらい自分の中でビッグ・バンというか、怖さとうれしさと衝撃があったのは、ニューヨークのブロードウェイで『CHICAGO』をやらせていただいたとき」と、2012年に初めてブロードウェイミュージカル「CHICAGO」で主演を務めた当時を述懐。

続けて「(ステージに)パッと出ていったときに真っ白になるというか、最後までやりきった記憶があんまりないんです。そのぐらい緊張とうれしさが爆発しちゃったんだと思います。そのときが一番のビッグ・バンだったかなと思います」と振り返った。

それを受けて、山崎が「(『CHICAGO』を)日本でやられたときに見に行かせていただいて、どこまでも挑戦し続ける米倉さんは本当に格好いいなと思いました」と尊敬のまなざしで見れば、米倉は「ありがとうございます。(山崎は)すごいですよ。大名作ばっかりやっていて、すごいなあって思います」と返すなど、お互い称賛し合っていた。

また、今後挑戦してみたいことについて聞かれると、山崎は「目標があるとより頑張れるなと思いながら映画やドラマをやらせてもらっているんですけど、今日ジュリアンさんとお話して、英語をもっと頑張りたいなと思いました。挑戦したいです」と意気込み、米倉は「私が独立してから作った会社って、スペイン語で『挑戦する』って意味の会社(Desafio)なんです。今年(8月1日で)50歳ということで大きな節目を迎えるんですけど、半世紀を振り返り、経験を生かしながら新しいステージにいくために、努力と挑戦をし続けていきたいなと思っています」と、しっかりと前を見据えて語った。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)

※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記