昭和の時代から守り継承されてきた技術や物語を島田珠代、バッテリィズらがレポート＜どうなる最後の1軒さん!?＞

2025.06.07 14:14

全国に残るさまざまな“最後の一軒”に迫るバラエティー「どうなる最後の1軒さん!?」(昼3:00-4:24)が、6月8日(日)にTBS系にて放送される。

技術や味などを今につなぐ“最後の一軒さん”に芸人たち密着

「昭和100年」となる節目の年を迎えた2025年だが、昭和の面影を残すものは身近な場所からなくなりつつある。そんな令和の時代において、その技術や伝統を残すべく孤軍奮闘している“最後の一軒さん”たちも少なからず存在する。

番組では、高度成長期を支えてきた「団塊の世代」が守り継承してきたものや、その時代時代で一世を風靡したものが今どうなっているのか、唯一無二の芸風を持つ個性豊かな人気芸人たちが調査。全国に残る“最後の一軒さん”に託された使命に正面から迫っていく。

スタジオには見取り図、伊集院光、渋谷凪咲、いとうあさこが登場。芸人たちの体を張ったロケの模様をVTRで見届ける。

映画館が最もにぎわった昭和の時代を彩っていた“手描きの映画看板”。ネットもデジタルサイネージもない時代、映画を宣伝し人々の興味を引く役割を担ってきた貴重な文化だ。

今ではほとんど消えてしまった手描きの映画看板だが、現在も制作を続けているプロの職人が大阪に存在。そこで、バッテリィズがその職人の元を訪ね、貴重な制作の現場を見せてもらうことに。その技術に、エースは大興奮する。

一方、さや香・石井はミクロネシア連邦のジープ島へ。“最後の楽園”と称されるジープ島は水道、電波、電気がほとんどなく、シャワーもバケツ1杯という一見不便に思われる場所。だが、そこには桁違いの自然の美しさと、「何もない」というぜいたくがある。

そんな島の様子を石井が現地で調査。不仲コンビと知られるさや香だが、石井は究極の楽園で荒れた心を癒やすことができるのか。さらに、この島を創り、守り続ける日本人の思いにも迫っていく。

名古屋城のシンボルとして知られる”金のしゃちほこ”。それにちなんで生まれたお座敷芸「金のシャチホコ」は実に80年以上の歴史をもち、名古屋の芸妓・舞妓にとっては習得必須の技となっている。そんな伝統芸にコウメ太夫もチャレンジすることに。貴重な芸を習得できるのか。

そして島田珠代は、1980年代に関西を中心に「100円バーガー」で一世風靡したバーガーチェーン「バーガーシティ」を調査。突然の本社倒産によって一時は窮地に陥ったが、最後の一軒はピンチをチャンスに変えたくましく生き残っていた。

珠代が店のある場所へ向かうと、お化け屋敷のような廃墟寸前の市場で看板をあげる店を発見。閉店が相次ぐ中で、最後の一軒になっても営業を続ける小さな親子食堂。そこには親子の絆、そして亡き父への思いなど、知られざるドラマがあった。

その他、国内唯一のビニール傘メーカー「ホワイトローズ」や、240年以上の歴史を持つ大谷焼の人力伝統技法「寝ろくろ」、宮本武蔵から二天一流を受け継ぐ「二刀神影流鎖鎌術」など、知られざる技術の継承にも迫っていく。