

<あんぱん>母としての本音を叫ぶ松嶋菜々子“登美子”、“必ずもんてき”と伝える今田美桜“のぶ”に共感の声

今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月2日からの第10週「生きろ」では、草吉(阿部サダヲ)が朝田家を去った後ののぶ(今田美桜)たちの様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
第10週「生きろ」
連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。
戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。
第10週は、草吉が朝田家を去る。のぶは、釜次(吉田鋼太郎)から草吉の辛い戦争の記憶を聞いて言葉を失う。その後、戦争はさらに激化。朝田パンは小麦粉が配給になったことで店を閉めざるを得なくなる。そんな中、次郎(中島歩)が航海から戻ってくるが、楽しい時間もつかの間、次郎はカメラをのぶに預けて再び旅立ってしまう。一方、嵩(北村匠海)は東京の製薬会社に勤めて一年が過ぎようとしていた…といったストーリーだ。
嵩の出征の日が近づいたことにのぶは…
6日放送の第50回では、頭を丸刈りにして戻ってきた嵩を見て、とうとう赤紙が来たことを悟ったのぶ。「久しぶり」と優しく声をかける嵩に「おめでとうございます」と頭を下げるシーンからスタートした。
これに嵩は「おめでとう…か」「軍隊には向いてないって、学校の先生にも言われて」と複雑な表情。しかし、のぶは真っすぐに前を見て「ご武運を!」「お国のために立派なご奉公を」と力強い言葉を投げかけるのであった。
一方の千代子(戸田菜穂)は「大丈夫やろうか…いや、大丈夫!」と本音を漏らすシーンも。この頃の日本ではとにもかくにも勝つことを信じなければならないというリアルが描かれた。
“お国のため”より母としての気持ちを優先する登美子
そして迎えた出征の日、商店街では「ばんざーい」と嵩を送り出す声。しかし、千代子の表情はなんとも複雑そうだ。
涙をこらえきれず、最後とは思いたくない千代子。しかし周囲に促され「お国のために…」と話し始めたところに、登美子(松嶋菜々子)がやってきて「嵩、死んだらダメよ!」「絶対に帰ってきなさい、逃げ回ってもいいから」と涙ながらに絶叫。
婦人会からは反感を買うも「生きて帰ってきなさい!」と続けた。
優しく笑う嵩に視聴者も感動
そんな様子を見て、憲兵から「非国民!」と罵られる登美子。しかし、これにはのぶ「お国を思う気持ちは一緒です。でも、生きて帰ってきてほしいはみんな思ってることなんじゃないか」と反論。
そして、のぶは力強い目で「必ずもんてき、生きてもんてき」「死んだらしょうちせんき」と伝える。2人は憲兵に連行されそうになるも、嵩は「立派に奉公してきます!」と2人をかばい、のぶを見つめて優しい笑顔を浮かべるのであった。
このシーンに視聴者からは「この状況で本音を言える登美子、すごい」「嵩の優しさがにじみ出ていた」「来週からいよいよ本格的な戦争が…」とコメントが寄せられた。
◆文=於ありさ
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