「みて。かわいいでしょ？」疲れた心を可愛さで満たしてくれる猫たちに悶絶の声【漫画】

2025.06.04 08:40

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回はTOKUDOMEさんの漫画「ぷにゃんこ」シリーズより、『疲れた時は「可愛い」で回復！』を紹介する。

作者であるTOKUDOMEさんが3月12日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2,300件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではTOKUDOMEさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

疲れたときに心を癒してくれる「ぷにゃんこ」が可愛すぎる

「ぷにゃんこ」は、作者TOKUDOMEさんが描くぷにぷにで可愛い猫たちだ。疲れた心を可愛い顔と言葉で癒してくれる。三毛猫のみけにゃんこが、「もしかして疲れちゃった？」と問い、「みて。かわいいでしょ？」と見せたものに多くの読者が悶絶した。

作品を投稿したX(旧Twitter)には、「癒されました」「元気もらいました」「助かります」「ありがとうございます」などの声が寄せられている。

「疲れたときにそっと寄り添い、見た人の心が少しでも軽くなれば」作者・TOKUDOMEさんに漫画へのこだわりをインタビュー

――「ぷにゃんこ」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

「ぷにゃんこ」は、シンプルで覚えやすい名前や、わかりやすいデザインにこだわって、いろんな場面で使いやすいキャラクターになるように考えて作りました。同時に、疲れて元気が出ない日に「見ているだけでほっと癒される、やわらかくて温かい存在を描きたい」と思ったことも大きなきっかけです。小さい頃から猫が大好きだったことや、スクイーズのような“ぷにぷに”したものには実際に癒しの効果があると感じていたことから、“ぷにぷにでやさしい存在”をイメージして「ぷにゃんこ」が生まれました。ちなみにぷにゃんこはぷにぷにした猫達の種族名でよく作品に登場する三毛猫の名前は「みけにゃんこ」といいます。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

できるだけ見ている人に語りかけるような内容を多く描いています。ただ眺めるだけでなく、作品の世界にそっと入り込んで、一緒に気持ちを共有してもらえるようなやさしさを大切にしています。それから、子猫とぷにゃんこが一緒に過ごすシーンもよく描いています。甘えんぼうな子猫と、やさしく寄り添うぷにゃんこの姿から、心がふっとゆるむような穏やかな気持ちになってもらえたら嬉しいです。

――「ぷにゃんこ」の中で特に気に入っている作品があれば、理由と共にお教えください。

「今日も大変だったね。君にお届け物だよ。いっぱい撫でて癒されてね。」という作品が特に気に入っています。私自身、かわいいものを見たり、実家の猫に会って撫でたりするとホッとするので、見た人にもそんなやさしさや安心感が伝わったら嬉しいなという想いを込めています。

――心が癒される可愛い作品を多く描いていらっしゃいますが、イラストを描くときにこだわっていることがあればお教えください。

シンプルな言葉が一番まっすぐ気持ちに届くと感じているので、セリフはできるだけ短く、2コマ構成でやさしい一言にするようにしています。色合いもやわらかく、全体がふんわりとしたやさしい空気感になるよう心がけています。疲れたときにそっと寄り添い、見た人の心が少しでも軽くなればいいなと思いながら描いています。

――今後の展望や目標をお教えください。

今後は、「ぷにゃんこ」をもっと商品化など、いろんな形で広げていきたいと思っています。特に目指しているのはプライズ化(ゲームセンターの景品など)です。ぬいぐるみとして誰かのそばに寄り添い、疲れたときや元気がないときにそっと癒しを届けられる存在になれたら嬉しいです。

また、LINEスタンプにも力を入れていて、「たくさんの人に使ってもらえるスタンプを作ること」が今の大きな目標のひとつです。ポップアップやアニメーションスタンプなど、見て楽しい・使って嬉しいスタンプ作りを目指しています。季節やシーンに合わせたスタンプも工夫して制作しながら、売上アップも目指しています！さらに現在はオンラインストアのキャラの場様にてグッズも販売しています。

かわいくて癒されるアイテムをもっとたくさん展開していくのも目標のひとつです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

いつも見てくださって本当にありがとうございます。「かわいい〜」と思ってもらえたり、ちょっと疲れたときに「ぷにゃんこ見て元気出たよ」と言ってもらえるたびに、私自身もとっても励まされています。これからも、そっと寄り添えるような“癒し”を届けていきたいと思っています。ぷにゃんこを、どうぞよろしくお願いします。