村重杏奈のはっきり指摘する姿に、丸山礼「プライベートでも世さばきしてんのね(笑)」＜うちの会社ってさぁ！＞

2025.06.03 17:30

村重杏奈と高橋真麻がゲストとともに、働く女性の悩みや愚痴を聞きながらおしゃべりするTVerオリジナル新番組「うちの会社ってさぁ！～内緒の話ランチ会～」の第12回が6月2日に配信された。最終回となる今回のゲストは丸山礼。かまってちゃんな先輩への対処や世代の離れた人との付き合い方について、それぞれの立場からトークを展開した。

番組について

KDDI×TVerコンテンツ共同制作プロジェクト第二弾となる本番組は、バラエティ番組に引っ張りだこの村重杏奈と、どんなテーマでもコメント力に定評のある高橋真麻が、社会で働く誰かの"内緒の話"を聞きながらおしゃべりするトークバラエティとなっている。

番組の舞台は、とある会社のランチタイム。村重と高橋は、働く女性のお悩みや"内緒の話"が音声としてアップロードされるプレイリストを開いておしゃべりするのが日課という設定だ。プレイリストに音声をアップロードした＜文句ちゃん＞に共感したり、＜文句ちゃん＞を困らせる＜困ったさん＞に怒りを露わにしたり。ゲストとともに、毎回おしゃべりのお供となる「おすすめスイーツ」を食べながら、リアルで痛快なトークを展開する。

さらに、TVer公式SNSではスピンオフコンテンツ「勝手にベストアンサー考えます。」を縦型動画で配信。何でも首を突っ込みがちな出演者3人が、＜文句ちゃん＞から寄せられた「返信に困ったメッセージ」のベストアンサーを勝手に決定する。

高橋真麻が「人の話は聞いた方がいい」と考える理由

最終回はゲスト・丸山礼のトークからスタート。丸山は自分の話を笑ってもらえるのはうれしいが、口を開けて大げさに笑う人に対して少しイラっとしてしまうそうだ。そこから笑いのタイミングがズレている人の話題に。そういう人に遭遇したら「全然分かってない今の笑い」とはっきり指摘するという村重に、丸山は「プライベートでも世さばきしてんのね(笑)」と驚いていた。

続いては最初の内緒話をプレイ。今回の＜文句ちゃん＞は24歳の事務員で、いい歳してかまってちゃんな先輩に困らされていた。オンとオフの切り替えが下手で、大事な業務中にプライベートの話をしてくる＜困ったさん＞。さらには人に嫌われるのが怖くて、＜文句ちゃん＞が静かにしていると余計に話しかけてくるという。

そんな＜困ったさん＞のようにおしゃべり好きな人にどう対処すればいいのか。「なるほど」「そうなんですね」「スゴイ」と3つのワードを使い回して上手く話を切り上げている丸山に対し、村重はつい真剣に話を聞いてしまい、ストレスが溜まりがちだという。すると高橋が「どんなイヤな話でも何かの気づきになることがあるから、人の話は聞いた方がいいよ」と助言。その上で愚痴を言える相手を作ることの大切さを説くなど、大人の立場からアドバイスを送った。

村重杏奈、Z世代代表として年長者に物申す！

2つ目の内緒話は、会社に20歳近く年上の“おじいちゃん後輩”がいるという31歳・IT系会社員の＜文句ちゃん＞から。優しくてやる気もあるが、若い人のやり方についていけず、仕事のメッセージを送ってもなかなか返信がない後輩にイラっとしてしまうという。

今回の＜困ったさん＞はいい人だけに、なかなか難しい問題。高橋は LINEのメッセージに関しても「了解」と返せる人と、心の中で「了解」と納得して終わる人の2パターンがいると論じる。村重も「既読つけないとかやっちゃうな」と吐露。先輩にはなるべく早く返信するようにしているが、後輩に対してはつい気が緩んでしまうといい、「困ったさん側でもある」と自分を省みた。

さらに「世代の離れた人との付き合い方」についてもトークを交わす3人。村重は「Z世代は〜」と説教してくる年長者に納得がいかないといい、「意外と私たちも上の世代に寄り添ってることが多い」と主張する。これには高橋も「むしろ上の世代の方が結構困った人多いよね」と共感。そんな2人の話を受け、丸山は「誰かアラフィフのリーダー格みたいな人が俺ら頑張って理解しましょうや！って言ってくれないですかね(笑)」とこぼしていた。

すぐ「周りが言ってたよ」という上司

最後は、25歳・営業職の＜文句ちゃん＞からの内緒話。服装や髪色など、自分自身が気にしていることを「周りが言ってたよ」と遠回しに指摘してくる元上司への愚痴が語られていた。

高橋はパワハラと思われたくないがために人のせいにしていると上司の気持ちを推測する。また、服装や髪型の指導は女の嫉妬ではなく、あくまでも営業職だからと考える高橋に、「(指摘するなら)せめて正当な理由がほしいですよね」と丸山。村重もしっかり説明付きで指摘されれば「むしろ反省するかもしれない」とし、「物は言いようですよね」と語った。

今回のおやつは台東区浅草にある“シフォンケーキのお店 otaco”のシフォンケーキ。米粉、菜種油、きび砂糖、奥久慈卵などの材料にこだわっており、毎日一つずつ丁寧に手作りされている。たくさんの種類の中から、高橋はベイクドチーズ、村重は季節限定のサクラ、丸山はアールグレイをセレクト。丸山は「米粉ってほんともちもちしますよね」と食感を絶賛し、村重も「作れるようになりたい！」と語った。

構成・文＝苫とり子