水川あさみ“与田”と竹内結子さん“氷見”が対立まさかのクライマックスに「アツい」の声＜スキャンダル専門弁護士 QUEEN＞

2025.06.02 17:30

竹内結子さんが主演を務めるドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(2019年、フジテレビ系)が今、FODとTVerで順次無料配信中だ。第9話以降は氷見(竹内さん)と危機管理チームの対立構造に、そして物語はクライマックスを迎える。(以下、ネタバレがあります)

竹内結子さん主演ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」

「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」は、法廷ではなくスキャンダルやトラブルの裏側を主戦場に活躍する異色の弁護士であり、情報を操作し影で社会を動かす“スピン・ドクター”を題材としたノンストップ・エンターテインメント。

竹内さんにとって、地上波連続ドラマとしては「ダンダリン労働基準監督官」(2013年、日本テレビ系)以来6年ぶりの、フジテレビ系連続ドラマとしては「ストロベリーナイト」(2012年)以来7年ぶりの主演を務めたことでも話題になった作品だ。

竹内さんが演じる主人公・氷見江がさまざまなスキャンダルと対峙し、逃げ場を失って崖っぷちに立たされている女性の心に寄り添い、手を差し伸べ、危機から救うべく奔走する姿が見どころとなっている。

まさかの氷見が事務所を退所

氷見は、与田(水川あさみ)から、クライアントを吾妻涼介(山本耕史)のために利用していたのではないかと疑われる。そこに東堂裕子(泉里香)から、吾妻の元秘書・氷見を使った政治資金スキャンダルのメールが氷見に送られてきた。

しかも氷見は事務所を辞めたと言い、新たに吾妻がクライアントになった。そして吾妻は林光蔵総務大臣(山田明郷)とともに事務所にやって来る。応対する与田と鈴木に林は、吾妻は党の顔で妻の美咲(山崎紘菜)の父は党のドン・五十嵐幸夫(小野武彦)なので泥を塗るわけにはいかない、と言う。

5年前の事件との関連性は？

無事、スキャンダルを否定する会見を終えたと思った矢先、まさかの氷見が動画を配信。それは自分の合法性を盾にして、吾妻と政党に何かあるかと思わせるような内容だった。

そして、5年前のとある死亡事故への氷見の関与を知った一行。そこからまさかの氷見が公職選挙法に違反していた疑いが報道され、第10話へと発展していく。

まさかの氷見が事務所を退所

しかしこれは吾妻、林大臣らクライアントを守るために与田が東堂にリークしたものだった。

与田は記事が掲載される「週刊文新」の発売前、藤枝修二(中川大志)とともに吾妻と林を訪ねた。記事内容を伝えた与田は、この記事でもう一度氷見を叩くため、公の場を用意して欲しいと頼む。藤枝は出来れば氷見の国会での証人喚問が望ましいと言う。吾妻は、証人喚問は無理だが公聴会や調査会の名目ならと検討すると答え、行なわれた。

調査会の冒頭、氷見は不正に情報を取得し、事実と異なる印象操作をおこなうなど、選挙法において違反行為をおこなったかを聞かれるも否認。すると、進行していた林は氷見の選挙法違反を裏付ける証人として、茂呂裕也(佐野岳)を呼び出し、続けて与田も立つ。これにて、氷見は窮地に立たされたと思いきや、まさかの氷見と吾妻がタッグ。そこから物語はさらに展開。危機管理チームと氷見のクライマックスに視聴者からは「アツい！」「氷見与田タッグ！」などの声が集まった。