最終シーズン「新エアーウルフ復讐編」を無料放送、ホークの兄・ジョンを中心に新チーム結成

2025.05.30 19:00

バリー・ヴァン・ダイク演じるセント・ジョンを中心に結成された新チームが、戦闘ヘリ“エアーウルフ”を駆使して、さまざまな事件に挑む海外ドラマ「新エアーウルフ復讐編」。「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」のシーズン4となる本作が、5月31日(土)よりＢＳ松竹東急(全番組無料放送・260ch)で、毎週土曜に4話ずつ放送される。本記事では、シーズン4の第1話のあらすじや見どころについて紹介していく。

ホークの兄のジョンが活躍！パワーアップしたシーズン4

CIA(アメリカ中央情報局)が巨額な費用を投じ、秘密裏に開発した戦闘用ヘリ・エアーウルフは、自動戦闘学習システムや、弾丸も跳ね返す装甲、さらにターボジェットエンジンを2基搭載する超高性能機体。そんな“最強ヘリ”にベトナム帰還兵の敏腕操縦士ホーク(ジャン=マイケル・ヴィンセント)らが乗り込み、世界を股にかけ巨悪と激闘を繰り広げる姿が、シーズン1からシーズン3にかけて描かれてきた。

最終シーズンとなるシーズン4では、ホークをはじめとしたこれまでのレギュラー陣が退場し、ホークの兄のジョン(バリー・ヴァン・ダイク)、CIA特別作戦部長アークエンジェルの後任のロック(アンソニー・シャーウッド)、ドミニクの姪であるサンティーニ(ミシェル・スカラベリ)、お調子者の空軍少佐マイク(ジェラント・ウィン・デイヴィス)の4人が新たにエアーウルフチームを結成し、巨悪に立ち向かっていく。

そんなシーズン4は、ベトナム戦争の作戦中に行方不明となっていたジョンの居所が明らかになり、マイクらが救出作戦に臨む激動の展開で幕を開ける。新たなエアーウルフチームと手ごわさを増した敵との戦い、フレッシュな人間模様、迫力を増したアクションなど、パワーアップしたエピソードが満載だ。

「新エアーウルフ復讐編」第1話あらすじ

CIA特別作戦部長のアークエンジェルが極東に飛ばされ、ロックが後任に就く。

一方、行方不明になっていたジョンは、ビルマの密林地帯でブーシャール大佐が率いる傭兵部隊の捕虜となっていた。ジョンは、自分が生きていることをどうにか弟のホークに伝えようと奮闘。やっと連絡がついたものの、実はそれらはエアーウルフ欲しさにブーシャールが仕組んだ罠だった…。

その後、ブーシャールはホークが勤めるサンティーニ航空のヘリコプターを爆弾により爆破。ホークの相棒・ドミニクが死亡し、ホークも大ケガを負ってしまう。病院に付き添うドミニクの姪サンティーニに、ホークは“ジョンを連れ戻してほしい”と頼む。

その頃ロックは、空軍少佐のマイクに協力を依頼し、衛星探査でエアーウルフの位置を割り出そうと試みるが――。

対照的な2つの地で描かれる兄弟愛

第1話は、ホークやサンティーニの住む「アメリカ」と、ジョンが捕虜として捕らえられている「ビルマ」での出来事が交互に描写され展開していく。

ビルマの密林地帯では、ブーシャールから激しい拷問を受けながらも、必死にホークへ無事を知らせようようとするジョンの姿が描かれ、一方アメリカでは、都会の街並みやCIAの最新施設を背景に、兄を心配するホークの心情が丁寧に綴られる。対象的な2つの地を舞台に、遠く離れていながらも互いを思い合う兄弟の愛情が、物語にさらなる深みを与えている。

また、アークエンジェルの後任であるロックは一見非情な印象を受けるものの、エアーウルフをCIAに取り戻そうとするうちに、ジョンの救出を決心する。そんな彼がサンティーニやマイクとともにジョンを助けようと奮闘するシーンは見どころの一つ。情に厚いロックの指揮官ぶりにも注目だ。

ジョンとホーク、エアーウルフを受け継ぐ兄弟の絆、さらに激しさをます戦いから目が離せない。