塩野瑛久“凍也”の愛と狂気に溺れる麻生久美子“あやめ”、堕落していく姿に「もう抜け出せないよな…」と反響＜魔物＞

麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の第5話が5月23日に放送。全てを失ったあやめ(麻生)が凍也(塩野)に溺れていく展開に「もう抜け出せないよな…」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

• 【写真】愛ある行動…？あやめ(麻生久美子)の首を絞める凍也(塩野瑛久)
• 【写真】あやめ(麻生久美子)に甘えるように寄りかかる凍也(塩野瑛久)
• 【写真】同棲を始めて朝を迎えるあやめ(麻生久美子)と凍也(塩野瑛久)

日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス

同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。

実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる

実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛＝所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。

また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。

あやめの心が少しずつ壊れ始める

あやめが勤める法律事務所に乗り込み、自殺未遂騒動を起こした夏音は、その直後、こつぜんと姿を消した。「私と一緒にいよう」と全てを失ったあやめは、混乱する凍也の手を取り、自宅へと招き入れる。そしてそのまま、二人は一緒に暮らし始めるのだった。

凍也との生活は、あやめにとって穏やかで満たされた日々。夏音の騒動以降、事務所内での立場を失ったあやめだったが、「凍也が待っている」と思えば、つらい毎日も乗り越えられた。しかし、そんな日々の中で、彼女の心は少しずつ壊れていく。

一方、名田奥太郎殺害事件では、新たな真実が判明。奥太郎のスマートフォンを持ち去り所持していたのは、なんと息子の潤だった。警察に追い詰められた潤は、不気味に笑いながら「ぜーんぶ話してあげますよ。誰が、父を殺したのか」と口を開く。

奥太郎は、自縛プレイ中の事故死だったという。そのような死に方を知られたら父が恥をかくと思った潤は、父の名誉を守るために他殺を偽装していた。しかし、そう語る潤は、まるで父の死をなんとも思っていないかのようだった。

あやめ、夏音、陽子の心理戦シーンに「怖かった笑」

そんな中、あやめは、凍也がひそかに夏音の行方を探していたことを知ってしまう。幸せだったはずの生活に芽生えた小さな疑念をきっかけに、再びあやめに手をあげる凍也。

さらに、陽子からの突然の呼び出しにより、凍也にそれぞれ異なる思いを抱えるあやめ、夏音、陽子、三人の女たちが、ついに一つのテーブルを囲むことに。

「あなたってそんなレベルの女だったのね」「激しくあなたの夫に愛されて、申し訳ないとでも？」

「どうしてそんなに自分に自信があるの？(笑)」などと飛び交い、秘密を抱えた三人の心理戦が繰り広げられる。

凍也に溺れていき全てを失うあやめの姿が描かれた第5話に、SNSでは「暴力＝愛情と思い始めたらもう抜け出せないよな…」「女同士のくるくるお食事シーン怖かった笑」といった投稿が相次いだ。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部