高橋真麻、“ルッキズム”イジリへの本音を吐露「信頼関係があったから何を言われても大丈夫だった」＜うちの会社ってさぁ！＞

2025.05.24 11:30

村重杏奈と高橋真麻がゲストとともに、働く女性の悩みや愚痴を聞きながらおしゃべりするTVerオリジナル新番組「うちの会社ってさぁ！～内緒の話ランチ会～」の第10回が5月19日に配信された。ゲストの丸山礼がデビュー間もない頃のエピソードを披露。生放送のCM中に泣いていた理由とは？

番組について

KDDI×TVerコンテンツ共同制作プロジェクト第二弾となる本番組は、バラエティ番組に引っ張りだこの村重杏奈と、どんなテーマでもコメント力に定評のある高橋真麻が、社会で働く誰かの"内緒の話"を聞きながらおしゃべりするトークバラエティとなっている。

番組の舞台は、とある会社のランチタイム。村重と高橋は、働く女性のお悩みや"内緒の話"が音声としてアップロードされるプレイリストを開いておしゃべりするのが日課という設定だ。プレイリストに音声をアップロードした＜文句ちゃん＞に共感したり、＜文句ちゃん＞を困らせる＜困ったさん＞に怒りを露わにしたり。ゲストとともに、毎回おしゃべりのお供となる「おすすめスイーツ」を食べながら、リアルで痛快なトークを展開する。

さらに、TVer公式SNSではスピンオフコンテンツ「勝手にベストアンサー考えます。」を縦型動画で配信。何でも首を突っ込みがちな出演者3人が、＜文句ちゃん＞から寄せられた「返信に困ったメッセージ」のベストアンサーを勝手に決定する。

村重杏奈、同じ質問を繰り返すインタビュアーに本音を吐露

冒頭では、村重が「最近ハッピーだった出来事」を披露。最近買った黄緑のスマホケースがたまたま金運アップの色で、メイクさんに「シゲちゃん、金運アップやんな」と言われたことを“アンミカ風”に明かす。「自然と金運アップを選んだ自分にアガった」という村重に、「この色選ぶってやっぱり渋いよ」と高橋。丸山からも「ずんだ色」といじられ、「海外のサイトでしか買えない」と苦労して手に入れたことを必死に説明していた。

そんなトークから始まった第6回の最初の内緒話は、40歳・業務委託派遣社員の＜文句ちゃん＞から上司への愚痴。50代の上司はいわゆるポンコツで、業務委託の＜文句ちゃん＞に契約以上の仕事をさせたり、個人的な悩み事を相談してきたりするそうだ。「でも上司が楽しんでいただけるなら私は本望」と語る＜文句ちゃん＞を、3人は「優しい！」と賞賛。高橋は「業務委託でいろんな人と働いてるからコミュニケーション能力が高いんだろうね」と語る。

一方、「私も(人に対して)ポンコツだと思うことはある」という村重。具体例として、「取材で何回も同じ質問をするインタビュアー」を挙げ、「行き着く先は同じなのに色んな聞かれ方をすると私の方が頭がおかしくなりそう」と本音を明かした。

「CM中に泣いてた」丸山礼が意外な過去を明かす

続いての内緒話は、25歳・保険系会社員の＜文句ちゃん＞のお悩み。メモを取らないため、何度言っても仕事が覚えられない後輩に少し厳しい言い方をしたところ泣かれてしまったという。さらにその後輩の母親が過保護で、ちょっとのことでも会社に抗議をしてくるため、周りはハラスメントになることを恐れて注意しなくなったそうだ。村重が「仕事に関しては泣かないでほしい」と語る中、丸山がデビューしたての頃、慣れない生放送番組のCM中に泣いていたことを明かす。「出会ったことがない自分にびっくりと悔しさ」と当時の心境を振り返った。

また村重が自己流の過保護な子との付き合い方を紹介。過保護な家庭で育った子は褒められて伸びるタイプが多いため、「ちょっとでも出来たことを毎日褒めてあげる」ことを心がけているという。高橋は褒める側にもメリットがあるといい、「常に粗探しするより(相手の)いいところを見つけてあげようっていうマインドの方が幸せ」と語った。

バラエティ常連の3人が“ルッキズム”について熱く議論

最後は30歳・コンサル系会社員の＜文句ちゃん＞の内緒話。人事部所属で、会社の採用に携わっている＜文句ちゃん＞が、「肌が荒れている人やふくよかな人は自己管理ができていない」といった外見に基づく偏見で採用・不採用を決める40歳・社長への愚痴を語った。「おじさんの方が見た目のことを言う」と疑問を口にする高橋に、丸山はテレビのバラエティ番組でも昔は人の見た目をいじっていたことを挙げ、「その中で育って感性を築き上げた方たちなので時代が悪い」と持論を展開する。

村重は自身が出演した番組で女性タレントが芸人を「歯が黄色」とイジり、周りが笑っていたことを明かし、「やめてほしいなと思った」と本音を吐露。また、高橋はいじられてきた立場で「私はイジってくる人との信頼関係があったから、何を言われても大丈夫だった」とした上で、「会ったばかりで強烈なイジリをされたらしんどいかもね」と語った。

昨今議題に上がるルッキズムの問題について真面目に語った後は、恒例のおやつタイム。この日は、“TARTE & LOVE CAFE”(世田谷区北沢)のタルトを食す。一見普通のタルトだが、無添加・低糖質にこだわった手作りタルトだ。数種類の中から、高橋は「視力が良くなるように」とブルーベリータルトを選択。さらには「視力良くなりました？」という丸山の質問に「結構視界がいい」と返答し、村重に「乗るのやめてください(笑)」と諌められていた。

構成・文＝苫とり子