正体は3人のグラビアアイドル…“XTuber”橘舞＆咲田ゆな＆霜月めあ「合同初配信は真っさらな私たちに注目して」

「XTuber(クロスチューバー)」レーベルの「club flamingo」が、第一期生による「ビジュアル初公開＆3人合同配信」を5月23日(金)に実施する。

• 【写真】解禁となった「club flamingo」第一期生3人のキャラクタービジュアル
• 【写真】「ミスマガジン2022」グランプリの咲田ゆな
• 【写真】コスプレイヤーとしても活躍する霜月めあ

「XTuber」は、3次元のタレントと2次元のバーチャルタレントを融合させる新しい概念。本プロジェクトを手掛ける株式会社PANDORAが生み出した言葉で、Vtuberの延長線上を意識しながらも予測不能なトレンドの誕生を目指していく。

続々と情報解禁がされていく中、5月11日には全メンバー(橘舞、咲田ゆな、霜月めあ)が明らかに。普段はグラビアなどで活躍する3人に、異なる次元をどのようにクロスさせていくのか、初の合同配信では何が巻き起こるのかを聞いた。

「体は捨てない」未知のプロジェクトが始動

――今回の活動について話を聞いたときの、率直な感想を教えてください。

橘：初めにお話を頂いたときは「くろす…ちゅーばー？」と、聞き慣れないワードの登場に動揺を隠せませんでした。ようやく腑に落ちたのは、中の人が橘舞であることをあえて公表しつつ、Vtuberとして新しい側面を見せていく説明を受けたときですね。同時に、あまりにも未知すぎるプロジェクトに、不安よりもワクワクした気持ちが強くなったのをよく覚えています。

咲田：私がお誘いを受けたときは、まだ「XTuber」という言葉自体は作られていなかったんです。スタッフの皆さんも手探り状態だったせいか、初めは何を言われているのか全く理解できなくて(笑)。ただ、アニメを中心とした二次元コンテンツへの愛が止まらない私が、その思いを爆発させるのにぴったりな場所であることが徐々に分かり…。今では大好きな歌にも挑戦するなど、新鮮で楽しい出来事にたくさん出会えています。

霜月：初めに「Vtuberのような活動をするけど興味ある？」と聞かれたときは「できません！」と断っていました。霜月めあ名義でゲーム配信などをすでにしていましたし、ゼロからキャラ作りをする必要性があるのかなと思っていて…。でも、「めあちゃんの体は捨てないよ」という、とんでもないワードが飛び込んできたことにより、とにかく一度話を聞くことに(笑)。結果的には、自分とバーチャルを並行させる発想が面白くて、素直にチャレンジしてみたいなと思えましたね。

「年間200日は金縛りに合う」特殊な経験すらもキャラに反映

――それぞれの2次元キャラクターがもつ特徴や魅力は？

橘：夷振えの(ひなぶりえの)は、私の願望が全て詰まったキャラクターです。打ち合わせでオカルトと未確認生物が大好きだと強くアピールしたおかげで、厨二病感も楽しんでもらえる独特なキャラクターが出来上がりました。年間200日は金縛りにあう私の体質を、えのがしっかり受け継いでくれており大満足です。今は「怪談朗読」や「ホラーゲーム配信」など、存分に私のオタクぶりを感じてもらえるようなコンテンツをお届けしています！

咲田：夏乃音ユキ(なつのねゆき)は、私から素の部分を抜き取ったようなキャラクターで、すごく甘えたがりな性格をしています。キャッチコピーの「夢は、夏に雪を降らせること」は、実は私自身で考えました。何を言っているか分からないと思うのですが、つまりは“不可能を可能にする”ってことなんです！　人見知りな私がなかなか一歩踏み出せなかったことも、ユキと一緒ならできるような気がしています。

霜月：初めは、なんで私がメンバーに選ばれたのかなと思っていたのですが、音零くじら(おとなし くじら)の性格を見て納得しました。それはもうギャル感が溢れ出ていて、ものすごく私っぽい！　配信では、より2次元らしい輪郭を感じてもらえるように“ギャル1.5倍増し”の明るめなテンションで臨んでいます。5月23日に公開予定のキャラクタービジュアルも、皆さんに早くチェックしてほしいです。私が初めて見たときは、つい「エッチじゃない？」と言ってしまいました(笑)。

「XTuber」にしかできない取り組みはたくさんある！

――皆さんの3次元での活動内容をお聞きしたいです。また、これから2次元とクロスできそうな部分があれば教えてください。

橘：「ミスヤングアニマル2022(審査員特別賞)」「ミスFLASH2023」の受賞をきっかけに、グラビアの活動が一気に広がりました。2024年からは、憧れだった舞台俳優にも挑戦できてうれしい限りです。ただ、私のオカルト・未確認生物が好きな側面は、まだまだ世の中に知られていません。夷振えのに力を借り、マニアックすぎる私を惜しみなく出していけると、まさに活動がクロスするのではないかと感じています。

咲田：私の生活が一変したのは「ミスマガジン2022」でグランプリを受賞してからです。グラビアアイドルの活動を中心に、お芝居の仕事もいただけるようになりました。そんな私がまだかなえていない夢の一つは、声優になること。夏乃音ユキとして声を軸にした活動をする中で、咲田ゆなの野望もどんどん実現させたいと思っています！

霜月：グラビアアイドルやコスプレイヤーをしながら、今はゲーム関連のイベントMCなど、大好きなサブカル寄りの活動にも力を注いでいます。VTuberとしては、すでに配信界隈へどっぷり浸かっている私を、さらにバラエティー色を強めて発信していくつもりです。音零くじらを通して「オタクに優しいギャルは存在するんだよ」というメッセージを届けられたらうれしいですね！

――他にも「XTuber」ならではのやってみたい活動はありますか？

橘：オカルト現場の調査などのロケを私がして、夷振えのに深く考察をしてもらう…。そんな活動ができたら、唯一無二で面白そうじゃないですか？　夷振えのには、ぜひ未確認生物の謎を解き明かし、歴史に名を刻む存在になってほしいと思っています！

咲田：2次元と3次元を複合させたグラビアをしたいです。1枚の絵に私と夏乃音ユキがいて、背中合わせをしたり、手をつないだりする「XTuber」ならではの写真集を出せたらすてきだと思います。近い将来、3人のオリジナル曲が発表されるなんてこともあるかも？

霜月：セルフプロデュースでフォトブックを制作するなど、今でもやりたいことは積極的に挑戦させてもらっています。前例のない活動をするからこそ、私の興味の赴くままに、よりフリーダムな試みをしていきたいです。予測不能な感じを楽しんでもらうことこそが「XTuber」の醍醐味なはず！

今しか味わえない“ういういしさ”たっぷりの合同初配信に

――最後に5月23日に行われる「ビジュアル初公開＆3人合同配信」の見どころ、聴きどころを教えてください。

霜月：実は私たち、3人で初顔合わせをしたのが5月の中旬なんですよ。合同配信では、まだまだお互いを知らない状態の私たちが、徐々に仲良くなっていく様子を楽しめるのではと思います！

咲田：私と橘舞ちゃんは前から友達なのですが、霜月めあちゃんとはこの前会ったばかり。5月23日の配信では、敬語からタメ語に変わる瞬間に立ち会えるかもしれません。

橘：私も霜月さんって呼んでいるし、橘さんって呼ばれている(笑)。キャラクタービジュアルも初公開されるので、今チェックしてくれたら本当に最古参だよね。

霜月：まさに「みんなは俺が育てた」を体現できるタイミング！　これから関係性が構築されていく3人のういういしい様子を、ぜひコメントで盛り上げに来てくれるとうれしいです。