朝田家やのぶ(今田美桜)の近況を知る嵩(北村匠海)

朝田家やのぶ(今田美桜)の近況を知る嵩(北村匠海)

＜あんぱん＞北村匠海“嵩”が決意するも視聴者からは「間に合うかな」と疑問の声

2025.05.22 16:43

提供：WEBザテレビジョン

朝田家やのぶ(今田美桜)の近況を知る嵩(北村匠海)

今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。5月19日からの第8週「めぐりあい　わかれゆく」では、御免与尋常小学校の教師となって1年半が経つのぶ(今田)と、卒業制作に精を出す嵩(北村匠海)の姿が描かれた。(以下、ネタバレがあります)

第8週「めぐりあい　わかれゆく」

連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。

戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。

第8週は、母校の御免与尋常小学校の教師になって1年半、相変わらず生徒たちに愛国の心を教え込む日々を過ごすのぶ。しかし、のぶは20歳になるということもあり、いくつもの縁談が持ち込まれ葛藤していた。一方、嵩は卒業に向け作品制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々を送る……といったストーリーだ。

「御国のために」と意気込む生徒が辛い

5月22日放送の第39回では、休暇明け、のぶは教育勅語を暗唱し「御国のために！」と意気込む生徒たちの姿を見て、初めて辛くなる。

それは釜次(吉田鋼太郎)が豪(細田佳央太)の墓を掘れない姿や、蘭子(河合優実)が泣き叫ぶ姿を見てのことだろうか。このシーンには「のぶ、戦争への考えが変わるのだろうか」「何を考えたんだろう」などの声が寄せられていた。

亡き父・結太郎が引き合わせた次郎が再登場

また、この日の放送では、第36回でのぶが生まれて初めてお見合いをした相手・次郎(中島歩)が朝田家を訪問。

次郎はお見合いの日に撮影した、ふとした瞬間ののぶの写真を持参。「鳥が飛んだ瞬間、すごくいい表情をしていたので」と言い、釜次らに見せた。

さらに、「今日はお願いがあって参りました」「のぶさんに正式に結婚を申し込みにきました」と続ける。

これにのぶは呆然とする。そして「お気持ちはありがたいですけど…やはり決心がつきません」と素直に答えたのであった。

スランプを抜け出した嵩は…

同じころ、嵩(北村匠海)のもとに千尋(中沢元紀)から手紙が届く。そして嵩は、豪が戦死したこと、そして、のぶに縁談が来ていることが書かれた手紙を読んだのだった。

この事実を知り、嵩は「健ちゃん。僕は決めたよ、この卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いに行く」と宣言をし、創作に励む。その姿は、まるでスランプを抜け出したかのようだった。

しかし、次郎が現れた今、嵩の思いは無事届けられるのか疑問だ。「嵩、急いで！」「間に合うかな…」などと2人の関係を応援する声が見受けられた。

◆文＝於ありさ

WEBザテレビジョン

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