千鳥ノブ、永野の恋愛企画MCのうまさに困惑「ちゃんと恋リアを見るんですね」＜チャンスの時間＞

2025.05.22 15:06

千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00ー0:00　ABEMA SPECIALチャンネル)の5月18日放送 #313は、かつて「恋リアは実験用のマウス」と問題発言をしていた永野によるまさかの恋愛企画「永野プロデュース！春のマッチング大作戦」で、売れていない若手芸人たちを応援する恋愛企画のMCに永野が初挑戦する。男女14名が恋人探しをする「恋するチャンスの時間永野と春の青空お見合い祭り」を千鳥とゲストの阿部なつき、永野本人がスタジオで見届けた。

「恋するチャンスの時間永野と春の青空お見合い祭り」

ふだんから毒舌をまき散らし、正統派への反抗心をむき出しにしている永野の恋愛企画初MCに、ハチャメチャな展開を期待していた千鳥だが、いざロケVTRが始まると予想と異なる展開にとまどいが広がる。

オープニング、男性メンバー紹介の場面では、若手芸人を軽快にイジりながらトークを広げる永野の姿に、大悟が「ちゃんとこういう番組ぐらいのイジり方してる」と、ノブも「何、見てんの？」と違和感を抱き、早くもVTRを中断する。

ノブが「うまいのだけはやめてください」と釘を刺すが、再開したVTRでは、満面の笑顔と明るい声で雰囲気を盛りあげ、スムーズに進行していく永野に、ノブは「うまいって」「視野も広い」と驚き、大悟は「フリなんかも。ここはちゃんとして、前半でそうなったら見てられんやん」と後半で永野らしい暴走が見られるのではと期待する。

しかし、その後もスムーズな進行で女性メンバー紹介、第一印象チェックまで流れたVTRに千鳥はさらに困惑し、永野も「何を求めてました？」「何だったらマジで笑った？　教えて、この設定で」と混乱状態になる。「めちゃくちゃルールのVTRを見るのかと思った。ちゃんといい恋リアを見るんですね？」と語ったノブに、永野は「そんな手前のことしないですよ、“永野大暴れ”ってやつでしょ？」「ここからちょっと常識はずれな行動も時折する」と予告する。

参加者たちが自由に過ごすフリータイムでは、オフショルダーの服で肩を露出した女性メンバーと山田竜二を「山田の目が野獣に変わりました」と実況した永野に、千鳥が爆笑する。永野らしからぬ発言に、ノブは「お蔵入りかもしれないです」「永野さんのために」と心配し、続いて「これはのっかれない」とした大悟に、永野は「俺だっておもしろいと思ってしゃべってねぇよ」とついにブチギレる。「興味ねぇよ、こんな奴らの恋愛とか」「俺も仕事だからやったんだよ」と声を荒げ、「やってみ、これ」と千鳥に突っかかる永野に、スタジオはさらなる爆笑となる。

また、奥手な男性芸人たちを見かねた永野が、女性メンバーの矢印が誰に向いているのか男性陣にバラすという恋愛企画の禁じ手を解禁してしまう。スタジオの永野は「どっちがどっち好きか知らないじゃん。それを見せちゃうっていうボケ」「ディレクターとかは、それを千鳥が『アカンアカン』って言うと思ってるけど、静かに見てるじゃん。俺、今、倒れそうになったから懺悔した」と自らVTRを止めて、解説する。

さらにVTR中には、永野が「人気シリーズになりそうじゃない？」と笑顔で語る場面もあり、こんなことになるとは知らず、上機嫌で語る永野に、千鳥は「言いましたね？」「やっていきたいってことだ、この地獄を」と大笑いする。永野は「僕、死にますよ」「勘弁してください」と懇願する事態となる。

そして、ラストの告白タイムでも、バラエティの基本に沿った完璧な立ち回りを見せた永野は、これまで隠してきたさまざまなテクニックを披露し、最後まで千鳥を笑わせていた。

VTRを見届けたスタジオでは

スタジオでは、VTRを見届けた永野の表情に、ノブが「ヒース・レジャーみたい」「『ダークナイト』みたいな顔してる」と爆笑すると、永野は「何年後じゃない？　みんな笑い出すの」「(お笑い)知能があがった瞬間」「2027年くらいでみんな笑うんじゃない？」と今回の企画にコメントする。

また、感想を求められたゲストの阿部が「ふつうの恋リアにみんなあきあきしているじゃないですか。それで今回のスタジオみたいな第三者視点の……」と語ると、千鳥の「第三者委員会？」「わしら、そんなきびしかったですか？」との反応に、永野も爆笑しながら、「第三者委員会ぐらいきびしかった」「あいつら容赦しねぇから」と返す。

あまりに立ち回りがうまかった永野に困惑する千鳥と、思いもよらぬイジり方をされてパニックに陥った永野が大迷走するカオス回となった。