

Netflix『罵倒村』が「“ガンニバル”すぎる笑」と話題 配信サイトの“垣根”越えたパロディにファン反応

元テレ東プロデューサー・佐久間宣行氏の手掛けたNetflixコメディ「罵倒村」が、日本におけるNetflix週間TOP10の1位を獲得。SNS上でも「芸人への大きな愛を感じてちょっと感動すら覚える」「佐久間さんの手がけた作品の中でも最高傑作に近いかも」と視聴者から大きな反響を呼んでいる。さらに、他社配信サイトであるディズニープラスのオリジナルドラマ「ガンニバル」を“オマージュ”している点も話題となっており「これはもうガンニバル笑」というコメントも。たとえば序盤で登場する看板「ようこそ罵倒村へ」は、「ガンニバル」の「ようこそ供花村(くげむら)」の看板を思わせ、さらに「ガンニバル」に出演している笠松将が「罵倒村」では鍵を握る人物として登場している。
話題の配信コンテンツ「罵倒村」と「ガンニバル」
Netflixで独占配信中のコメディ「罵倒村」は佐久間氏が手掛ける、罵倒されまくる芸人の“怒り”と“笑い”が渦巻くコメディ作品で5月13日より配信開始。基となっている企画は佐久間氏のYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」で2024年に配信され総再生回数1500万回を超えた「罵倒村」。Netflixでは同企画をベースにしつつ完全オリジナル作品として新規に制作されている。
Netflix版「罵倒村」で、呪われた村で容赦ない罵倒に耐え抜くのは渡部建(アンジャッシュ)、渡辺隆(錦鯉)、長谷川忍(シソンヌ)、津田篤宏(ダイアン)、屋敷裕政(ニューヨーク)、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)ら個性派芸人たちだ。
一方「ガンニバル」は、同名漫画を原作としたディズニープラスで独占配信中のオリジナルドラマ。柳楽優弥演じる警察官が供花村(くげむら)に赴任し、閉鎖的な村に渦巻く「人が喰われている」という衝撃的なうわさの真相を探るうちに、絶対的な権力で村人たちを支配する後藤家と激しく対立していくさまが描かれたヴィレッジ・サイコスリラー作品。笠松は主人公と敵対する“後藤家”の当主となる重要な人物を演じる。
「ガンニバル」は2シーズンに分かれており、完結編となるシーズン2はこの4月に最終回を迎えたばかり。ドラマとしての完成度の高さ、そしてカニバリズムを題材とした物語や地上波では難しい過激な描写などがSNSで話題を呼んでいた。
東野幸治「ガンニバルと一緒やん!」
「罵倒村」は、渡部への「人を●したかド●ッグをやったかぐらいの罪を背負っている男」、渡辺への「ドM-1チャンピオン」など、秀逸な“罵倒”が笑いの肝となっている。しかし「ガンニバル」を知っている視聴者は、その攻めたパロディ具合も笑いどころとなるだろう。
本作序盤で「ようこそ罵倒村へ」という看板が掲げられているのだが、「ガンニバル」で登場する「ようこそ供花村(くげむら)」という看板を想起させる。さらに「罵倒村」には、芸人たちを連れて村をナビゲートする役として笠松が出演しており「この村は狂ってる」と発言。MCを務めた東野幸治も笠松の登場に「ガンニバルと一緒やん!」と驚いていた。
「罵倒村」を見た「ガンニバル」ファンは東野と同じ感想を抱いたようで、SNSでは「ガンニバルっぽいと思っていたら笠松将が出てきた。これはもうガンニバル笑」「おかしな村で笠松将…ガンニバルやん笑」と盛り上がっている。
実は、「罵倒村」は「NOBROCK TV」版のときから「ガンニバル」要素が散りばめられていた。「ガンニバル」で印象的な「ニゲロ(村から逃げろ)」というワードや“ちぎれている人の指”も登場。Netflix版を制作するにあたり、「ガンニバル」要素を消すか残すか検討されたはずだが、なんと笠松をキャスティングするという方向でパワーアップをさせてきた。
なお佐久間氏は「NOBROCK TV」の、ほかでもない東野とのトーク回で「ガンニバル」を絶賛しており(2023/12/30公開「【計27作品】東野幸治 エンタメ報告会2023!今年観た映画・ドラマ・アニメなどを2人で語り合う!」)、「ガンニバル」への愛があるからこそのリスペクトを持ったパロディになっているといえるだろう。今後も配信サイトの枠組みや垣根に縛られすぎない良質なコンテンツが生み出されていくことに期待したい。
文=菊池正和
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
千鳥ノブ、永野の恋愛企画MCのうまさに困惑「ちゃんと恋リアを見るんですね」<チャンスの時間>WEBザテレビジョン
-
緑川光、Snow Man佐久間大介らが朗読劇「約束の鎮魂歌(レクイエム)」に出演 舞鶴から平和の尊さを伝えるWEBザテレビジョン
-
日本テレビアナウンサー・滝菜月、潮干狩りで見せた“ママの顔”笑顔あふれる親子2ショットにほっこりENTAME next
-
僕青、フットゴルフ大会出場の“選抜入り”を目指し、火花を散らす「ライブ前より緊張する」<ABEMAスポーツタイム>WEBザテレビジョン
-
日向坂46・藤嶌果歩が『週刊少年チャンピオン』表紙に登場、ドキドキのルームウエア姿も披露ENTAME next
-
NANO「クセの強い、耳に残る4曲」 IS:SUEが3rdシングルのリリースイベントを開催WEBザテレビジョン
-
田中圭出演バラエティ放送 千鳥が経緯説明「どうしても放送しないと」モデルプレス
-
JO1白岩瑠姫「後輩力の塊」と絶賛したINIメンバー「今まで出会った人の中でダントツ」モデルプレス
-
櫻井翔「XXX占拠」がクランクイン “占拠シリーズ”初の夏クールに意気込むWEBザテレビジョン