＜PJ ～航空救難団～＞石井杏奈“さやか”が行方不明にさらに大規模災害が発生、内野聖陽“宇佐美”らは命懸けの救助に向かう

2025.05.22 06:30

内野聖陽が、主演を務める4月期木曜ドラマ「PJ ～航空救難団～」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／Tverにて配信)第5話が5月22日(木)に放送される。同作は、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台としたテレビ朝日初となるレスキュー大作。テレビ朝日の連続ドラマで15年ぶりに主演を務める内野は、PJの隊員を育てる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司を演じる。

“究極の救難部隊”での1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿を描く

同作の舞台となる航空自衛隊航空救難団は、選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う人命救助最後の砦、いわば“究極の救難部隊”。

作中では、内野演じる、激しい情熱を内に秘め型破りな訓練で訓練生を鍛え上げていく主任教官・宇佐美と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちとの1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿が描かれる。

訓練生役に神尾楓珠、石井杏奈ら　航空自衛隊がドラマに全面協力

訓練生役として、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎が出演。

監督を務めるのは、「JIN-仁-」(2009・2011年、TBS系)をはじめ、「義母と娘のブルース」(2018年ほか、TBS系)などを手掛けた平川雄一朗、脚本は、「東京リベンジャーズ」シリーズ(2021年)などを手掛けた高橋泉が担当。また、実在の航空救難団にスポットを当てドラマ化するにあたり、航空自衛隊が全面協力している。

「PJ～航空救難団～」第5話あらすじ

山岳総合実習を終えたPJを目指す7人の学生たち。彼らは、ケガをした白河智樹(前田拳太郎)、体調を崩した東海林勇気(犬飼貴丈)、そして気を失い自力で歩くこともままならなかった藤木さやか(石井杏奈)をフォローしながら、固い絆で過酷な訓練を乗り切れたことにホッとしていた。ところがその夜、教官・宇佐美誠司(内野聖陽)は、「藤木さやか3等空曹。今までよくやったが、ここまでだ」と告げる。その言葉に、がく然とする7人。

しかし、再度全員で同じ訓練に挑む補備の機会をもらい、学生たちは“もう一度みんなでやり遂げよう！”と気合を入れ直す。そんな中、ひとり浮かない表情のさやかは、宇佐美に「自信がない」と打ち明ける。その後もなかなか寝付けず、テントを抜け出したさやかは、薄暗い山道をフラフラと歩き出す。

翌朝、目を覚ました沢井仁(神尾楓珠)はさやかがいないことに気づく。小牧基地の部隊にもさやかから連絡は入っておらず、依然行方もわからないため、急きょ訓練は中止。教官たちは捜索活動を行うことに。沢井らは自分たちも参加させてほしいと懇願するが、規定上、学生に捜索を手伝わせるのは大問題。しかし宇佐美の独断で、学生も一緒に捜索活動を強行することになる。

一方、教官の仁科蓮(濱田岳)は、出産を控えた妻・芽衣(黒川智花)のもとへ行くよう、宇佐美から指示される。また、宇佐美の元妻で看護師長の乃木真子(鈴木京香)は、病院で芽衣と再会する。宇佐美の娘・勇菜(吉川愛)は、芽衣の出産に立ち会うため駆けつけた仁科の家族を思う姿を目の当たりにする。

そんな中、大規模災害が発生。精鋭揃いのPJでもある教官たちは出動を命じられる。要救助者の命と心を救うため、過酷な現場に向かうPJたちの命がけの救難活動が始まる。

――という物語が描かれる。

さやかの行方、大規模災害の発生、仁科の妻の出産――激動の第5話

過酷だった山岳訓練を終えた夜。訓練生たちは焚き火を囲み、近藤が用意した余興用のTシャツを見て大笑いするなどホッと一息ついていた。そんな中、さやかに告げられた「今までよくやったが、ここまでだ」という残酷な言葉。

ドラマ公式ホームページで見ることができる予告動画には、「線状降水帯が発生」というせりふと「大規模災害が発生」というテロップが。視線を交わし、頷く宇佐美と仁科。命懸けの現場を何度も潜り抜けてきたPJである2人には目だけで通じ合うものがあるようだ。

そして場面は変わり、「何かできることがあるんじゃないかと思い…」と訴える白河、東海林に「命懸けの救助の行方は!?」というテロップが重なる。

また、「仁科くんはきっと来てくれるわよ」と言う真子、分娩台の上で必死にいきむ芽衣の姿も次々と映し出される。予告動画は「彼が選んだ道で彼の仕事を誇りに思ってますよ」というせりふと、救助に向かう宇佐美と仁科の精悍な姿で締めくくられる。

視聴者からはSNSで「藤木さん気になるって…眠れないよ！」「まさかやり遂げた後で、ここで告げられるとは　非情過ぎるけど仕方ないのかな」「感動してたらまさかの終わりで、え？？？となっている、、、」「全員で卒業させましょうよ…」と藤木の進退を心配する声や「子供を授かり出産命の尊さを感じます　無事に産まれますように」と仁科夫妻を応援する声、「来週もきっとしんどいけど楽しみ」といった声が寄せられている。

※高橋泉の高は正しくは「はしご高」