全てを失った麻生久美子“あやめ”、塩野瑛久“凍也”と暮らし始める「一緒にいられるだけでいいと思ってた」＜魔物＞

2025.05.22 05:30

麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の第5話が5月23日(金)に放送される。

日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス

同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。

実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる

実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛＝所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。

また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。

金曜ナイトドラマ「魔物」第5話あらすじ

あやめ(麻生久美子)が勤める法律事務所に乗り込んで自殺騒ぎを起こした夏音(北香那)は、その直後、こつ然と姿を消した。「私と一緒にいよう」ーー。全てを失ったあやめは、狼狽する凍也(塩野瑛久)の手を取り家に招き入れ、そのまま2人は一緒に暮らしはじめる。

凍也との生活はあやめにとって幸せな日々だった。夏音が騒動を起こして以来、あやめはオフィスで冷遇され、全てを失っていた。しかし凍也が家で待っていると思えばそれも苦ではなく、徐々にあやめという人間は壊れ始めてゆく。

一方、名田(佐野史郎)殺人事件では新たな真実が判明。名田のスマートフォンを持ち去って所持していた人物は、何と息子の潤(落合モトキ)だった。警察に追い詰められた潤はおかしそうに笑いながら告げる。「ぜーんぶ話してあげますよ、誰が父を殺したのか」。その真相は、物語を誰も予想がつかなかった事態に発展させていく。

そんな中、あやめは、凍也がひそかに夏音の行方を捜していることを知ってしまう。満ち足りた日々の中に生まれた“小さな疑念”は、またもあやめと凍也を“地獄”の沼に突き落とす。

さらに、陽子(神野三鈴)の突然の呼び出しによって、あやめと夏音、陽子という、凍也に対してさまざまな感情を抱える2人の女たちが、顔を突き合わせてひとつのテーブルを囲むことに。

「あなたってそんなレベルの人間だったの？」「激しくあなたの夫に愛されて申し訳ないと？」「どうしてそんなに自分に自信があるの？(笑)」ぎっしり糯米が詰め込まれたサムゲタンを食べながら、秘密を抱えた女たちによる“三つ巴の心理戦”が繰り広げられる。

――という物語が描かれる。

「一緒にいられるだけでいいと思ってた、まだこのときは…」

公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「夏音がいなくなった…」とあやめの元を訪れる凍也からスタート。呆然とする凍也に「私と、一緒にいよう？」「愛してる」と声をかけ、抱きしめるあやめ。

ベッドの上であやめを見つめ「きれいな人…」と呟く凍也や、練習へ向かう凍也を車で送りキスするあやめ、「つまんない、あやめのいない休日なんて」と話す凍也に「行くのやーめた」と笑顔を見せるあやめなど、禁断の愛に溺れていく2人に「彼が家で待っている。嫌なことも我慢できた」というあやめの声が重なる。一方、「今までどこにいた？誰と一緒だった!?」と夏音の髪を掴み声を荒げる凍也の様子も。

そして場面は、あやめ・夏音・陽子が食卓を囲むシーンへ切り替わり、「あなたってそんなレベルの人間だったの？」「激しくあなたの夫に愛されて申し訳ないと？」「どうしてそんなに自分に自信があるの？(笑)」とそれぞれが言葉をぶつける。

また、「いびつな親子関係だったのかな…」と呟く今野、「ぜーんぶ話してあげますよ、誰が父を殺したのか」と取調室で話し出す潤、「一緒にいられるだけでいいと思ってた、まだこのときは…」と凍也に抱きしめられるあやめの姿も。

最後には、「俺のことなんてどうでもいい？こんなに愛してるのに」とあやめの首を絞める凍也の様子が切り取られている。

この予告動画には、視聴者から「凍也怖いよ…」「心臓えぐられそう」「いよいよ円卓の恐怖の女子会！」などの声が寄せられている。