胸元の“音痕”を忠実に再現…「鳴潮」コスプレイヤーたちのこだわり「髪形やまつ毛の色味にも注目してほしい」＜acosta!＞

2025.05.21 12:05

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。東京・池袋のサンシャインシティで定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」には、毎回話題作のキャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーが大勢参加し、屋内外の各所で写真撮影や交流を楽しんでいる姿が見られる。

WEBザテレビジョンでは、4月に開催された同イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「acosta!」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？

■「鳴潮」ツバキ／おもちさん

注目していただきたいのはウイッグの造形です。ボリュームのあるツインテールが特徴的なキャラクターなので、ウイッグにはバンスを使用し、ふかしを入れて。髪形を忠実に再現することにこだわりました。

■「鳴潮」ショアキーパー／kotoneさん

こだわったポイントはまつ毛の色味です。このキャラはまつ毛が水色なので、カラーつけまつげを一束ずつ付けていって特徴的な目元を再現しました。

■「原神」シトラリ／mofuさん

こちらのコスプレでこだわったのは体作りとポージングです。ボディーラインをきれいに見せることを意識して、しっかり体を鍛えつつ仕上げてきました。他にも、顔のタトゥーシールは肌になじむように色味を調整したり、カラコンもいろいろ試して、一番しっくりくる色味のものを選んだり、“色を忠実に再現すること”もこだわったポイントの一つです。

■「原神」宵宮／スメ子さん

宵宮のコスプレをするのは3回目なのですが、毎回メークやカラコン、靴を変えるなどして、ブラッシュアップをしています。前に宵宮のコスプレをしたときは色味を重視しすぎて、顔の印象が強くなってしまったので、今回はカラコンを変えたりしてかわいい雰囲気に寄せてみました。でも、後で頂いた写真のデータを見返すと発色がもの足りなくて…。「次はここを変えてみよう」といった感じで、もうすでに次のコスプレ撮影の予定を立て始めています(笑)。

ポージングや表情の作り方もまだまだ勉強中なので、キャラクターのモーション動画などを見て研究して、クオリティーを高めていきたいです。

コスプレが楽しめる大型イベントは今後も全国で続々開催！

こうして大盛況のうちに終了した「acosta!」以降も、コスプレが楽しめるイベントは全国で多数開催が予定されている。

「ワンダーフェスティバル2025[夏]」(7月27日[日]、千葉・幕張メッセ)や「世界コスプレサミット2025」(8月1日[金]～3日[日]、愛知・栄周辺エリア)、「コミックマーケット106」(8月16日[土]・17日[日]、東京ビッグサイト)といった大型イベントも控えているので、本稿でコスプレに興味を持たれた方はこれらのイベントにも足を運んで、会場の熱気を直に体感してみてはいかがだろう。

◆取材・文＝ソムタム田井