のぶ(今田美桜)が嵩(北村匠海)を諭す

のぶ(今田美桜)が嵩(北村匠海)を諭す

＜あんぱん＞仲直りしたはずの北村匠海“嵩”と今田美桜“のぶ”の間に、再び亀裂が

2025.05.14 14:18

提供：WEBザテレビジョン

のぶ(今田美桜)が嵩(北村匠海)を諭す

今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。5月12日からの第7週「海と涙と私と」では、夏休みで帰省したのぶ(今田)と、嵩(北村匠海)の姿が描かれている。(以下、ネタバレがあります)

第7週「海と涙と私と」

連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。

戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。

第7週は、夏休みで帰省したのぶと、健太郎(高橋文哉)を連れて御免与町に帰ってきた嵩(北村匠海)が、前週に戦争の話題がきっかけで起きたけんかゆえ、もどかしい距離感で接する様子が描かれている。

メイコ、健太郎への思いが膨らむ

5月14日放送の第33回の放送は、のぶが近所の人たちにラジオ体操を教えるシーンからスタート。

のぶは、晴れやかな表情を浮かべ家族の前で「やっぱり子どもたちに体操の楽しさを教えたい」と意気込んでみせた。

そんな中、メイコ(原菜乃華)は上の空の様子。「うちお嫁さんになりたい。相手も見つけたき…」と恋していることを伺わせるような一言をつぶやいた。

そんなところに健太郎があんぱんを買いにやって来る。そこでメイコは健太郎が学校の課題のため、翌日には帰京してしまうことを知るのであった。

健太郎と千尋が背中を押され嵩はのぶに土産を渡す

一方、嵩が大事そうに抱えていた土産が部屋にあるのを見て、健太郎はのぶに渡さなくて良いのかと心配する。

千尋(中沢元紀)からも後悔しないようにと言われた嵩は、翌日、東京に帰る前にのぶを呼び出す。「嵩は絵を描くために生まれてきた」と言われたことで美術の道へ進む決意ができたことへのお礼がしたかったと言って土産を渡すのだった。

嵩からのプレゼントにのぶは…

そして、箱を開けると真っ赤なバッグが。

これを見て、のぶは「たまるか。こんな美しいもん…」と息をのんだ。

しかし、その直後、のぶは「こんなぜいたくなもの受け取ったらいかん」と戦地の兵隊への思いを語りだし、プレゼントを突き返す。そして「嵩も献金すべきや、そう思わん？」と言うのだった。

それに対して嵩は「思わない」「美しいものを美しいと思っちゃいけないなんておかしいよ」と話す。「のぶちゃんが先生になったら、そういう風に教えるの？そんな先生僕は嫌だ」とも。

こうして、2人の間には埋まらなそうな溝が生まれてしまったのであった。

これには視聴者からも「どっちも言っていることは間違いないんだけどね」「難しいね」「仲直りできたらいいな」などの声が集まった。

◆文＝於ありさ

WEBザテレビジョン

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