宮古島に移住した中村昌也の“イマ”に独占密着「カラオケがしんどい。ウチの店だけモーニング娘。が上位」＜ABEMAエンタメ＞

2025.05.14 12:00

俳優の中村昌也の“イマ”に独占密着した映像が、厳選したエンタメ情報のニュース番組「ABEMAエンタメ」(毎週月～金曜夜11:00ー深夜0:00　ABEMA NEWSチャンネル)の密着企画「NO MAKE」にて全編無料配信されている。

「NO MAKE」

現在、中村は、沖縄・宮古島と地元の大阪で二拠点生活をしており、宮古島へは2023年1月に移住、同年2月には知人と共同で島内にバーをオープンした。バーには地元の常連や観光で島を訪れた客が足を運び、看板メニューの“ハブ酒”が250杯売れる日もある繁盛店に、「NO MAKE」のカメラが潜入すると、中村自らドリンクを作り、芸能界でつちかったトーク力で接客する姿があった。

ゆかりがなかった宮古島への移住を決断したキッカケについて、中村は「当時、6年半ぐらいつきあった彼女と別れて……。20年近く芸能の仕事をやって、『何か動き出したいな』ってちょうど思っていたし、なまなましい話ではビジネスチャンスもあると聞いて……」と赤裸々に語り、「『宮古島に来たら、何かが変わるかも』がいちばん正直なところかも。いろいろ忘れたかったこともあったし……」とポツリとつぶやく。

2007年に俳優としてデビューし、舞台を中心に活動していた中村は、プライベートでは2011年に元モーニング娘。の矢口真里と結婚したが、夫婦の関係は2年ほどで終止符を打った。当時をふり返り、中村は「1年くらいは『うっ……』って思う瞬間もあったけど、意外とすぐに立ち直っていたんです。でも、しんどかったっすね。それは向こう(矢口)もだろうけど……」とうつむくも、すぐに前を向き「“前の妻の夫”ってことで、名前を覚えてもらった感謝のほうが大きいかな。なんか逆にありがとうですよ。それ(離婚)がなかったら、世間は僕のこと知らないんじゃないかな？と思う」と感謝の言葉を口にする。

一方で、周囲からかけられる言葉への苦悩があり、中村は「イジられすぎるとしんどいっていうのは、本音かな。それをどこかで受け入れていたけど、環境を変えたいと思って宮古島に来たのに、こんなにイジられる？って思った」と胸の内を吐露する。

「店のカラオケがいちばんしんどいかな。沖縄の人って(地元出身の)BEGINやHYを入れるのに、ウチの店だけモーニング娘。が上位なんです。メドレーぐらい入る。俺はうまくリアクションとれないし、マイクを渡されても歌がそんなにうまくないから……。すごく変な空気なるのはマジでしんどい(笑)」と打ち明ける。

また、番組スタッフが「この店に記者も来たりしましたか？」と聞くと、中村は「全媒体、来たっすね。お客さんが『中村さんって……？』とかやたら聞いてきて、『あれ？』と思ったら、帰り際に『記者です』と言われたり。家の前で張られていたり、東京の仕事に行く飛行機から東京での行動までつけられていたりしました」と語り、苦笑いを浮かべた。

「恋愛リアリティーショーばかり呼ばれる」

宮古島に移住して3年経った中村は、現在の自身を「ちょっともがいてる」と言い、その理由を「宮古島に来たら、東京での仕事も増えるんじゃないかってどこかで思っていたんです。でも、呼んでくれなくなっちゃった。交通費とホテル代って言われちゃって……。いろんな人に相談しても、『もう3年も離れているから、東京に帰ってきても椅子がないよ』って。“宮古島タレント”になれるかって言ったら、それも中途半端だし」と告白する。

そして「お客さんに『芸能活動は辞めたんですか？』って言われるんです。今はそんなに活動してないから、世間は引退したと思ってるのかな」と弱音を吐くも、「ただ仕事が減っただけで、僕はなんでもやりますからね。恋愛リアリティーショーばかり呼ばれるけど(笑)」とアピールする。

そして、中村は宮古島の砂浜に再起を誓う“一文字”を刻む。砂浜に「活」の字を書くと、中村は「今後、もっと“活躍”って意味もあるし、“復活”もかけて。やっぱり飛躍したいし、カムバックでしょ！　これが今の正直な思いかな」と意気込みを語った。