

取られるわけにはいかない…策略家男子×子犬系男子の青春ラブコメに「応援したくなる恋」の声【BL漫画】

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ボーイズラブのWEBコミック誌『秒で分かるBL』にて連載された秋良ろじさんが描く『片恋ストラテジー』をピックアップ。
秋良ろじさんが4月1日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、5,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、秋良ろじさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
片思いする親友に片思いする男子高生
ゲイである高校2年生の古都一縷(こと いちる) は、ゲイであることを隠して高校生活を送っていた。1年生のころ、一縷は鹿山勇気(かやま ゆうき)が振られて泣いているところを偶然目撃し、それ以来「友達」として付き合ってきた。本当は勇気に片思いをしている、ということとゲイであることも隠したまま。
恋多き勇気は、数々の報われない片思いを経験していた。一縷はその恋を常に応援し、振られれば励ましてきたが、心の底では「俺のものになったらいいのに」と思っていた。
ある日、一縷は勇気が他のクラスの男子生徒と親しげに話しているのを見た。その後、興奮して教室に戻ってきた勇気の耳には、今までなかったピアスがついていた。ピアスについて勇気にたずねると、ピアスを開けるのが得意だという2組の男子に恋をしたかも、と言う。
今度も叶わない恋をしているのかと思いきや、その男子生徒がゲイかもしれないという勇気。一縷はその男子生徒が以前男と付き合っていると噂になっていることを思い出した。勇気が恋をした相手がゲイであるなら、「勇気を取られるわけにはいかない」と密かに思う一縷なのだった…。
作品を読んだ読者からは、「読んでいて大満足なお話」「是非ともおかわり希望したい!」「高校生らしい青春さでいいな」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・秋良ろじさん「等身大の高校生な彼らを大切にしたい」
――『片恋ストラテジー』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
きっかけはSNSにあげた落書き漫画でした。理由は単純で、自分が見たいCPをそのまま描きました。
激重感情抱えた腹の内が黒そうな攻めが見たい!
――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
等身大の高校生な彼らを大切にしたいと思いました。
好き、という感情を軸に悩みながらもなりふり構わず行動していく二人に任せました。
――第1話のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
『恋してるお前に恋してる、なんて──』とつぶやく一縷のコマです。
自分に気持ちが向かってなくても恋して輝いてる勇気に惚れてる一縷が切なくて不憫で気に入ってます。
――第1話が掲載されたXの投稿には5,000件以上のいいねが寄せられています。多くの反響について率直な感想をお聞かせください。
策略攻め視点でのストーリーなのでそこを新鮮に思ってくださる方が多くて嬉しかったです。
攻めのどろどろしたところと受けの天真爛漫まっすぐな二人の対比もよかったとお聞きしてにっこりしました。
楽しんでもらえて本当に嬉しいです。
――秋良ろじさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
ドラマCDやコラボカフェ、グッズ展開などなど夢はたくさんあります!
あとはハンバーグ頼んだらハンバーグ+++が出てくるBLを提供できるように頑張りたいです!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
一緒に萌えてもらえるのが一番幸せで楽しい瞬間なので…今後もぜひ一緒に萌え楽しんでもらえたら嬉しいです!
感想や応援には本当に感謝してまして、作品作りにおける力の源となっております。
ありがとうございます♡ 作品でお返しします!!
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