乃木坂46・遠藤さくら、予測不能なくっきー！に「素で笑っちゃう」『トラックガール2』でもアドリブ炸裂

2025.05.12 18:10

乃木坂46の遠藤さくらが、5月17日(土)より配信されるFODオリジナルドラマ『トラックガール2』の完成発表イベントに、共演の望月歩、山野海とともに登壇。続編となる本作の魅力や、撮影現場のエピソードについて語った。

「前作を上回る面白さになっているはず！」(遠藤)

本作は、現役の女性トラックドライバーでインフルエンサーとしても活動する“トラックめいめい”のSNSアカウントを原案にしたドラマで、2024年7月にFODで配信された『トラックガール』の続編。前作同様、ポジティブに日々を生きる女性ドライバー・鞍手じゅん(遠藤さくら)を主人公に、広川勘太(望月歩)、基山ゆり子(山野海)ら、じゅんが働く亀尾運輸の個性豊かな仲間たちとの日常がコミカルに描かれる。

イベントでは早速、遠藤が「見どころは全部！と言いたいところですが、ドラマの内容はもちろん現場もすごく楽しかったので、前作を上回る面白さになっているんじゃないかと思います。個性豊かなキャラクターたちの掛け合いもパワーアップしています」と本作の見どころを紹介。

続編ということもあり、現場の雰囲気について「皆さんのアットホーム感がより増していて、リラックスできました」と振り返った遠藤。続けて、望月が「素を出していこう！と言い合っていたので、さくらちゃんもパート1のときより笑顔が増えていたように感じました」と明かすと、遠藤は「1のときは人見知りでド緊張していたので、それがちょっと和らいだのかなとは思います」と照れたように笑った。

トラック物流業界の“あるある”を描いたリアルな描写も健在。イベントでは、物流監修スタッフからの「前作以降、SNSで情報発信するドライバーが増えた」というコメントも。これを受け、遠藤は「ドライバーという仕事は、人とのつながりを感じられる、すてきな職業なんだと演じて初めて知りました。このドラマがきっかけになったというのは、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

くっきー！のアドリブは予測不能！

イベントの中盤では、遠藤、望月、山野が事前に答えたアンケートの結果発表とともに、物語の舞台となる亀尾運輸の配車担当・吉志満役のきょん(コットン)、じゅんが通う居酒屋の店長役・くっきー！(野生爆弾)からのメッセージVTRも登場。

きょんは、望月から「声を聞くと安心する」と言われ、「それ、お母さんとかに言うやつだよ(笑)」とVTR上でツッコミを。だが、遠藤も「でも、分かります。盛り上げ担当というか、現場を一番盛り上げてくださっていたのがきょんさんだったので、私も声を聞くだけで安心感がありました」と同意の声。

一方、「アドリブがヤバい」と3人全員から評されたくっきー！は「台本どおりにやってたのがアドリブに見えてたんだろうな～(笑)」とVTR上でニヤリ。しかし、望月が「100％アドリブです！」と即反論すると、遠藤も「毎話、最後のシーンはくっきー！さんとご一緒だったので、そのアドリブ力を一番近くで見ていましたけど、カメラリハーサルのときからずっと予測不能なことばかり言うんです。全然対応ができなくて、素で笑っちゃうことが多かったです」と現場の様子を明かす。

くっきー！が登場する居酒屋シーンだけでなく、本作の台本には「以下、好きなように」と書かれているシーンが少なくないそう。遠藤が「私は、ほとんど笑う専門だったんですけど、皆さん本当に大変そうでした」と振り返る場面もあった。

遠藤さくらの意外な癖を山野が発見!?

さらに、本作には八嶋智人、永山たかし、池田鉄洋、櫻井淳子がゲスト出演。イベントでは、遠藤のおすすめシーンとして、WEBライター役の永山とのシーンが先行公開された。このシーンは、突然歌い出す永山に影響された亀尾運輸の面々も次々と歌い出すというミュージカル仕立ての展開。「何回も笑っちゃったので、笑っていないカットを使ってくださったと思うんですけど、亀尾運輸のメンバーが歌い出すシーンは一番笑いがこらえられなかったです」と遠藤は思い出し笑い。

そんな遠藤について、山野は「さくらちゃんがすぐ笑っちゃうんですよね」とコメント。続けて「撮影中、さくらちゃんが笑う2秒前が分かるようになりました。基本ゲラなので、我慢してくれるんですけど、鼻の下がぴくぴく動くんです。それを見て、私が笑っちゃってNGになることが多かったんですけど、遠藤さくらがぴくぴくする方が実は早いんです！」と指摘。これには「本当ですか!?自覚なかったです…」と驚きつつも「一生懸命我慢していたんですけど、今後ちょっと気をつけたいと思います(笑)」と鼻の下を触りながら恥ずかしそうに笑っていた遠藤だった。

イベントの最後には、山野が「じゅんがとても前向きで、どんな人にも刺さる一言がある。前向きな気持ちをもらえるドラマです」とメッセージを送り、望月も途中「過去イチぐだぐだになったかも…」と言いながらも「味が濃く元気をもらえるドラマです！」としっかりと本作をアピール。

そして、遠藤は「お芝居の経験が少ないというのもあり、撮影現場にはいつもド緊張で行くことが多いんですけど、『トラックガール』の期間は『明日も撮影があるんだ、楽しみ！』と思えた現場でした。私自身、勇気をもらえたドラマです。すごく疲れて帰ってきて『もう明日、頑張れないや』と思っていても、どこか前向きになれるシーンや刺さる言葉があると思います。ぜひたくさんの方に観ていただけたらうれしいです」と、本作への想いを語った。

FODオリジナルドラマ「トラックガール2」は、5月17日(土)深夜0:00に#1、#2がFODでスタート(以降、毎週土曜深夜0:00に最新話を配信予定)。また、今回の完成発表イベントの模様も配信予定とのこと。続報をお見逃しなく！

■取材・文＝吉田光枝