ハン・ソッキュ＆チャン・ヒョク主演、ハングル誕生秘話を描いた韓流史劇「根の深い木～世宗大王の誓い～」無料放送

ハン・ソッキュとチャン・ヒョクが主演を務める韓国のミステリー時代劇「根の深い木～世宗大王の誓い～」(全24話)が、5月14日(水)よりＢＳ松竹東急(全番組無料放送・260ch)にて毎週月～金曜朝11時59分から放送される。本記事では、ハングル誕生をめぐる物語をダイナミックに描いた本作のあらすじや見どころを紹介していく。

• 【写真】カラフルな衣装を身にまとうシン・セギョン“タム”が美しい…
• 「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」シーズン3無料放送、主人公ホークが超高性能戦闘ヘリを駆り巨悪に挑む
• ソ・ヒョンジン＆イ・ミンギ主演、韓国ドラマ「僕が見つけたシンデレラ」無料放送　第1話のあらすじと見どころに迫る

「根の深い木～世宗大王の誓い～」とは

歴史に封印された“ハングル創設”をめぐり、朝鮮王朝最高の天才君主・世宗大王が治めていた世の中を、これまでにない視点で捉えた本作。世宗大王がハングルを創製した理由や過程、これに反発した勢力の姿など、実録に収められていないことがふんだんに描かれている。

2011年に韓国で放送されると、当時最高視聴率27.3％を記録。主人公の世宗イ・ドを演じたのは、ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ」で主演を務め、最近ではドラマ「こんなに親密な裏切り者」での活躍で「2024 MBC演技大賞」で大賞に輝いたハン・ソッキュ。

また、世宗に復讐を誓う兼司僕カン・チェユン役を、ドラマ「チュノ～推奴～」「客主～商売の神～」などに出演し、アクションシーンにも定評があるチャン・ヒョクが演じる。

実力派俳優陣の演技とハイクオリティなストーリー展開に注目

韓国芸能界きっての名優ハン・ソッキュや、本作でも圧倒的な存在感を放っている実力派俳優チャン・ヒョクの他に、ハングル事業の中核を担う女官役としてシン・セギョンも出演。多彩な演技力で物語を盛り上げる。

またイ・ジョンミョンの小説を原作としている本作は、最優秀作品賞、プロデューサー賞など6部門を受賞しており、そのハイクオリティなストーリー展開にも注目したい。

原作では集賢殿学士たちの連続殺人事件をめぐる推理劇が描かれているのに対し、ドラマ版では世宗にフォーカスしている。一つひとつの事件から彼が業績を積み重ねていく過程が丁寧に描かれているため、原作とは違った視点で物語を楽しめるだろう。

さらに映像化するにあたり、ドラマ「大長今」を手掛けた作家のキム・ヨンヒョンと、映画「高地戦」でシナリオを担当したパク・サンヨンによるプロの手が加わっている本作。濃密なストーリー展開と相まって、朝鮮王朝初期の時代背景を色濃く再現している点も見どころ一つだ。

「根の深い木～世宗大王の誓い～」あらすじ

朝鮮王朝の高官であるシム・オン(ハン・インス)の下男・トルボク少年。彼の父親のソクサム(チョン・ソギョン)は知的障害を抱えているが、そんな父をからかう者は許さず、殴りかかって仕返しをするほど2人は強い絆で結ばれていた。

一方、世宗イ・ドは譲位により国王になったものの、父親で前王の太宗イ・バンウォン(ペク・ユンシク)に実権を握られていた。そして、イ・バンウォンは邪魔者を容赦なく抹殺する独裁者だったため、若いイ・ドは傷付きながらも父親に黙って従うしかない状況だった…。

そうこうしている内に世宗の養父シム・オンが標的になり、無力な世宗は彼に密旨を送ることで明国に逃がそうとする。しかし、太宗は先回りして密旨の内容を差し替え、シム・オンを反逆者に仕立て上げてしまう。

その後、イ・ドのことを庇おうと毒薬を飲んで命を絶ったシム・オン。さらにイ・ドの手紙を届けていたことで、ソクサムも殺されることに…。それから月日は流れ、大人になったトルボクはカン・チェユンと名を変えて、父親を死に追いやった人物への復讐を胸に武官として宮中に勤務していた。

そんなある日、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々に殺害される事件が発生。事件捜査を任されたカン・チェユンは、秘密組織“密本”との闘争に巻き込まれることとなり――。