ガルフ“アティット”が瀧本美織“桜子”をバックハグ…別れの決意に視聴者「切な過ぎた」＜トウキョウホリデイ＞

タイ出身の俳優ガルフ・カナーウット(Kanawut Traipipattanapong)と瀧本美織がW主演するドラマ「トウキョウホリデイ」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか／Lemino・TVerにて配信)の第6話が5月8日に放送された。仕事から逃げ出したことで迷惑をかけていることを痛感するアティット(ガルフ)。最後に桜子に頼んだ東京案内は、切なさでいっぱいだった。(以下、ネタバレを含みます)

• 【写真】東京タワーを背景に、別れの時を迎えるアティット(ガルフ)と桜子(瀧本美織)
• ガルフ“アティット”、遊園地を満喫しながらも瀧本美織“桜子”を気にする表情が切ない＜トウキョウホリデイ＞
• ガルフ“アティット”と瀧本美織“桜子”の心の距離が近づいていく様子にドキドキ＜トウキョウホリデイ＞

タイの人気俳優と甘味処の一人娘が恋に落ちる

同ドラマは、仕事に追われ大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していくオリジナル逃避行ラブストーリー。

インスタフォロワー500万人超えのタイ出身の俳優・ガルフが日本ドラマ初出演にして初主演。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されている人気俳優・アティットを演じる。

一方、瀧本が演じるのは、骨折で入院している父親に代わり、長年地元で愛されている甘味処「とき和」を一人で切り盛りしているヒロイン・石田桜子。

現代版「ローマの休日」のような物語が展開する。

アティットは桜子と東京観光へ

居場所を突き止めたマネージャーのリチャード(パオロ)が「映画の舞台あいさつだけはどうか戻ってきてください」と書き残した手紙を見つけたアティット。戸惑いながら、桜子に東京を案内してもらえないかと頼む。

翌日、桜子のバイクに2人乗りして東京の街を満喫するアティットが「I‘m free！(自由だ)」と叫ぶと、桜子も続いた。

そんな中、アティットは自分を探すリチャードの姿を見つける。桜子にお願いして、その場を急いで離れた。

「リチャードごめん、今日までだから。今日まではサクラと一緒にいさせて」と心の中で謝るアティットは、バイクを運転する桜子にギュッとつかまるのだった。

アティット「僕はサクラに出会えたおかげで世界が広がった」

そんなアティットの様子を心配する桜子。アティットは、この日、桜子が「自分探しの旅」で行動していることを尊敬すると自分に告げたことを振り返り、本当の自分は「逃げ出しただけ…」で、「真面目で一生懸命なサクラのこと、僕の方こそ尊敬してる」とつぶやいた。

その言葉がすべて聞こえていたのかは分からないが、桜子は「私、いつかタイに行く。自分の足でいろんな世界を見てみたい。ペンライ(※アティットのこと)みたいに」と決意を語る。

「そのときはタイを案内してね」という桜子の言葉に「もちろん！僕も“自分探しの旅”を続けるよ」と答えたアティット。

桜子の姿を写真に収めたアティットは「一生の思い出」と告げる。そして「サクラの旅、応援してる。僕はサクラに出会えたおかげで世界が広がった」と感謝して、バイクを運転する桜子に後ろから優しく抱きついた。

別れ際、去っていく桜子の姿をもう一度振り返るアティット。そのタイミングから遅れて桜子も歩き出したアティットのほうを振り返る。そのすれ違いが切なかった。

「タイに帰るの？」という桜子の質問にアティットの返事は「“現実”に帰ります」だった。アティットは人気俳優という“現実”に戻り、アティットの正体にまだ気付いていない桜子はアティットがいない“現実”が戻ってくる。

SNSには「ここまでは想定内　ここからの2人がどうなっていくのか」「同じ言葉なのに1話と6話でこんなにも違う意味合いになるescape」「本当に感情を揺さぶられる回でした」「切な過ぎた」といった声が上がった。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部