『続・続・最後から二番目の恋』4話千明と長倉家の関係性に視聴者は涙「限りなく家族」

2025.05.06 12:30

提供：Sirabee

怖いし隠してしまいたい…自分の本音との向き合い方に悩む方、必見です。

5日放送のドラマ『続・続・最後から二番目の恋』の第4話「人生に恋するためにここにいる」(フジテレビ系)。長倉家では、双子・真平と万里子になんだか不穏な様子が見られ始め...。二人の思いと二人を見守る人々の姿に、SNSで多くの反響が寄せられています(ネタバレを含みます)。

見逃せなかった違和感

ある晴れた日、街で偶然会った和平(中井貴一)と食事をしていた千明(小泉今日子)は、真平(坂口憲二)たち家族を見かけます。以前から真平の何かを隠しているような様子が気になっていた和平たちですが、それぞれ急な仕事が入ってしまい、その日はうやむやに...。

ただ、妻の目から見ても真平の違和感は明らか。どうしたのかと尋ねても、結局はわからないままとなるのでした。

万里子の不安

一方でここ最近、万理子(内田有紀)にも何やら気になる素振りがありました。万理子を呼び出した千明が話を聞くと、原因が判明。彼女は自分の心が変化していくことに不安を感じていたのです。

これまで、千明の作品作りへの貢献を喜びとしていましたが、ふと自身が書きたいと思うものが何もないことに気付いた万理子。そのことを無意識に悲しいと感じ、知らず知らずのうちに変わっていく自分と変わりたくないと思う自分の狭間で戸惑っていた、ということなのです。

そんな彼女の変化を、"成長"だと喜ぶ千明の言葉を受け、万理子はやっと笑顔を取り戻すことができました。

真平の隠し事とは...

万里子が元気になった翌朝、典子(飯島直子)が突然お説教をはじめます。理由は、子供の頃からお世話になっていた主治医が亡くなった事実から、真平が逃げていたから。亡くなったことを家族にも兄妹にも言わず、先生の伝言も聞きに行っていなかったのです。

これには和平も激怒。兄弟なのに相談してもらえず、黙って一人で抱え込んでいたことが悲しいのだ、と。みんなの思いを知った真平は、すぐに妻に話し二人で先生の妻のもとへ向かうことができたのでした。

心を許せる存在

放送を見た視聴者からは、「続・続・最後から二番目の恋は家族の物語でもあるなと。わが家も本音で話せる関係でありたいと思う回でした」「最後のスナップ的なの良かったな。千明は兄弟いないんだっけ。でも長倉家と兄弟みたいだ」「家族に怒る姿を見せられる相手って限りなく家族に近いと思った。千明さん」「辛い時、真平に家族がいて良かったって思ったけど、最後の千明の手紙で、家族じゃなくても心許せるご近所さんや街の人たちがいるって本当に素敵なことだなって思った」など、感動の声が続出しました。

千明と同じように一緒に暮らす家族や恋人がいなくても、笑って泣いて怒って助け合える人たちと過ごしていく人生もまた、キラキラと輝いている。大好きな仲間といることが、楽しく生きる秘訣の一つなのかもしれませんね。

（文／Sirabee 編集部・福野エリカ）