「ミスタートロットジャパン」優勝者は現役高校生・島憂樹に決定「感動を与えられるような歌手になります」

2025.05.04 15:10

オーディション番組「ミスタートロットジャパン」の最終回が5月3日にLeminoで生配信され、優勝者が現役高校生の島憂樹に決定。決勝生配信直後には、MCの井上裕介(NON STYLE)が決勝を終えたファイナリストたちを直撃する「ミスタートロットジャパン FINAL アフタートーク」も生配信された。

ファイナリスト5人が人生を懸けた勝負曲を歌唱

2月19日に配信開始となった「ミスタートロットジャパン」は、韓国で社会現象を巻き起こし最高視聴率を記録した、“懐メロ”に焦点を当てた歌謡オーディション番組の日本版。世界中から集まった74人のボーカリストが、世代を超えて愛される“懐メロ”に新たな生命を吹き込むNo.1ボーカリスト“初代Mr.TROT(ミスタートロット)”の座を懸けて、熾烈な戦いを繰り広げてきた。

全10回にわたって審査が行われた同オーディション。予選からどんどん落とされていく過酷な審査を勝ち抜き、決勝へと進出した5人は、それぞれが万感の思いを込めて人生を懸けた勝負曲を披露する。

優勝者は、審査員ら11人の点数に、これまで実施してきた応援投票、リアルタイムでの視聴者投票を加算して決定。まずは審査員による最高点と最低点が発表され、これからプロとしてデビューを目指すファイナリストたちはステージを終えてほっとしながらも、厳しくも激励のこもったコメントを受け、表情を引き締め直す。

そして、審査員の合計得点、これまでの応援投票、番組生配信中に行われたリアルタイム視聴者投票の順に順位が発表され、審査員の合計得点と応援投票を合算した中間順位では、島とジュノがまさかの同点1位に。SNSでもまさかの結果にざわつく視聴者も多く、2位以下も逆転の可能性を残したまま最終結果発表へ。

最終結果では、同点の島とジュノが優勝の座を争う形となり、島が優勝。優勝者の王冠とマント、そして賞金1000万円を授与されると「自分にしか表現できない歌声で、世界中の方々に感動を与えられるような歌手になります」と力強く宣言し、「ミスタートロットジャパン」は幕を閉じた。

なお、優勝した島はテレビ朝鮮が製作する「明日はミスター・トロット」出場者との日韓コラボレーションに加えて、マスターであり音楽プロデューサーの武部聡志による楽曲プロデュースのもと、メジャーデビューを予定。また、ファイナリスト5人のファンクラブが開設され、2025年の夏ごろにはカバーアルバムのリリース、さらにファンミーティングの開催も決定している。