伊原六花“なつめ”が「犯人が見つかるまで手を組もう」と伊野尾慧“幹太”と握手するシーンに、胸撫でおろす＜パラレル夫婦＞

2025.04.28 12:00

Hey! Say! JUMP・伊野尾慧と伊原六花がW主演を務めるドラマ「パラレル夫婦　死んだ“僕と妻”の真実」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の第4話が4月22日に放送された。犯人が見つかるまで手を組もうと握手するなつめと幹太にホッと胸を撫で下ろした。(以下、作品のネタバレを含みます)

事故で死別したはずの夫婦の再生ラブ&ミステリー

本作は、事故で死別したはずの夫婦が「1日3分、部屋の中でだけ再会できる」という“制約だらけの奇跡”に振り回されながらも、「お互いの死の真相」と「不倫の真相」を追う夫婦再生ラブ&ミステリー。伊野尾が夫・並川幹太を、伊原が妻・並川なつめを演じる。

幹太の前に交通事故で亡くした最愛の妻・なつめが現れる

CM制作会社で働く並川幹太(伊野尾)となつめ(伊原)は、公私ともに支え合うパートナーで、誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし、出会って5年、結婚して3年がたち、なつめは幹太の“行き過ぎた溺愛”に、ひそかに不満を抱いていた。そんな妻の心の内など知るよしもない幹太は、なつめのスマホに届いたメッセージからなつめが不倫をしているかもしれないと大きなショックを受ける。

翌日、なつめに事実を確かめようと決意した矢先、先に家を出たなつめが交通事故に遭い、命を落としてしまう。一人残された幹太はぼうぜん自失となるが、時計が11時22分を指したその瞬間、部屋が謎の光に包まれ、目の前に死んだはずのなつめが現れる。しかも、再会したなつめの話では、交通事故で死んだのは幹太だと言う。

その日から11時22分になると3分間だけ、幹太となつめは部屋で会えるようになる。

なつめ「手を組もう。犯人を見つけるまで」

2人が会えるミックスの時間が訪れ、幹太となつめはリビングで会う。幹太が口もとに大きなばんそうこうをしており、なつめが「また？どうしたの？」と驚く。

幹太はなつめの伯父で刑事の実(野添義弘)に会い、また暴走して顔にケガをしたのだった。なつめが「なに暴走してんの？　やめてよ」と懇願すると幹太は「だって、なつめを助けるために早く犯人を見つけないと」と焦って言う。そんな幹太になつめは、幹太のことを犯人が狙っているかもしれないから、無理をしないでと言うと、幹太はなつめを助けるためならなんでもすると前のめりに言う。

なつめが幹太のことを真剣に見つめて「ありがとう」と言うと、ほっとしたように幹太はほほ笑み、少し改まって「これからもこうやって2人で会えるのかな？」と尋ねる。

なつめは神妙な面持ちで「この間話した気持ち、あれはほんと。(幹太が)自分の世界だけで生きてるのも、管理も思い込みも嫌だった」ときっぱりと言う。しかし、「でも、手を組もう。犯人を見つけるまで」となつめが言って手を差し出すと、幹太はそれに応えて握手するのだった。

幹太は相変わらず暴走していてなつめの気持ちも痛いほどわかるが、2人が協力し合おうとする様子にホッと胸を撫でおろした。

◆構成・文＝入江奈々