

内野聖陽が明かす神尾楓珠ら訓練生キャストへの熱い思い「本当の主役は青年たち」<PJ ~航空救難団~>

内野聖陽が主演を務める木曜ドラマ「PJ ~航空救難団~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)が、4月24日より放送を開始。TVerでは、第1話の配信スタートを記念し、主演の内野のインタビューが公開された。
航空自衛隊全面協力で描くレスキュー大作!
本作は、航空自衛隊全面協力のもと制作されるテレビ朝日初のレスキュー大作。主人公・宇佐美誠司(内野)は、航空自衛隊航空救難団の救難員(通称:PJ=パラレスキュージャンパー)を育てる“救難教育隊”の主任教官。
超難関の選抜試験を突破した訓練生は、事故や災害時など過酷な状況下で救難活動を行う“人命救助の最後のとりで”PJになるべく、1年に及ぶ地獄の訓練に立ち向かう。宇佐美は、そんな訓練生の成長を愛情深く見守りながらも厳しい試練を与える。
「PJ ~航空救難団~」第1話あらすじ
航空自衛隊・小牧基地。人命救助のエキスパート部隊・航空救難団に所属する救難員を目指し、超難関の選抜試験を突破してきた7人の学生が整列している。沢井仁(神尾楓珠)、藤木さやか(石井杏奈)、白河智樹(前田拳太郎)、長谷部達也(渡辺碧斗)、西谷ランディー(草間リチャード敬太)、東海林勇気(犬飼貴丈)、近藤守(前田旺志郎)は、狭き門をくぐり抜け、救難教育隊でPJになるための訓練を受けることになった。
7人が緊張の面持ちで、教育隊長・堀越正一(宍戸開)の訓示に耳をかたむけていると、突然ヘリコプターの音が近づいてくる。驚いた7人と仁科蓮(濱田岳)ら教官たちが空を見上げると、救難ヘリコプター・UH-60Jがホバリングを始める。すると、ドアが開き、主任教官・宇佐美誠司が降下してきた。破天荒で熱い宇佐美のもとで、学生たちの1年にも及ぶ地獄の訓練がスタートする。
「『うっとうしいぞ』と思われる可能性も秘めている役(笑)」
――内野さんが演じている宇佐美には、どんな印象を持っていますか?
内野:今でも分からないところがあります(笑)。宇佐美は、いきなり変わった登場をするし、食事のときはコロッケにソースをいっぱいかけて、「俺はコロッケを食ってんじゃねえんだ。ソースを食ってんだよ」みたいなせりふもあります(笑)。一風変わった男です。でも、訓練生を卒業させるために全生命力を投入している情熱ある人でもありますね。
――“ミステリアス”なのでしょうか?
内野:「ミステリアス」と言うと格好いいんですけど、「何なの…このおっさん」という感じですかね(笑)。
――「つかみどころがない」と思う役は、演じていてどんな心境なのでしょうか?
内野:不安ですね(笑)。今も平川雄一朗監督とセッションしながら作り上げており、僕も探りながらやっているんですが、「きっと面白いキャラクターになるのではないか」と期待感を持っています。ただ、「うっとうしいぞ」と思われる可能性も秘めている役ですね(笑)。
――過去にも平川監督とは「JIN -仁-」(TBS系)や「とんび」(TBS系)でご一緒してますよね。どんな印象を持っていますか?
内野:とにかく諦めない方ですね(笑)。ほぼ一回で済むことがないです。お芝居や画面にこだわっていらっしゃるので「もう一回いきます」が何度もあるっていう(笑)。妥協しないことへの信頼感があるからこそ、監督の「オッケー」は安心できます。僕の中では非常に大きな作品を二つもご一緒したこともあり、全幅の信頼を置いています。
――第1話では雪山のシーンが登場しますが、実際の撮影はどうでしたか?
内野:雪山は段違いで過酷でした。CGを一切使わず、本当に吹雪いている中で撮影させていただいたので、救難団の方々は本当に頼もしい存在なんだな、と身をもって感じることができた現場でしたね。
――ドラマの世界とはいえ、いざその立場に立ってみると厳しさを感じるものなのですね。
内野:えりすぐられたエリートたちが、過酷な訓練を乗り越えて初めて救助活動ができるんだなと思うと、僕らフィクションを作る側も、改めて「リアリティーを出すために厳しくいかないとな」と身が引き締まる思いがしました。
「若い俳優さんの“未来を開拓していくパワー”に感動します」
――本作では、沢井仁役の神尾楓珠さんら7人の若手俳優の皆さんが訓練生役として出演しています。
内野:訓練生たちは、宙吊りの縄はしごを登る、立ち泳ぎ、潜水や、水中で呼吸停止や装備をつけるなど、様々な難易度の高い訓練をしなくてはいけないんですね。自分もそういったシーンがあるので一緒にやっていますが、みんなには「体を壊さないように頑張れ」と思っています。
ただ今回は、“自分の限界を超えて頑張る若者たちの姿”がキーになってくるので、心拍数が低いところから撮影を始められては困る。そんなときは「ダメだ」と言って(笑)、運動をしてもらい、アドレナリンが激しく出たところで、カメラマンさんたちに撮っていただく…という状況にしていますね。なので、きっと嫌われているでしょう(笑)。
――内野さんが現場でも“教官”となってリアルな状況を作り出しているのですね。
内野:やはり、ドラマの中で本気の姿が見えないと、視聴者の皆さんには伝えられないものがある。そこは心を鬼にして、彼らが限界を超える姿をお見せしないといけないし、彼らの本気の魂が見えるように、なるべく辛そうになるまでやらせようと思っています。
――(笑)。
内野:(このドラマは)航空自衛隊の中でも、身体能力が本当に優れた人たちの物語なんです。そのあたりの意識を高く持ってもらわないと困るので「まだまだ筋肉をつけないとダメなんじゃないの?」と、ボソボソ言いながら圧をかけていますね(笑)。その代わり自分もやらなくちゃいけないので、撮影の空き時間は、寸暇を惜しんでトレーニングをしております。
――そんな限界を超えようとしている訓練生キャストの姿を見て、どんなことを思っていますか?
内野:まだまだですね(笑)。ただ、彼らが20代で私は56歳と親の世代なので、すごく初々しいですし、自分の若いころを思い出して、「頑張れや」みたいな気持ちではいます。僕は「厳しさの中からつかみとるものって確実にあるよね」というメッセージを届けたいと思うので、そのあたりを感じとってほしいと思っています。
撮影前、航空救難団の方々がいる小牧基地を見学させていただいたのですが、彼らの生き様が清らかで、神々しく、1年間かけて厳しく鍛え上げる姿に、キャスト・スタッフともに感動しました。厳しさの中で夢をつかむ姿をお見せすることが大事だと思いますので、先輩俳優として訓練生キャストたちには「本気で辛いところを超えてもらわないと困るな」という気持ちになりました。
――作品の内容も相まって、訓練生キャストに相当な思いがあるわけですね。
内野:訓練生キャストたちが実際に取り組んでいる姿を見ると感動しますよ。若い子たちのエネルギーや「隊員になっていくんだ」という気持ちはイコール「役者として大きくなっていきたい」という思いと重なりますからね。若い俳優さんの“未来を開拓していくパワー”はおじさんとして感動しますし、そういった姿を視聴者の皆さんに感じとっていただきたいなと思います。
僕としては(若手俳優に)「いま厳しく追い込めば将来絶対に財産になるからね」という気持ちで厳しく接しようかなと思いつつも、ちょっと優しくなっちゃうところもあって(笑)。あまり近すぎるのもいかんな、と距離感を探りながら接しています。
――内野さん的にも親密になりすぎると…というところだと。
内野:そうですね。「失敗したな」というのは、自分で気付いていかないといけないじゃないですか。私が言葉でくどくどアドバイスしすぎても、あまり身にならないような気もするので、僕は基本的に言葉少なに接しようかなとは思っています。
――若手の皆さんはもちろん、内野さんの勇姿も見られるので楽しみです。
内野:私はいいです(笑)。主演としてここにいますが、本当の主役は青年たちなんです。
――TVerでは、初めて視聴する方、繰り返し視聴する方もいます。メッセージをお願いいたします。
内野:見逃しても無料で見られるって素晴らしいことですし、実は僕もよくTVerを利用しています(笑)。これから成長していく若者たちと、追い込んでいくおじさん教官たちの物語を、皆さんに楽しんでいただけるよう努めますので、初めてでも、見逃しでも、ぜひご覧ください。
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