ヘキサゴンの“おバカ”イメージから一転…経営者となったスザンヌが語る、人生を変えた出来事とは「勉強をし直そうと決めた」＜ダウンタウンDX＞

4月24日(木)放送の「ダウンタウンDX」(毎週木曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)は「芸能人の金銭感覚SP」がテーマ。おいでやす小田、河合郁人、くっきー！(野性爆弾)、陣(THE RAMPAGE)、スザンヌ、たけうちほのか、ベッキー、森田哲矢(さらば青春の光)、八木真澄(サバンナ)が登場する。代打MCは東野幸治。

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WEBザテレビジョンでは、収録を終えたスザンヌに独占インタビューを実施。収録の感想や印象に残ったエピソード、今後の展望について話を聞いた。

「ダウンタウンDX」はライブ感のある番組

――収録を終えた率直な感想を教えてください

皆さんの金銭感覚が独特で、あまり聞けない話が聞けたので楽しかったです！　東野さんのMCも、いつもとは違った雰囲気で収録することができました。

――2019年以来の出演でしたが、スザンヌさんから見て、「ダウンタウンDX」の印象は？

そんなに経つんですね！　テレビでいつも見ているので、久しぶりな感じがしなかったです！　「ダウンタウンDX」は全部のトークが使われるというか、一時間しゃべったことがそのまま放送されるっていうイメージで。収録中も本当に楽しくてゲラゲラ笑っていたらいつの間にか終わっていたみたいな…(笑)。MCお二人の掛け合いと共演者、そしてお客さんとの一体感がすごくてライブ感を感じます。

一番最初のお給料は「誰かのために使いたかった」

―― 「芸能人の金銭感覚SP」というテーマでしたが、共演されたゲストの皆さんのエピソードで特に印象に残ったものを教えてください

皆さんこれに使う！　って決めたらとことん使うところがすてきだなって思いました。未来の子供のために高額なコインを集めたり、カメラへの投資をしたり、芸能の仕事をしているからこそできるお金の使い方が聞けて、新たな発見がありました。

――芸能界に入って最初の給料で購入したものは何ですか？

19歳で上京して、芸能の仕事だけで生活できるようになったとき、東京に遊びに来てくれ た祖母にホテル代を払ってあげました。自分のために何かを買うってよりかは、誰かのために使いたくて。その時は都内の有名なホテルに招いたんですけど、祖母が一泊の値段を知って「こんな狭い部屋でそんなにするの？」って文句を言われた思い出があります(笑)。

――スザンヌさんが最近購入した、お薦めのものはありますか？

熊本にある“白い貴婦人”っていう定番のお土産があるんです。値段もリーズナブルで、焼きたてを販売していて。熊本でも二か所しか売っているところがなくて、二年前にリニューアルオープンしてからパッケージとかも可愛くなったので、差し入れとかちょっとしたプレゼントに選ぶときはお薦めです！

熊本地震で「マンションが半壊」

――現在、熊本に在住とのことですが、いつ頃から住み始めたのでしょうか？

2015年に子供が生まれてからなので、今年でちょうど10年が経ちました！

――当時、熊本地震を経験されたんですよね？

私たち家族も被害に遭いました。当時は家がマンションだったんですけど、半壊してしまって電気が止まったりしながらも、どうにか乗り越えたんです。でも地震を経験してから、家族と近所の皆さんとの絆が深まった気がします。

おバカタレントからの脱却「息子の発言がきっかけ」

――スザンヌさんといえば「ヘキサゴン」の印象が強く、おバカタレントというイメージもありますが、2021年には高校への再入学、そして大学への進学もされていますね。きっかけは何だったんでしょうか？

子供が小学校に上がって、ある日「宿題って何でしないといけないの？」って聞かれたんです。私もこれまで勉強をしてこなかったなって、ふと思って。ちょうどコロナ禍で外にも出られないし、子供は学校にも行けずにリモートで宿題をしないといけなくて…。

学校でも教えてもらえないことを、この子にどうやって教えてあげればいいんだろうって悩んでいたことがきっかけで、じゃあ一緒に勉強しようと思ったんです。お世話になった母校の先生からも今はオンライン(通信)で大学にも行けるようになったから、再入学してみないかっていうお話もいただいたので、私ももう一回勉強をし直そうって決めて。

今でも子供と勉強することもありますし、勉強する癖がコロナ禍で身についた気がします。

――大学への進学は悩みませんでしたか？

高校を無事に卒業できたとき、今後自分はどんな人生を歩んでいきたいか考えてみたんです。事務所にずっとお世話になるのもいいけれど、いつか起業をしてみたい！　って思っていたので、大学に入って経済を学ぶことにして。学生起業をしました。

大学への進学は「大きな経験につながった」

――温泉旅館にアパレルブランド、カフェも立ち上げていて頼もしいです

おかげさまで、周りの人に本当に恵まれました。会社を作るなら一人でするよりも、皆でやった方が上手くいきやすいかなって思ったんです。

普通、会社を作るってなったらいろんな人に教えてもらったり、それなりのお金もかかるけれど、大学だったら先生に聞いたら何でも教えてくれる。ゼミでも起業のバックアップをしてくれる先生にも出会えたんですよね。

先生には「どうやって会社を作るんですか？」っていうところから聞いて、書類の書き方や印鑑の押し方、取引先への連絡の仕方など初歩的なところから教えてもらって(笑)。大学で起業のノウハウを学べたのは、とても大きな経験でした。

―― 経営していくにあたって、苦戦したことはありますか？

一人でできることは少ないなと感じたので、出会う人の大切さに気付きました。私がタレントとしてお仕事をさせてもらっている時も、旅館やカフェはオープンしているので周りの助けがもちろん必要で。

いざ誰かにお願いしないといけないって思った時に、誰を頼るかとか、誰と一緒に仕事するのかって考えると、結局人なんだなって実感する瞬間が多くて。自分の思いを分かってくれる人を見つけるのが大変でしたね。

戦友・里田まいとのコラボに「夢みたい」

――子育てにも力を入れていると思いますが、仲良くしているママ友はいらっしゃいますか？

里田まいちゃんは、よく連絡を取ります。経営している旅館で使用しているはんてんは、まいちゃんのブランドとコラボしているんです！　当時は想像していなかったけれど、友達でもあり、ビジネスパートナーとしても繋がることができて「それって昔から考えると夢みたいだよね」ってこの間二人で話をしていたんです。旅館に来てくれるお客さんも喜んで着てくれるので、うれしいですね。

――スザンヌさんが今、一番叶えたい目標や夢はありますか？

仕事では、旅館をオープンしてからまだ三ヶ月ぐらいなので、軌道に乗せていきたいのと、私がいなくても満足してもらえるサービスを提供したいです。カフェのメニュー開発や、スタッフの気配りをよりブラッシュアップして、時間をかけて育てていきたいなって思います。

プライベートでは、今年息子が6年生になって、私も大学生活最後の年で卒業のタイミングなので、一緒に卒業を迎えられたらいいなと。中学生になったら部活を頑張ったり、友達との時間が増えたりすると思うので、小学生のうちにお出かけしたり、二人で思う存分楽しみたいです！

――番組の見どころと、視聴者へのメッセージをお願いします

いろんな方の金銭感覚が垣間見える瞬間がたくさんあるので、注目してみてほしいなと思います！ぜひ、ご覧ください。