『あさイチ』炊飯器をひっくり返すと… わずか数秒“あること”をするだけで電気代の節約に

2025.04.22 14:15

提供：Sirabee

22日放送の『あさイチ』にて、炊飯器や冷蔵庫の節電につながるテクニックを紹介。視聴者からは「あるなんて知らなかった」「盲点だな」と驚く声が…。

炊飯器

22日放送の『あさイチ』（NHK）で、ちょっとしたことで差が付く家電の電気代節約術を紹介。炊飯器や冷蔵庫の“盲点”を取り上げた。

キッチン周りの家電をチェック

この日は、来週からの大型連休中にやっておきたい家のなかの片付けやメンテナンスについて特集。

これから気温が上がるにつれて電気代も気になるところだが、大手電力会社社員で、節電に関する情報を発信する中村剛氏によると、キッチン周りの家電を掃除することで、電気代が節約できるという。

家電製品の多くは、空気を循環させて放熱をする吸排気口があり、そこをきれいにすることで節電につながるとのこと。

底の裏側を見ると...

まず、炊飯器の場合、多くの製品では底面の裏側に吸排気口があり、掃除をしていないとホコリがびっしりと溜まっていることも。

吸排気口は、内蔵の電子部品を冷やす役割もあるが、ホコリが溜まっていると空気の循環が滞り効率が落ちるため、結果的に電気代が上がることに。

そこで、歯ブラシを使ってホコリを取り除き、柔らかい布やホコリ取り用のモップなどで仕上げるとよい。わずか数秒掃除すれば完了だ。

ちなみに電子レンジも同様に、横面などにある吸排気口のホコリを取り除くと効率が上がる。

冷蔵庫を動かすには

また、夏に向けてとくに掃除をしたいのが冷蔵庫。冷蔵庫は1年中止まることなく稼働しているためにホコリが溜まりやすい。

一般的な冷蔵庫は裏側に吸排気口があることが多い。多くの冷蔵庫では、表の下部のカバーを外すと、左右にネジ式のストッパーがあり、回すとストッパーが上がって冷蔵庫を簡単に移動させられる。

裏の吸排気口を、炊飯器と同様に歯ブラシでこすってモップなどで仕上げると、15分ほどで掃除が完了。ホコリを取り除くことで、年間で約4,800円の節電効果があるという。なお、安全のために冷蔵庫は電源プラグを抜き、2人がかりで動かすようにすることも呼びかけている。

ちなみに、冷蔵庫内も奥の冷気の吹き出し口から2センチほどすき間を空けて物を入れることで冷気が循環しやすくなり、効率がよくなる。

「すごかった...」「盲点だな」

この情報に、Xでも「炊飯器の裏に吸気口あるなんて知らなかった。見たらホコリまみれだった」「うちも炊飯器の裏がえらいことになっていた」「冷蔵庫ほんと簡単に動かせた。埃...すごかった...」「冷蔵庫の裏のお掃除は盲点だな」と、さっそくチェックした人も。

なかには、冷蔵庫を確認したところ「ストッパーらしき物がなく、途方に暮れてたら、吸排気口は横についていました」という人もいるため、冷蔵庫の仕様を確認してみるとよさそうだ。

（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）

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