櫻坂46、新しい学校のリーダーズ、キタニタツヤ、HANAらが「CENTRAL」台北公演に出演した

櫻坂46、笑顔いっぱいの台北初ステージ「初めての台北ライブ、会えてうれしい！」＜CENTRAL＞

2025.04.21 15:20

新しい学校のリーダーズ、キタニタツヤ、櫻坂46、HANA、J.Sheonが4月19日、新しい都市型フェス「CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025」（以下「CENTRAL」）の台北公演に出演。櫻坂46にとって台北での初公演、HANAにとってはキャリア初の海外ステージとなった今回、それぞれが熱いパフォーマンスで、会場を埋め尽くしたファンを楽しませた。

オープニングアクトの台北出身J.Shoenが会場を沸かせる

“日本の響きを世界へ”をコンセプトに、4月4日～6日の3日間にわたって神奈川・横浜で初開催された「CENTRAL」。国内公演では、乃木坂46、YOASOBI、Creepy Nutsら豪華アーティストが出演し、3日間で約8万人を動員。その勢いを受けて、台北公演の開催を迎えた。

この日のオープニングアクトを務めたのは、台北出身の新世代R＆Bアーティストで、家族と共にニューヨークで暮らした経験もあるJ.Shoen。自身の原点であるデビューシングル「You'll never know」をメロウに響かせていく。

中華圏のグラミー賞とも呼ばれる金曲奨の最優秀中国語男性歌手賞にノミネートされた実力を大いに発揮し、心に染み入る歌声とメロディーで観客の視線を集めるJ.Shoen。

「『CENTRAL』に招待されてうれしい」と語り、中華圏のインディ音楽アワード・金音創作獎(Golden Indie Music Awards)で最優秀R＆Bソング賞(最佳節奏藍調歌曲獎)に輝いた「Ballad 輸情歌」で会場を温めた。

キタニタツヤがギターをかき鳴らし「再見！(またね)」

続いて、キタニがステージへ。大きな歓声に包まれる中、アニメ「BLEACH 千年血戦篇」のオープニングテーマ「スカー」で「多謝！ Thank you」と声を上げる。「Rapport」ではキタニがステージを動くとファンも歓声を上げて応え、「私が明日死ぬなら」では会場から手拍子が起こる。

小指を高く掲げ、台北のファンらと約束を交わした後は、「化け猫」で会場の熱気をさらに高め、再びギターを持ち「ずうっといっしょ！」へ。数多くの歌い手がカバーするほどの中毒性ある楽曲で会場のボルテージは最高潮に。

「タツヤ、サイコー！」という歓声に、「台北、サイコー！」と叫び返し、最後はアニメ「呪術廻戦懐玉・玉折」のオープニングテーマ「青のすみか」を熱唱。来月には初の海外ツアーとして台北での単独ライブも控えており、キタニは「再見！(またね)」と叫んでステージを後にした。

海外初ステージのHANAがダンスパフォーマンスで観客を魅了

オーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組のガールズグループ・HANAは、4月2日にメジャーデビューを果たしたばかりながら、早くも海外初ステージに登場。「Drop」でパワフルなダンスと力強い歌声、堂々たるパフォーマンスを披露し、「Tiger」では椅子を使ったダンスパフォーマンスで観客を魅了していく。

MCでは小籠包や地瓜球(さつまいもボール)など、台北で印象的だった食べ物の話で盛り上がり、メンバーの「HANA」という掛け声に、「Bloom Bloom」と返す観客。会場は大盛り上がりを見せ、最後は4月23日(水)リリースのデビューシングル「ROSE」。すでに配信済みの楽曲で、会場は大熱狂。映し出されるステージのバラの花の上で、HANAは華麗に踊ってみせた。

新しい学校のリーダーズのコール＆レスポンスでボルテージは急上昇

新しい学校のリーダーズがZepp New Taipeiのステージに立つのは、2024年の「World Tour Part I」に続いて2度目。「Change」のイントロが流れると歓声が上がり、「Arigato」ではホウキを片手に熱唱すると、観客は両手を上に挙げて右へ左へ移動。「こんにちは！」と日本語や中国語、それに英語も交えたコール＆レスポンスでは、観客たちが声を上げ、身体を揺らして大盛り上がり。

そして、長ラン風の衣装を身にまとい「Pineapple Kryptonite Remix」を披露。「Tokyo Calling」ではSUZUKAが客席に乱入し、会場のボルテージは急上昇。ラストは発売されたばかりの新曲「One Heart」で、ポップなナンバーに会場が1つとなって、温かな空気に包まれる。最後はみんなで写真撮影を行い、「また会おう！」とメッセージを送った。

“台北Buddies”が待ち望んだ櫻坂46のステージ

「Overture」が流れ、この日を待ち望んでいた台北Buddies(ファン)たちが色とりどりのペンライトの光で会場を埋め尽くす。熱気が高まる中、この日のトリとなる櫻坂46が「Start over！」で台北初ステージをスタートさせる。

「BAN」「流れ弾」と立て続けに3曲を披露し、パワフルでダイナミックなダンスを台北ファンに見せていく。松田里奈が「熱気が伝わってくる」と話すなど、笑顔が絶えないメンバーたち。山崎天が「初めての台北ライブ、会えてうれしい！」と声を上げ、「UDAGAWA GENERATION」で「CENTRAL」台北公演は終了。4月26日(土)には「CENTRAL」クアラルンプール公演(マレーシア)が行われる。

なお、櫻坂46は4月26日(土)から全国ツアー「5th TOUR 2025 Addiction」、4月30日(水)には2ndアルバム『Addiction』の発売を控え、さらに唯一の一期生・小池美波の卒業と四期生となる新メンバーの発表も続いている。

※山崎天の「崎」は「立つさき」が正式表記