

「私なんかと話しても楽しくない」引っ込み思案な少女が人気コスプレイヤーになるまで
「コスプレイヤーの幼少期と今」の投稿が500万バズを記録した人気コスプレイヤーの猫田あしゅさん。今ではコスプレ以外にもモデルやMCなど幅広く活躍しているが、今ではコスプレ以外にもモデルやMCなど幅広く活躍しているが、かつては「私なんかと話してもきっと楽しくないよね…」、そんな風に思い詰めていたという。彼女が、“自信のなかった自分”をどうやって乗り越えたのか。彼女の過去と、コスプレに込めた特別な思いに迫る。(前後編の前編)
――子供の頃どんな性格だったか覚えていますか?
猫田さん 本当に引っ込み思案で、公園に行っても他の子と遊ばず、お母さんの膝にずっといたらしいです。お母さんに「みんなと遊んできなよ」と言われても、「もうちょっと大きくなったら」と返していたとか。それくらい引っ込み思案でした。幼稚園バスに乗る時も毎回大号泣していたみたいです。
――人見知りが強くて、お母さんが大好きだったのでしょうか。
猫田さん お母さんが好きだったのもありますし、人の目に触れるのがとにかく恥ずかしかったんです。小学校でも挙手して発言するのが怖くて。先生に当てられるとみんなに注目されて、顔が真っ赤になるほどでした。なんなら最近まで人前に立つことは本当に苦手でした。今でも大きいステージに立つと緊張してしまうことがあります。
――写真展「かわいいコスプレイヤー展」のトークイベントではMCを務めていました。あれも緊張していましたか?
猫田さん あの時はファンの皆さんや、コスプレイヤーの月海つくねちゃん、すずらちゃんも一緒だったので、だいぶリラックスして臨めました。最近ようやく、人前で話すことに少し慣れてきましたが、やっぱり慣れない現場だと今でも緊張します。
――コスプレイベントでは、何十人・何百人からカメラを向けられますよね。
猫田さん 撮影にはだいぶ慣れてきました。最初は事務所に所属していたものの、ファンは誰もいなくて。それでもカフェのような場所に立つ機会があったのですが、周りには可愛くてキラキラしている子が多くて「私と話しても誰も楽しくない」と思って、裏でお皿洗いばかりしていたんです(笑)。
そしたら事務所の社長さんに「お皿洗いしてる場合じゃない。それじゃ一生ファンはつかない。『喋ってて楽しいでしょ』って自己暗示しなさい」と言われて、その場で泣いてしまいました。「私より他の子と喋った方が絶対楽しいです」とも言っていたほどでした。本当に自信がなかったんです。
でも最近になって、ようやくポジティブに考えられるようになってきました。当時の私を優しく見守ってくれていたファンの方と、最近再会できた時「本当に変わったね」と言ってもらえて……涙が出そうになるくらい嬉しかったです。
――コスプレを始めたのはいつ頃ですか?
猫田さん 小学生の時に『ふたりはプリキュア』の女児服などを着ていましたが、ちゃんとコスプレ衣装を買ったのは、高校生になってバイトを始めてからかな。――『プリキュア』に"なりたい"という気持ちがあったんですか?
猫田さん 自分には自信がないけど、自分には自信がないけど、『プリキュア』2次元のキャラって輝いていて、衣装を着ることで自分も少し近づけるような気がして……。そこから「なりきりたい」という気持ちが芽生えました。
――変わりたいという願望があったと。
猫田さん そうですね。なりきった自分になりたい、憧れのキャラクターに近づきたいという思いがありました。でも最初は衣装を買っても、家で着て自撮りくらいでしたね。「ちょっと可愛いかも」と思えた写真が撮れた時に、「誰かに見せたいな」と思って、SNSに投稿してみたんです。そこから「コスプレイベントにも行ってみようかな」と思うようになりました。
――人前に出るのが苦手なのに、イベントにはどうして行けたんですか?
猫田さん なんででしょうね(笑)。一番最初は『D’Gray-man』のオンリーイベントにひとりで参加しました。素敵なレイヤーさんたちに「写真撮らせてください」と声をかけたのですが、当時の自分のコスプレはまだまだで、雑な対応をされたこともありましたね。でも、その場で出会った方の中に、今も仲良くしてくださっているレイヤーさんがいて、その方は「どうぞ一緒に撮りましょう」って言ってくれたんです。
何もわからないまま、ただ服を着て、地毛のままで、カラコンもなし。レイヤーさんを見て「カラコン入れてるな」「地毛じゃダメだな」と思って、ウィッグを買いました。でも予算がなかったので、靴や小物は100均で作ったりしていましたね。
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