

タクシー、普通第二種免許が最短3日で取得可能に ネット「そうじゃないだろ」冷ややかな声
タクシー運転手の人手不足を受け、普通第二種免許の教習時間を短縮する方針を決めたことが報じられ、ネットでは困惑や不安の声も相次いでいる。

タクシーやハイヤーなどを運転するために必要な「普通第二種免許」について、警察庁が教習時間を見直して短縮する方針を決めたことが17日、報じられた。
これを受け、Xでは困惑や疑問の声が相次いでいる。
過去10年で12万人減少
第二種運転免許は、バスやタクシーなどの旅客自動車を、利用者から運賃を取って走らせる旅客運送のために運転する際などに必要な免許。
タクシー運転手をめぐっては、地方を中心に高齢化などで不足が深刻化しており、国土交通省によると過去10年間で約12万人減少している。
最短6日→3日に
報道によると、運転手を増やすため、警察庁では第二種免許の取得に必要な教習時間を短くするなど、道路交通法施行規則の改正を行い、9月1日に施行する方針を決めたとのこと。
これまで、学科教習と技能講習を合わせて40時限を要したが、見直しによって29時限に減らす。そのため、最短で6日だった教習日数が、半分の3日になる。
なお、警察庁は今回の見直しについて、今月18日から5月17日まで、政府のホームページで意見募集を行う。
「そうじゃないだろ」「命がどんどん軽い扱いに」
この報道に、Xでは「これはいいと思う、タクシーは乗るまでが大変すぎる」との声もある一方で、「怖い怖い」「これがドライバー不足に貢献する割合は僅かだと思うが」「『そうじゃないだろ』というニュースだな...」と困惑する人も。
また、「国民の命がどんどん軽い扱いになって行く」「こんなに簡素化すると事故が増加するのは必至」「車は動く凶器、慎重に考えた結果ですか?」「そうやって事故も増えるんだろうなぁ」と安全性への不安もみられる。
「労働環境の改善」指摘
タクシー運転手については、歩合制の給与体系で安定した収入を得られないなど、待遇面についての不安の声も多い。
そのため、「免許取得にかかる時間じゃなくて、それに見合う報酬(給料)を出さなきゃ集まらんと思う」「会社が歩合あげなきゃなる人は少ないんじゃないかな」「運転手処遇改善の方が先なのでは?」「免許取得のハードル下げても労働環境の改善しなきゃ人員は増えないってことになんで気づかないのかな...?」と、今回の改正の人手不足解消の効果への疑問も見受けられた。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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