スタイル抜群の「ゼンゼロ」コスプレイヤー「形が崩れないようにウイッグを持ち運ぶのが大変でした」＜acosta!＞

2025.04.19 17:05

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。東京・池袋のサンシャインシティで定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」には、毎回話題作のキャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーが大勢参加。屋内外の各所で写真撮影や交流を楽しんでいる姿が見られる。

WEBザテレビジョンでは、3月8日、9日に開催された同イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「acosta!」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？

■「ゼンレスゾーンゼロ」バーニス・ホワイト／シュンさん

今回のコスプレではウイッグセットとメークにこだわりました。とくにウイッグは韓国から持ち運ばなければならなかったため、移動中に形が崩れないように気を付けました。原作にできるだけ近いシルエットにカットした後、ヘアスプレーをたっぷり使って固定して、そのせいで部屋がスプレーの臭いでいっぱいになってしまい、それがちょっと大変でしたね(笑)。

メークに関しては、バーニス特有の“明るく元気でありながら、どこか狂気も感じさせる目元”を表現することを意識しました。コスプレメークは何度やっても難しく、うまく表現できたかどうかは自分では分かりませんが、精いっぱい頑張ったつもりです。

ちなみに、こちらのイベント(acosta!)には今回初めて参加しました。韓国から遊びに来たので、日本語は全く話せませんでしたが、大勢のカメラマンさんやコスプレイヤーさんが優しく接してくださって、思いきり楽しむことができました。また機会があれば、ぜひ参加したいと思います。ありがとうございました！

■「ゼンレスゾーンゼロ」キング・シーザー／ミョンさん

友達と一緒に韓国から遊びに来ました。今回のコスプレで一番気を付けたのはウイッグの扱いです。長時間キャリーケースに入れて運ぶことになったので、その間も形が崩れないように気を付けて、日本に着いてから改めてウイッグをセットして、こちらの形に仕上げました。普段は男性キャラクターに扮することが多いので、女性キャラらしいメークの練習をしたのも、今回のコスプレで頑張ったポイントの一つです。

■「崩壊：スターレイル」マダム・ヘルタ／椿紅イリスさん

コスプレをする際は常にシルエットを大事にしています。ボディーラインから小物、武器などの大きさまでこだわり抜きました。衣装や武器は解釈一致するものを中国から輸入し、それを納得いく形に改造したものになります。

コスプレが楽しめる大型イベントは今後も全国で続々開催！

こうして大盛況のうちに終了した「acosta!」以降も「ニコニコ超会議2025」(4月26日[土]・27日[日]、千葉・幕張メッセ)や「日本橋ストリートフェスタ2025」(5月18日[日]、大阪市浪速区・でんでんタウン)、「コスサミパーティー」(5月31日[土]・6月1日[日]・14日[土]、愛知・名古屋)など、コスプレも楽しめる大型イベントは全国で多数開催が予定されている。

はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか？　今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文＝ソムタム田井