

第3回トーナメントが始まる「リモートシェフ」審査員として参加する「植野食堂」植野広生が見どころを解説

Travis Japanの吉澤閑也がMCを務める料理対決番組「リモートシェフ」(毎月第3日曜夜5:00-6:00、BSフジ)。1人のクッカーに対し、先攻後攻に分かれた2人のシェフがリモートで指示を出し、料理の出来栄えを競い合う。4月20日(日)からは第3回トーナメントがスタートし、その初戦は加藤綾菜をクッカーに、後藤祐司シェフの入江誠シェフが対決。審査員の1人にはBSフジの料理番組「日本一ふつうで美味しい植野食堂」(毎週月~木曜夜6:00-6:30)植野広生が座る。“ふつうで美味しい”とは今日も明日も美味しくて、10年後も食べたいと思う味。元「dancyu」編集長である植野が食堂や街中華などの“ふつうで美味しい”料理を教えてもらい、「植野食堂」のお品書きに加えていく。料理番組としてそれぞれが持つ魅力、植野が思う料理の魅力、料理と仕事の面白い関係を聞いた。
「リモートシェフ」と「植野食堂」、“食好き”に刺さる共通の魅力
――審査員の席から見て、「リモートシェフ」の収録はどんな雰囲気ですか?
「リモートシェフ」は以前にも審査員を務めさせていただきましたが、一流シェフの普段とは違う表情、姿が見られるのが面白いですね。自分の店でのときは違う、クッカーを介してのリモートでの調理。自分の意図が相手にどれだけ伝わっているのか分からない状態で指示を出していますから、慌てたり、困ったり、もちろん笑顔もあったりして、その様子も見どころでしょう。
――今回審査されたのは、第3回トーナメントの1回戦。注目ポイントを教えてください。
後藤祐司さんと入江誠さん。2人ともすばらしいシェフで、それぞれベースが異なりますが、どちらも素敵な料理を作る方です。 普段は自分の世界の料理をつくっているからこそ、うまく伝えられる部分と、なかなかうまく伝えられない部分が出るわけです。料理の完成度もさることながら、シェフの 伝え方や伝わりにくい部分をどうカバーするかといった部分での対決も見どころですよね。料理だけでなく、そうしたところにも目を配ってみると、より2人の対決が面白く見られると思います。
――植野さんはBSフジで「植野食堂」に出演中ですが、同番組でも“作り方を教わる”という共通する部分があります。「リモートシェフ」と「植野食堂」、それぞれどんなところに魅力があると思いますか?
「植野食堂」は町の定食屋や町中華、居酒屋だったりと、本当に普通のお店に行って、僕が料理を教えてもらう番組です。一方、「リモートシェフ」は一流のプロたちが言葉だけで伝えるという番組で、同じ料理番組でも形はだいぶ違います。
でも共通しているのは、料理を作る楽しさ、面白さ、あるいはすごさみたいなものが伝わる番組だということです。料理好きの人たちだけでなく、おいしい食べものへの興味や食品への関心など、“食好き”の人それぞれに刺さる魅力が あると思います。
料理の一番の魅力は食べた人が笑顔になってくれること
――植野さんが思う料理を作る魅力、料理の魅力とはどんなものでしょうか?
料理とは想像力や感性、作り手の思いが込められるものですよね。そこが料理の魅力であるのは間違いないですが、僕はそれ以上に食べた人が笑顔になってくれることが一番の魅力だと思います。
我々みたいな素人でも、一流のプロでも、町の小さなお店でも…それはみんな同じだと思います。お客様であったり、家族であったり、食べてくれた人をいかにして笑顔にするかということを誰もが考えて料理を作っているんじゃないでしょうか。
――ご自身はプライベートで料理をされたり、レシピを教えてもらったりなどはされているのでしょうか?
イベント などで 作ることが多く、、一気に何十人分を作るようなことがあります。「植野食堂」ではお店のレシピを教えていただいていますが、それも僕にしてみればレシピを知るためではなく、お店で出している、普通の味のすごさを教えてもらっている感覚なんですよね。
もちろん、切り方、炒め方といった料理のテクニックはありますが、それよりもお店の人たちの物語や思いを受け止めることによって、「本当のおいしさってなんだろう」と僕も考えることができるし、視聴者の皆さんにも、日常にある普通のおいしさ を伝えたいと思っています。
どんな仕事でも、伝えることより“伝わること”を意識して
――「リモートシェフ」の見どころでもある、“人に伝える技術”。植野さんがプライベートや仕事で人に伝えるときに意識していることがあれば教えてください。
どんな仕事でも同じだと思いますが、伝えるというのは方法にすぎず、伝わることが目的なわけです。そこを分かっていないと、伝えたことで満足して終わってしまいます。僕も伝えるべきことが相手に伝わることを意識しています。
例えば料理を教えるにしても、ただレシピを伝えるだけではなく、相手にどういう料理経験があって、どんな料理が好きで、どんな味覚を持っているかによって伝え方を変えたり、どのような表現をすればいいかなどを考えるのも伝える側の役目です。どんな仕事でも同じだと言いましたが、それが一番分かりやすく結果として現れるのが、じつは料理ではないかと思います。
――たしかに、料理はまず相手のレベルを知らないと教えるのは難しいですね。
料理って、プロセスがものすごく大事。同じ材料でも、作る人が違うと絶対に違うものができるんですよ。もっと言うと、プロセスの奥にある「なぜそうしているのか?」を考えるか、考えないか、です。なぜそこで塩を振るのか、なぜここで火を入れるのか。
「なぜ?」って考えることで、完成度が格段に高くなっていきます。そうすることで、食べる人を笑顔にするという目的にも近づいていけると 思いますし、教える相手がどのような受け止め方をするのかも考えないといけないですね。
――1人のクッカーに2人のシェフという「リモートシェフ」のシステムは、まさに伝え方の違いも見どころになりますね。
シェフたちは普段リモートで教えるなんてことはなくて、店のスタッフに教えるのとは全く条件が違います。「リモートシェフ」では料理経験がそんなにない方にもうまく伝えなければいけないので、そこに出る“伝えるテクニック”も見ていて面白いところですね。
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